Kentaro Ohno
川崎市の登戸駅は高架駅にリニューアルし、同時に駅前も再開発されました。小田急線との乗換が便利になりましたが、乗換だけでなく下車駅としても活用されるようになりました。そんな、神奈川県にある登戸駅の基礎知識5個を紹介します。 この地域のおすすめ記事
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登戸駅とは?
登戸駅(のぼりとえき)は、神奈川県川崎市多摩区登戸にある、JR東日本・小田急電鉄の駅で高架駅です。JR登戸駅は1927年に石灰岩輸送のための南武鉄道線の終着駅として開業し、1944年に南武鉄道線が国有化され旧国鉄の南武線の駅となりました。小田急登戸駅は1927年に 稲田多摩川駅として開業しました。JRと小田急は別駅舎で営業していましたが、2006年にJR南武線が橋上駅舎へ移行し、小田急線との連絡橋も供用開始となりました。
乗り入れる路線
登戸駅には、JR東日本の南部線、小田急の小田原線の2路線が乗り入れ、接続駅となっています。JR東日本の登戸駅と小田急登戸駅は駅舎が分かれていますので、乗換にはペデストリアンデッキを渡って1分ほど歩きます。
時刻表
JR東日本の南部線は普通と快速の全列車が停車、小田急の小田原線は各停・準急・区間準急・多摩急行・急行の全列車が停車しますが、快速急行は停車しません。JRと小田急の相互乗換は、別駅舎になっているので改札を出て、2階のペデストリアンデッキを1分ほど歩きます。乗換には時刻表にプラス3分ほどの余裕を見てください。
各路線の時刻表詳細
JR東日本:http://www.jreast-timetable.jp/timetable/list1212.html
小田急小田原線:http://www.odakyu.jp/station/noborito/timetable_up.html
1日の駅利用者数
登戸駅の一日の平均乗降客数は、JR南武線、小田急小田原線ともに過去10年間で数%ですが増加を続けています。小田急線の町田以西(相模大野や海老名)の住宅化が進み、また厚木以西も通勤圏になっていることが影響しているのでしょう。登戸駅は小田急沿線の住宅圏から川崎の「南武線ハイテクライン」への通勤乗換の重要駅です。
平成13年度の一日の平均乗車客数はJR登戸駅 80,465人、小田急登戸駅 79,138人となっています。
周辺観光スポット
藤子・F・不二雄ミュージアム
藤子・F・不二雄ミュージアムは、「ドラえもん」、「パーマン」など、今も多くの読者に愛される名作を生み出した藤子・F・不二雄の作品を紹介するミュージアムです。藤子・F・不二雄夫人が、長年過ごした川崎市にドラえもんをはじめとするまんがの原画約5万点を寄託し、登戸駅の隣駅、向ヶ丘遊園にオープンしました。原画の展示室やシアターのほか、まんがを読めるコーナーや作品にちなんだメニューを提供するカフェなどがあり、大人から子供まで楽しめる施設です。日本民家園
日本民家園は、登戸駅から徒歩25分の生田緑地にある私立の野外博物館です。敷地内には日本各地から集められた、歴史的な価値のある古民家を永く将来に残すことを目的に作られました。25の建物があり、内7件は国の重要文化財の指定を受けていて、そのほかの建物も県や市の重要文化財です。合掌造の江向家住宅(国・重文)や曲がり屋の工藤家住宅(国・重文)など住宅の他に、船越の舞台(国・重文)などもあります。全国の貴重な古民家が一か所で見られる珍しいスポットです。川崎市フルーツパーク
川崎市フルーツパークは、市内の果樹経営農家のための試験・研究・指導を行なう施設として設置されましたが、市民に開放するため拡張整備して昭和47年に開園しました。川崎市多摩区は長十郎梨の生産地です。園内の露地果樹園ではナシ、ウメ、カキ、ミカン、ビワなどを栽培しており、熱帯果樹温室ではパパイア、バナナ、パッションフルーツなどを栽培しています。年間を通じて様々な果樹の花や果実を見ることが出来ますが、もぎ取りは行っていません。■ 基本情報
- ・名称:JR登戸駅
・住所:神奈川県川崎市多摩区登戸
・営業時間:みどりの窓口 7:00~20:00
きっぷうりば 4:30~23:50
・公式サイトURL: