古墳の中に入れちゃう！古墳公園・大陵苑で古代朝鮮へトリップ

多くの史跡、遺跡がある慶州の中でも、屋外の博物館ともいえるのが古墳が集まっている大陸苑です。古墳とともに緑豊かな公園は、散歩にもぴったりのエリアとして人気があります。

１．古墳公園・大陵苑とは？

大陸苑は、広大な敷地の中に23基もの古墳があるという慶州一の規模を誇る古墳群です。中でも天馬塚は唯一中を見学をできることもあり、古代史、歴史ファンに注目されています。

２．古墳公園・大陵苑の見どころ

天馬塚は大陸苑で最も有名な古墳で、内部を公開しています。「天馬を描いた」馬用泥除けが出土したことから、「天馬塚」と呼ばれるようになりました。出土品も数多く、国立博物館で現物は展示、収蔵されていますが、この天馬塚内部でもレプリカが公開されています。

新羅第13代王の味鄒王を祀られている古墳が、味鄒王陵です。入口から入ってすぐの場所にあり、「三国史記」に記録があることから、この古墳群が大陵苑と名付けられました。 2つ山の皇南大塚は、2つの古墳が連なった瓢箪型をしており、数多くの古墳がある慶州市内でも大きい方に入ります。瓢箪型の古墳は夫婦で埋葬されており、5世紀頃の王とその妃ではないかと言われています。 古墳と緑に囲まれた大陵苑は、季節の植物を楽しむことができる公園としても人気があります。春は、近隣の道路も含めて、桜の名所としても知られています。
近隣には、他にも遺跡、史跡がたくさんあるため、まとめて見学することもできます。例えば、東洋で一番古い天文台である瞻星台、鶏林、朝鮮時代の史跡の半月城なども是非見ておきたいですね。

３．古墳公園・大陵苑訪れた人の声