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青森県青森市にある「酸ヶ湯(すかゆ)温泉」とは、八甲田山系の火山が起源の温泉です。酸ヶ湯という名前が示す通り、強い酸性の温泉です。元々は、”鹿湯”でしたがいつの間にか、”酸ヶ湯”と変化しました。ここでは、「酸ヶ湯温泉」の魅力についてご紹介します。 この地域のおすすめ記事
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酸ヶ湯温泉の魅力
八甲田山に国民保養温泉地があります。登山の帰りに立ち寄る客も多くいますが、多岐にわたる効能と豊富な湯量で温泉そのものを目的とした宿泊客も多数訪れます。また、湯治用の宿泊棟が設けられているほど湯治客も多く訪れます。名物は「千人風呂」で、総ヒバ造りの巨大な建物に”熱の湯”と”四分六部の湯”の二つの大きな浴槽と、打たせ湯があります。脱衣所は男女別ですが温泉は混浴になっています。しかし、女性専用になる時間帯が設けてありますので混浴を避けたい女性の方は、その時間帯に入浴しましょう。また、千人風呂とは別に「玉の湯」があります。 千人風呂では体を洗うことはできませんが、玉の湯では体を洗うことができます。効能は神経痛、リウマチ、皮膚病、婦人病、胃病、痔などです。酸ヶ湯温泉の歴史
開湯は貞享元年(1684年)と伝わります。現在のように整備されていない昔は山奥にありましたが、湯治場として古くからたくさんの人が訪れました。大正時代はこの温泉宿は郡場直世の妻・フミが経営していました。昭和29年(1954年)には、四万温泉、日光湯元温泉と共に国民保養温泉地の第一号に指定されました。混浴の千人風呂は有名ですが、マナーの悪さから女性客の苦情が増え平成16年(2004年)6月に間仕切り板が設置されました。しかし次は間仕切りへの苦情が増え、同年10月に撤去しました。その後は平成17年(2005年)に「混浴を守る会」が常連客を中心に発足し、看板を設置するなど混浴マナー呼びかけなどの活動が行われています。酸ヶ湯温泉に行ったら出来ること
宿泊の他、立ち寄り入浴もできます。千人風呂と玉の湯の片方か両方かで料金が変わります。料金 ・どちらか片方のみ入浴 大人600円 小学生以下300円
・両方入浴(広間の休憩所利用付き)大人1000円 小学生以下500円
利用時間 立ち寄り入浴 午前7時~午後5時半
千人風呂の女性専用時間帯 午前8時~9時、午後8時~9時
広間(休憩所) 午前8時~午後3時
おすすめ観光スポット
◎城ヶ倉大橋城ヶ倉渓流をにかかる城ヶ倉大橋は、平成7年10月に開通しました。日本一の長さを誇る上路式アーチ橋で、谷底からの高さは122mにもなります。城ヶ倉大橋からは、四季折々の八甲田山系の景色が望めます。
住所 青森県青森市荒川字南荒川山
◎八甲田山
標高は1,324mあり、田茂萢岳山頂までの2,459mを八甲田ロープウェーが運んでくれます。春にはブナの新緑、夏には湿原の散策、秋には美しい紅葉、冬には樹氷と一年を通して楽しめます。
おすすめホテル
◎不二やホテル源泉68度の温泉を掛け流している露天風呂と内湯は、旅の疲れを癒してくれます。温泉の後には、その季節ならでは料理が人気です。
住所 青森県大鰐町大字蔵館字川原田63
アクセス 弘前鉄道大鰐線「大鰐駅」から徒歩15分
(車)東北自動車道 大鰐弘前IC→国道7号線 10分
◎リッチモンドホテル青森
客室の種類が豊富で、色々なシーンに使えます。観光だけでなくビジネスにも便利な利便性の高い立地環境です。
住所 青森県青森市長島1-6-6
アクセス 東北新幹線「新青森駅」から車で15分
JR「青森駅」から徒歩15分
おすすめ名産グルメ
◎酸ヶ湯 凍み豆腐極寒の八甲田でひとつひとつ寒風にさらし自然凍結させて作ります。昔より保存食として食べられてきました。数量限定の発売です。
酸ヶ湯温泉へのアクセス
住所 青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50番地アクセス JR東日本 青い森鉄道「青森駅」からJRバス東北十和田北線で約1時間
URL http://www.sukayu.jp/