仏塔の形式の一つ「五重塔」。真っ先に思い浮かぶのは京都?いえいえ、そんなことはありませんよ!日本で一番綺麗な五重塔は青森県にある「最勝院」なんです。五重塔は五重の屋根を持つもので、下から順に地、水、火、風、空とそれぞれ5つの世界を示し、仏教的な宇宙観を表しているんですよ☆
1.「最勝院」とは?
青森県弘前市にある真言宗智山派の寺院「最勝院」。新寺町と呼ばれる地区にある46の寺院が建ち並ぶ中で代表的な寺院です。地元の方々には「五重塔の寺」として親しまれています。以前まで観光地化されていない穴場的存在だったが、日本一綺麗な五重塔があると訪れる人も増えています。藩政時代には総禄や千を超える神社の総括など、津軽に於ける寺社への影響力が大きかった寺院です。
2. どんな魅力が?
繁華街から近いにもかかわらず、周囲に目立った高層の建物がないために、町のいたるところから見ることができる五重塔。春には季節の花、秋には紅葉と自然を満喫できる場所ですよ♪周りにはたくさんのお寺があり、散策にも最適です。のんびりと観光するには穴場でいいですよ。3.見どころ・お勧めポイント
五重塔
「最勝院」の目玉、五重塔。建立寛文7年、国指定の重要文化財になっています。戦国時代に敵味方関係なく、戦死者を供養するために建てられたそうです。見た目だけでなく、建てられた経緯も日本で一番綺麗な五重塔なんですね☆最勝院に伝わる伝説・土踏まずの最勝院
追手門から南内門を過ぎ、本丸へと入るためにかけられている赤塗の欄干がかかった橋・下乗橋があります。その昔、弘前城が高岡城と呼ばれていた頃、藩主はこの下乗橋を渡るには駕籠を降り、歩いてわたらなければなりませんでした。しかし最勝院の住職だけが駕籠から降りず、そのまま通過することを許されていました。最勝院の住職はそれほどの地位を持っていたんですね。そこから「土踏まずの最勝院」と言われていたのです。
猫突不動明王
さまざまな神社には不動明王が祀られているところもあります。ここ「最勝院」には「猫突不動明王」が奉安されているんです。「猫突き」なんてちょっと変わってますね。これは「最勝院」に伝わる古い伝説があり、その昔寺院で悪さをしていた化け猫をこの不動明王が退治したことにあります。右手に持つ剣で化け猫を付き、左手にある縄で捕縛したそうですよ。
4.口コミ
http://www.jalan.net/kankou/spt_02202ae2180021767/
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5.詳細
■ 基本情報
- ・名称:金剛山 最勝院
- ・住所:青森県弘前市大字銅屋町63番地
- ・アクセス:JR弘前駅 弘南バス弘前高校前下車徒歩約三分
- ・拝観時間:9:00-16:30
- ・定休日:なし
- ・電話番号:0172-34-1123
- ・公式サイトURL:http://www15.plala.or.jp/SAISYOU/
こんなところに穴場スポット!「最勝院」は日本で一番綺麗な五重塔☆青森県に行った際には是非訪れてみてください♪