占冠村のおすすめ観光スポット5選。どんな名所があるか事前に知っておこう！

占冠村の観光地をご存知ですか？もしかしたら、なんて読むんだと思われる方も多いかもしれませんので、まずは読み方ですが、しむかっぷむらと読みます。北海道の上川地区最南端にある地域で、スケールの大きな自然に囲まれており、リゾート施設も数多くあります。スキーやラフティングをはじめとするスポーツで身体を動かしてリフレッシュしたり、温泉で温まって日頃の疲れを癒やしてみたり、山菜をはじめとするご当地ならではの食材を使った美味しいお料理を味わってみる等、様々な楽しみ方ができるエリアになっています。今回はそんな場所から、一度は訪れて欲しいオススメのスポットをピックアップして5件ご紹介します。

1.星のリゾート　トマム　雲海テラス

占冠村のリゾートと言えば星のリゾートトマムです。ここに雲海テラスはあります。雲海テラスは、当初は夏の早朝にメンテナンスをしていたスタッフだけが知る絶景でした。お客様にも是非絶景を味わっていただきたい思いで2005年から営業を始めました。

雲海を眺めながらのヨガ

営業期間中は「雲海テラス」でヨガが行われます。神秘的な雲海を見ながらのヨガ、一度は体験したくなります。インド発祥に近いスタイルですから、ヨガ好きのあなただけでなく、だれにでも簡単に参加できるものです。

シーズン中の朝、雲海に出会える確率はだいたい50％。そんなトマムで出会うことのできる雲海には3つの種類があります。一つはトマムならではの「太平洋産雲海」、雲の上に突き出るホテルが印象的な「トマム産雲海」、そして天気が悪い日にこそ見られる「悪天候型雲海」です。2010年に、北海道大学と共同で、雲海テラスと麓に観測タワーが設置されていて、夏は雲海が発生する気象条件、冬には降雪や積雪が起こる条件を10分間隔で観測されています。朝早くではありますが、見る価値は十分にありますよ！他では味わえない絶景を見たいという方にぜひオススメしたいスポットです。

2.道の駅　自然体感しむかっぷ

この道の駅にくれば観光情報が手に入ります。パンフレットは占冠だけでなく、旭川、美瑛、富良野などの物も置いています。ショッピングモールがあるので、食事をしてお土産を買ったり休憩できます。また、お手洗いがキレイで自慢なのもいいですね。

ポケットパーク

ポケットパークには変わった噴水があります。プランターが置かれ、さすが日本一寒い占冠ならではの巨大な自然体感寒暖計もあり、記念撮影スポットにもおすすめです。

こちらの道の駅は朝9時から営業しており、先ほどご紹介した星野リゾート・トマムとは車で約１時間の距離です。早朝、雲海を堪能した後に、道の駅で休憩をするのもオススメです。休憩コーナーもありますし、軽食を取り扱う食堂やレストランもあるので、ここでモーニングというのもアリかもしれませんね。駅内では周辺の観光情報を入手することもでるから、1日の旅の拠点として利用するのにピッタリ！ぜひ足を運んでみてくださいね。

3.湯の沢温泉　「森の四季」

ここ「森の四季」は山の中の温泉宿です。平成24年秋にリニューアルされ新しくなりました。癒しの温泉や山菜のお食事の後で囲炉裏で語り合うのもここならではの楽しみです。温泉は肌に良いと評判です。泉質はナトリウム・カルシウム―塩化物冷鉱泉です。

秘境の温泉宿

占冠はかつては陸の孤島と呼ばれていたそうです。そのさらに山の中にあるまさに秘境の温泉宿です。宿の名の通り、四季を通じて山の自然に囲まれ、動植物の息遣いが聞こえてきそうです。

温泉や料理のほかにも、専門の自然ガイドによる「森のプログラム」を1年中おこなっており、湯の沢温泉周辺の森を歩いたり、川の清らかの流れにふれたりする五感で楽しめるプログラムなんです！森林浴と温浴をセットにして楽しむことで、心も体もよりリフレッシュできますよ。冬の間は、雪の森を、動物の痕跡をたどってスノーシューで冒険するというワクワクドキドキしちゃうプログラムです。雪の中での森林浴って、珍しいですよね。

4.赤岩青巌峡

名前の通り、赤や青の巨石の景観が魅力のひとつです。秋の紅葉のシーズンには村の木である楓が彩られ、巨石と共に美しさを増します。赤岩青巌峡に遊歩道が開通しました。またラフティングをしてボートの上からの景色を楽しむのもおすすめです。またここはフリークライミングの聖地でもあります。

赤岩青巌峡遊歩道

巨石と苔の森をめぐることができ、管理事務所からスタートして戻ってくるようになっており、１周すると20~30分のコースです。2013年8月にNPO法人が復元作業を行いました。森林浴のきれいな空気とマイナスイオンで身体が元気になりそうです。

清流鵡川の勇壮な流れに、赤や青の巨岩が織りなす風景はまさに圧巻！古代、海底だった時に微生物が堆積してできたチャートと言われる赤い岩と、渓流の青さ、そして秋の紅葉との対比が特に素晴らしいく、北海道に来たら一度は見ておきたい絶景です。また、秋だけでなく春はツツジも美しいのだそうですよ。かつては、この場所を見るために、林道を延々と歩く必要がありましたが、現在は高速道路のインターが近くに開通し、非常にアクセスが良くなっています。ぜひ立ち寄ってみてください。

5.二二ウ自然の国

「自然体感」とうたっている占冠の中でもこの二二ウは自然の宝庫と言われています。何が素晴らしいかと言えば、二二ウの森は太古も現在も変わらず、ヒグマ、エゾシカ、モモンガをはじめとする動植物が生息しているという事です。大変貴重な森ですね。

二二ウキャンプ場

バンガローが6棟、寝袋やマット、テントのレンタルも有ります。クライミング体験やキャンプファイヤーなど、キャンプ場ならではの楽しみもあります。お子さん連れのご家族や、またカップルで夜空を眺めてロマンティックなキャンプはいかがでしょう。

ニニウ地区は80ヘクタールほどの、山間の小さな盆地です。占冠村では、廃校や集落を再活用し、この土地の自然を壊さずに、整備してきたのだとか。ニニウ自然の国には、6つのゾーンがあり、管理棟やバンガローのある中心施設ゾーン、体験農園のできる農業ゾーン、キャンプ場や炊事場のある野外活動ゾーン、そして、ハーブ園やフラワー園のある香ゾーンなど、ニニウの魅力がギュッと詰まっています。キャンプだけでなく、周辺を散策できるので、森林浴にもおススメです。

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占冠村の観光地をピックアップして5件ご紹介させていただきましたが、いかがでしたか？広大な北海道の中のこの地域だけでも、たくさんの見所に溢れていますね。事前に知っておけば、思いっきり楽しめる旅行になること間違いなしです。早速、今度のお休みは、身体と心のリフレッシュと美味しいお料理に出会えるこのエリアに遊びに行ってみませんか？また、お出かけの際は、これから訪れる人達のためにも、自然を傷つけないようにマナーを守って楽しい時間を過ごしてくださいね。