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群馬県の渋川駅は、伊香保温泉の玄関口です。讃岐うどん、稲庭うどんと並び、日本三大うどんのひとつ「水沢うどん」のふるさとでもあります。観光とグルメの街、渋川市にある渋川駅の乗入れ路線や時刻表は?渋川駅を利用する前にチェックしておきたい基礎知識をまとめました。渋川駅とは?
渋川駅(しぶかわえき)は、群馬県渋川市渋川辰巳町にある、JR東日本の駅で地上駅です。1921年に旧国鉄の上越南線の駅として開業しました。現在の駅舎は首都圏では少なくなってきている、瓦屋根の木造平屋建ての懐かしい駅舎です。乗り入れる路線
渋川駅には、JR東日本の上越線と吾妻線の2路線が乗り入れていて、吾妻線は起点駅です。上越線は上越新幹線が開通して以来、ダイヤ改正のたびに急行や特急など優等列車の運行本数が縮小され、現在は時刻表上の優等列車は運転されていません。時刻表
JR東日本の上越線は普通列車の全列車が停止します。吾妻線は渋川駅が起点駅になっているので、すべての普通列車と特急「草津」が停車します。特急「草津」は路線上は渋川駅が起点ですが、上越線~高崎線を経由して上野駅まで運行しています。各路線の時刻表詳細
JR東日本:http://www.jreast-timetable.jp/timetable/list0806.html
1日の駅利用者数
渋川駅の一日の平均乗車客数は、過去10年間でほとんど変化していません。渋川駅は上越線と日本三大名湯のひとつである草津温泉駅のある吾妻線との乗換駅になっていることや、上越線の下り特急列車が渋川止まりであることの利便性が、観光地を抱える駅でありながら、乗車人数の増えない要因になっているでしょう。平成13年度の一日の平均乗車客数は3,506人となります。
周辺観光スポット
伊香保温泉
伊香保温泉は榛名山の東側の斜面に温泉街で、長さ300m、365段の石段の両側に旅館やみやげ物店が並ぶめずらしい温泉街です。近年は、新しく石段がとりかえられたり公衆浴場の新築や関所の復元などが行われたりと、新しい温泉へと変化しています。温泉街のいちばん奥には、子宝の湯として知られる露天風呂があります。伊香保温泉は「黄金(こがね)の湯」として知られています。黄金の湯は、湯の中の鉄分が酸化し、独特の茶褐色になったものです。この湯は刺激の少ないお湯で、「子宝の湯」として喜ばれてきました。榛名山
榛名山は、群馬県にある上毛三山の一つで、山の麓に榛名神社が祀られていて、古来から山岳信仰の山でした。山頂には火山の噴火でできた榛名湖があり、冬には厚い氷が張りワカサギ釣りのメッカとなります。中央火口付近は、その姿から榛名富士と呼ばれていて、ロープウェイで山頂まで登ることができます。湖面静かな榛名湖に映る逆さ榛名富士を見ることができれば幸運が訪れるという言い伝えがあります。水澤観音
水澤観音は、約1300年に創建された坂東三十三番札所中の第十六番札所です。境内の中心にある本堂には、本尊「千手観世音菩薩」が安置されています。六地蔵尊を安置している六角二重塔は地蔵堂とも呼ばれ重要文化財に指定されています。規模は小さいながら歴史を感じさせられるお寺で、特に、朱塗りの仁王門は見ごたえがあります。また、釈迦堂はギャラリーになっていて、本堂や仁王門などにあった釈迦三尊像、仁王像、二十八部衆像・十一面観世音菩薩像、円空仏などが安置されていて、無料で拝観ができます。■ 基本情報
- ・名称:JR渋川駅
・住所:群馬県渋川市渋川1651-4
・営業時間:みどりの窓口 6:00~20:00
きっぷうりば 5:10~23:40
・公式サイトURL:http://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCd=806