長崎の水族館は、独特の展示がされている特化型の水族館ばかりです。ペンギンがたくさん見られる水族館や、新種のクラゲやレアなクラゲが見られる水族館、そして、干潟の生き物が見られる水族館などバラエティ豊かです。長崎旅行の時は、お勧めの観光スポットです。
1.長崎ペンギン水族館
長崎ペンギン水族館は、JR長崎駅からバスで30分ほどでペンギン水族館前下車、車なら長崎自動車道「長崎芒塚インター」から一般道を後戻ること約5分のところにあります。橘湾に面していて、遠くには牧島が見えるロケーションにあります。やはり、ペンギン水族館という名前だけあって、注目はペンギンたちのいるエリアです。総勢180羽、そのうちの70%が長崎生まれという地元出身ペンギンとなっています。
見ることができるのは、キングペンギン、ジェンツーペンギン、ヒゲペンギン、マカロニペンギン、イワトビペンギンなどの亜南極ペンギンと、フンボルトペンギン、ケープペンギン、マゼランペンギン、コガタペンギンなどの温帯ペンギンたちです。
ペンギンの魅力を存分に堪能できます
ペンギンが好きな人なら、おそらくあこがれの地と言ってもいいでしょう。ここでは、いろいろなイベントを通してペンギンの魅力を見せてくれます。「ペンギンの餌やり体験」や「キングペンギンのパレード」、「フンボルトペンギンのタッチング」などでペンギンと触れ合ったり間近で見たりできます。お勧めは、「ふれあいペンギンビーチ」ですね。ここでは、自然の海で泳ぐペンギンの姿を観に行くことができます。これは世界初の試みで、より自然に近い形でフンボルトペンギンの行動を見ることができます。
アウトドアまでできちゃいます
http://blog.penguin-aqua.jp/archives/8658
この水族館では、いろいろなイベントがありますが、その中でバックヤードツアーや、えさやり体験など、他の水族館でもできるものだけではなく、「カヤック体験」と言うイベントも開催しています。このイベントは、他に類を見ないものなので、注目です。親子でペンギンを見た後、海の上をシーカヤックで漕いでみるのは、とても新鮮な体験ですよね。きっといい思い出となるでしょう。
■ 基本情報
- ・名称:長崎ペンギン水族館
- ・住所:長崎県長崎市宿町3-16
- ・アクセス:JR長崎駅からバスで30分ほどでペンギン水族館前下車 長崎自動車道「長崎芒塚インター」から一般道を後戻ること約5分
- ・営業時間:9:00~17:00
- ・定休日:年中無休
- ・電話番号:095-838-3131
- ・料金:510円
- ・公式サイトURL:http://penguin-aqua.jp/
2.九十九島水族館 海きらら
九十九島水族館 海きららは、JR佐世保駅からバスで約25分のところにあります。佐世保駅から有料シャトルバスが出ていておとな240円で子ども120円、18分ほどで到着します。駐車場は700台分ありますが、有料となっています。この水族館では、ハンドウイルカの様な哺乳類から、タマカイという名前の180cmもの巨大な魚などの魚類、アオウミガメの様な爬虫類、カブトガニの様な甲殻類が見られます。
特に、カブトガニはこの水族館で繁殖させていて、時期によってはその幼生(あかちゃん)が見られます。国の天然記念物に指定されている生き物が増えているのはいいことですよね。
クラゲたちの幻想的な世界
この水族館では様々なクラゲを見ることができます。ほのかに光るクラゲたちがゆったりと泳ぐ姿は、とても幻想的で落ち着く、癒しですよね。この水族館では2010年に採取された「ホシヤスジクラゲ」など、珍しいクラゲを見ることができます。また、2011年に採取された「ワタゲクラゲ」は、世界で初めて発見された新種です。こういう新種の発見などは、まだまだ海の世界は未知に満ちているロマンを感じますよね。
また、常設ではないのですが、職員が採取したかなり珍しい「キヨヒメクラゲ」と言うハート形のクラゲも。ただ、繁殖が難しいので採取された時だけの展示となっています。
■ 基本情報
- ・名称:九十九島水族館 海きらら
- ・住所:長崎県佐世保市鹿子前町1008番地
- ・アクセス:JR佐世保駅からバスで約25分 有料シャトルバスで18分
- ・営業時間:9:00〜18:00
- ・定休日:年中無休
- ・電話番号:0956-28-4187
- ・料金:1440円
- ・公式サイトURL:http://www.pearlsea.jp/umikirara/
3.諌早ゆうゆうランド干拓の里
諌早ゆうゆうランド干拓の里は、干拓の里から車で3分、徒歩で16分のところにある水族館です。諫早湾ゆうゆうランド 干拓の里の中にある施設で、本明川全体と有明海周辺に生息する生物を展示しています。長崎の貴重な干潟の生態系について学ぶことができます。注目は、やはり諫早湾の環境を再現するために作られた直径5メートルの干潟水槽です。これは日本全国でも初めて製作された貴重な施設です。
この水族館では、川の流れからありあけ階までを再現するため、渓流水槽、中流と下流水槽、有明水槽弐分かれていて、川全体の性体験¥胃がわかりやすく展示されているのが特徴ですね。
やはり、ムツゴロウですね
http://aquarium-mistral.blog.so-net.ne.jp/2013-10-23
ムツゴロウは、有明海でよく知られた魚です。他にもこの水族館では、ワラスボやシオマネキ、トビハゼなど干潟の生き物たちが見られます。これらは、干潟でしか見ることができない生き物で、初めて見る人には、ちょっとびっくりするかもしれませんね。他にも、海の生き物では、マダイやクロダイ、メジナ、ボラなどの魚が見られます。同じ魚でも干潟の魚と体型などにかなりの違いがあるのが、興味深いでしょう。
お勧めは、ふれあい水槽です。ここでは、カメやコイ、フナなど淡水の生きものが入っていて、触ることができます。生きている魚い触れたことがない子どもには、目新しい体験となりそうですね。
■ 基本情報
- ・名称:諌早ゆうゆうランド干拓の里
- ・住所:長崎県諫早市小野島町2232
- ・アクセス:干拓の里から車で3分、徒歩で16分
- ・営業時間:午前9時30分~午後5時00分
- ・定休日:月曜日
- ・電話番号:0957-24-6776
- ・料金:300円
- ・公式サイトURL:http://www.kantakunosato.co.jp/manabu/suizokukan.htm
素材提供:トリップアドバイザー