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京都をぶらり散策中に、ふと食べたくなる甘味。和パフェやケーキも良いけれど、昔ながらのお団子も食べたくなりますよね。京都観光の醍醐味と言えば、神社巡りのあいまに立ち寄る甘味処もその一つではないでしょうか?歴史あるお店でいただく甘味の数々、美味しいお茶お飲みながらホッコリする瞬間は至福のひとときですね。しかし、いざお店選びとなると選択肢が多くて困ってしまうことも。そこで今回は、抹茶チョコレートとからめて食べるお団子や、みたらし団子や茶団子など、お団子を店内で食べることができる甘味処17店舗をご紹介します。
1.ジュヴァンセル祇園店
この店の名物は濃厚な抹茶チョコレートソースに、季節の果物や半生ケーキ、お団子などをからめて食べる新感覚スイーツ『祇園フォンデュ』です。最後に残った抹茶チョコレートソースにはホットミルクを注ぎ、抹茶ラテにして飲むことができます。
http://www.kyoto2.jp/entry/2015/02/28/145014
基本情報
- ・名称:京洋菓子司ジュヴァンセル祇園店
- ・住所:京都市東山区八坂鳥居前南入清井町482 京ばんビル2F
- ・営業時間:10:00 ~ 18:00(喫茶コーナーの閉店案内は並び状況により早まる場合あり)
- ・定休日:不定休
- ・電話番号:075-551-1511
- ・料金: 祇園フォンデュ1,404円(税抜1,300円)
- ・公式サイトURL:http://www.jouvencelle.jp/index.html
2.十文堂
http://blogs.yahoo.co.jp/bambi_1015n/11424515.html
八坂神社と清水寺のほぼ中間に位置しているので、観光などで疲れた時に、お団子を食べながら一休みできますね。
十文堂の炙り団子は、ひと粒が直径12ミリ。小さいお団子です。みたらし・黒ごま醤油・京風白みそ・いそべ焼き・粒あんの5種類があります。 1種類1本ずつ楽しめるセットもあるので、どれにしようか迷った時にも安心ですね。
基本情報
- ・名称:十文堂
- ・住所:京都市東山区玉水町76(東大路通八坂通下ル)
- ・営業時間:11:00 ~ 17:30
- ・定休日:毎週水曜日・木曜日
- ・電話番号:075-525-3733
- ・料金:360円(税込)から
- ・公式サイトURL:http://www.jumondo.jp/index.html
3. 梅園(うめぞの)
昭和2年の創業の梅園清水店は、清水寺からほど近い産寧坂にあります。清水寺や高台寺参拝で疲れた時に、ほっとひと休みできるロケーションですね。梅園のみたらし団子は珍しい俵型。この形は串からお団子が取りやすいため、口の周りをあまり汚さずに食べることができます。創業以来、変わらぬ味を保ち続け、甘辛い秘伝のタレと香ばしい焦げ目が特徴です。
基本情報
- ・名称:梅園清水店
- ・住所:京都市東山区清水産寧坂339-1
- ・営業時間:11:00 ~ 18:00
- ・定休日:なし
- ・電話番号:075-241-0577
- ・料金:みたらし団子430円
- ・公式サイトURL:http://umezono-kyoto.com/
4.つるき餅本舗七条店
http://kimotoshi.exblog.jp/18959863/
つるき餅本舗七条店は七条通りに面していて、三十三間堂からは東へ徒歩数分のところです。 「みたらしだんご」の看板が目印になっています。
こちらのみたらし団子の特徴は、何と言っても黒糖を使用したコクのある黒蜜風のタレ。このタレをからめただけでも美味しいのに、さらに上からたっぷりとかけられたきなこがタレとマッチして絶妙の味が楽しめます。 店内は座席数が少ないので相席の可能性もありますが、美味しいお団子を食べながらだと自然と話が弾むかもしれませんね。
http://kimotoshi.exblog.jp/19825676/
基本情報
- ・名称:お菓子司つるき餅本舗七条店
- ・住所:京都府京都市東山区七条通本町東入ル西之門町561
- ・営業時間:11:00 ~ 18:30
- ・定休日:不定休
- ・電話番号:075-525-7660
- ・参考サイトURL:http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26007172/
5.通圓茶屋
http://blogs.yahoo.co.jp/melody_maker_yoshi/35672562.html
平安時代に創業した通圓の宇治本店は、京阪電車宇治駅のほぼ真正面、宇治橋の東詰たもとにあります。 周辺には世界遺産である宇治上神社や源氏物語ミュージアムなどがあり、観光客や参拝客を癒し続けています。
こちらの店舗では、甘さが控えめで上質の抹茶のほろ苦さを感じることができる茶団子をいただけます。
悠々と流れる宇治川の風景を眺めながら、茶団子のモチモチとした食感を楽しんでくださいね。
基本情報
- ・名称:通圓(つうえん)
- ・住所:京都府宇治市宇治東内1番地 (京阪宇治駅 真正面)
- ・営業時間:9:30 ~ 17:30
- ・定休日:なし
- ・電話番号:0774-21-2243
・公式サイトURL: http://www.tsuentea.com/
6.加茂みたらし茶屋
写真提供:みかりんご。下鴨神社西参道から徒歩数分のところにある加茂みたらし茶屋は、みたらし団子の発祥地です。
店内はもちろん、天気の良い日には外にある緋毛氈敷きの腰掛でも、お団子をいただくことができます。
加茂みたらし茶屋のお団子は、やや小振りなものが1串に5つ刺さっています。
自家製のタレは黒みつがベースで、まろやかなタレの風味がお団子にからまり、3本くらいならお茶と一緒にペロリと食べることができます。 下鴨神社は表参道が長いので、参拝後の疲れた体に甘いものを食べれば、疲れが吹き飛ぶかもしれませんね。
写真提供:みかりんご。
基本情報
- ・名称:加茂みたらし茶屋
- ・住所:京都市左京区下鴨松ノ木町53
- ・営業時間:9:30 ~ 20:00(ラストオーダー19:30)
- ・定休日:水曜日(祝日の場合は営業)
- ・電話番号:075-781-1460
- ・料金:みたらし団子3本420円(税込) お茶付き
7. 古都香(ことか)
http://www.kyoto-kotoka.com/demachihonten.htm
ここでは名物のみたらし団子のほか、京きなこのお団子やバター醤油のお団子などを店内で食べることができます。
古都香のお団子は、近江米を100%使用した生地で作られたものを丁寧に焼き上げ、その上に甘辛い秘伝のタレをかけた みたらし団子です。
甘さ控えめで少し大きいのが特徴です。店内では、ほうじ茶や抹茶・コーヒーなどと一緒にセットでいただくことができます。 1本から気軽に買うことができるので、食べ歩きもできますね。
http://www.kyoto-kotoka.com/demachihonten.htm
基本情報
- ・名称:古都香(ことか)出町柳本店
- ・住所:京都市左京区田中下柳町17
- ・営業時間:10:30 ~ 18:00
- ・定休日:基本…火曜日・第2第4水曜日・当分の間は不定休
- ・電話番号:075-712-1939
- ・料金:お好きなお団子(1本)とほうじ茶(夏季は水出し煎茶も有)400円~
- ・公式サイトURL:http://www.kyoto-kotoka.com/demachihonten.htm
8.かざりや
今宮神宮を出てすぐのところにある創業400年の歴史ある「あぶり餅」の老舗です。メニューもあぶり餅一人前500円のみという、あぶり餅一筋のお店。すぐ目の前にある「一文字屋和助」もあぶり餅の老舗で、好みは分かれますがどちらも絶品です。こちらのあぶり餅は、串の先にちょこんとついた小さいお餅に白味噌ベースのタレがたっぷり。あぶった香ばしいお餅に、甘めのタレが絶妙にマッチします。
■ 基本情報
- ・名称: かざりや
- ・住所: 京都府京都市北区紫野今宮町96
- ・アクセス: 京都市営バス46系統「今宮神社前」から歩いて3分
- ・営業時間: 10:00 ~ 17:30
- ・定休日: 水曜日
- ・電話番号: 075-491-9402
- ・料金: あぶり餅 一人前500円
- ・参考サイトURL: http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260503/26001670/
9.美玉屋
下鴨神社の北側にある「美玉屋」は、創業70年の老舗のだんご屋です。みたらし団子の発祥としてしられる下鴨神社ですが、周辺で最も人気があるのが「美玉屋」の「黒みつだんご」です。黒蜜ときな粉のバランスが絶妙で、最近では高島屋や伊勢丹でも購入が可能になったようです。ツルツルとした食感の団子に黒蜜をからめ、たっぷりのきな粉がかかっています。催事などの時以外は10本入りが基本のようで、かなりのボリュームになります。
■ 基本情報
- ・名称: 美玉屋
- ・住所: 京都府京都市左京区下鴨高木町西入ル下鴨東本町18-1
- ・アクセス: 松ケ崎駅から徒歩11分
- ・営業時間: 9:30 ~ 19:30
- ・定休日: 火曜日
- ・電話番号: 075-721-8740
- ・料金: 黒みつだんご 10本入り1,080円
- ・参考サイトURL: http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260503/26002571/
10.おだんごの店 藤菜美 二年坂店
京都の代表的な観光地の二年坂にある「藤菜美」は、みたらし団子とお茶だんごがおいしいお団子屋さんです。こちらのみたらし団子は、好みできな粉をかけて食べる珍しいタイプ。お茶をしながら食べる焼きたてのみたらし団子はたまりませんね。とろっとした団子に甘さ控えめのタレがかかったみたらし団子、抹茶のかかったもっちりとしたお茶だんご。どちらを食べるか悩んでしまうでしょう。黒糖、抹茶、きな粉と3種類あるわらび餅も大人気です。
■ 基本情報
- ・名称: おだんごの店 藤菜美 二年坂店
- ・住所: 京都府京都市東山区高台寺枡屋町349 二寧坂 洲浜屋内
- ・アクセス: 【電車】◆地下鉄東山駅より徒歩約22分
- ◆祇園四条駅より徒歩約17分
- ・営業時間: 10:00 ~ 18:00
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 0120-81-2473
- ・料金: みたらしだんご3本…300円 / 抹茶セット…500円
- ・公式サイトURL: http://www.kyoto-fujinami.jp/
11.日栄堂
北野天満宮から歩いて数分のところにある「日栄堂」は、この界隈では一二を争う人気のお団子屋さんです。メニューはみたらし団子1本110円のみで、年季の入った外観は歴史を感じさせます。イマドキではない昔懐かしいみたらし団子は、一度は食べてほしい一本です。手作り感のある不揃いな団子が3つ、ばらばらの焼き目もまた味があります。とろっとした醤油の風味が強いタレに香ばしい団子が絶妙で、懐かしい気持ちにさせてくれるみたらし団子です。
■ 基本情報
- ・名称: 日栄堂
- ・住所: 京都府京都市上京区今出川通七本松東入ル西上善寺町189
- ・アクセス:【電車・バス】◆京福電気鉄道北野線 北野白梅町駅下車後、徒歩約12分
- ◆京都市営バス「上七軒」停留所から徒歩約1分
- ・営業時間: 11:00 ~ 17:00
- ・定休日: 金曜日
- ・電話番号: 075-463-0455
- ・料金: みたらし団子 1本 110円
- ・参考サイトURL: http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260501/26002192/
12.能登椽 稲房安兼(のとのじょう いなふさやすかね)
世界遺産「平等院鳳凰堂」の表参道にある「能登椽 稲房安兼」。かなり読みづらい名前ですが、宇治らしいお茶のだんごで有名なお店です。残念ながら店内で食べることは出来ませんが、30個入りで420円とかなりリーズナブルなのは魅力ですね。箱にびっしり並んだ抹茶色の団子は、何もかかっていなくてかなりシンプル。弾力のある団子で、ほのかに抹茶の風味が広がる素朴な味がクセになりますよ。
■ 基本情報
- ・名称: 能登椽 稲房安兼
- ・住所: 京都府宇治市宇治蓮華11
- ・アクセス:【電車】◆京阪電気鉄道 宇治線「宇治駅」から徒歩約6分
- ◆JR奈良線「宇治駅」から徒歩約10分
- ・営業時間: 9:00 ~ 18:00
- ・定休日: 木曜日、第3水曜日
- ・電話番号: 0774-21-2074
- ・料金: お茶のだんご 30個入り420円
- ・公式サイトURL: http://www.inafusa-yasukane.com/
13.杵つきごま本舗 ごま福堂 錦市場店
この辺で一つ変わり種を。こちらはだんご屋ではなく、ごまの専門店です。お店には’ごまソムリエ’がおり、あらゆるゴマ製品が販売されています。ごまや胡麻油をはじめ、ごまソフト、ごまチョコなど種類が豊富です。甘味では金ごま醤油餅や黒ごま黒糖饅頭が人気のようです。ごま団子として売られているのは中にチーズが入ったおやつのようなもので、金ごま醤油餅が串に刺さったお団子です。醤油のついた団子にたっぷりの金ごま、香ばしいゴマの薫りが口いっぱいに広がります。
■ 基本情報
- ・名称: 杵つきごま本舗 ごま福堂 錦市場店
- ・住所: 京都府京都市中京区錦小路通麩屋町東入鍛冶屋町205
- ・アクセス: 河原町駅から徒歩4分
- ・営業時間: 10:00 ~ 18:00
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 075-241-0180
- ・料金:金ごま醤油餅120円 ごま団子2個160円
- ・公式サイトURL:http://www.kyoto-nishiki.or.jp/stores/gomafuku/
14.みよしや
祇園四条駅からわずか1分程度の場所に、知る人ぞ知るみたらし団子の名店「みよしや」があります。営業が夜のみで売り切れ次第終了という希少価値もあって、行列が出来ることもある隠れた名店です。目の前で焼き上げられる団子は香ばしく、これでもか!とたっぷりタレを絡めてくれます。メニューはみたらし団子100円のみで、きな粉をかけて食べることも出来ます。とろみは強いけれどサッパリしたタレにきな粉が絡みついて、何とも言えない美味しさ。何本でも食べることができそうな、みたらし団子です。
■ 基本情報
- ・名称: みよしや
- ・住所: 京都府京都市東山区四条通大和大路西入ル廿一軒町226
- ・アクセス: 京阪「祇園四条駅」から徒歩約1分
- ・営業時間: 19:00頃 ~ 22:00頃(売り切れ閉店)
- ・定休日: 不定休
- ・電話番号: 非公開
- ・料金: みたらしだんご100円
- ・公式サイトURL: http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26002185/
15.丹後でダンゴ
面白いネーミングの「丹後でダンゴ」は、だんご屋とは思えないポップな外観のおだんご屋さんです。丹後の美味しいお米を広めるために作られた新しいだんご屋で、こだわりのお米から作る杵つきだんごは冷めても柔らかいのが特徴です。定番のみたらし団子以外に、ここでしか食べられない「りんご団子」や「パイナップル団子」があります。白い団子にジャムのような果物のタレがかかっており、サッパリと食べられる斬新な一品です。
■ 基本情報
- ・名称:丹後でダンゴ
- ・住所: 京都府宮津市新浜1991-1 キセンバ港館、1階
- ・アクセス:【電車】宮津駅から徒歩約10分
- ・営業時間: 10:00 ~売切れ次第終了
- ・定休日: 火曜日
- ・電話番号: 0772-22-5000
- ・料金: みたらし団子120円
- ・公式サイトURL: http://www.tangodedango.jp/
16.京阪宇治駅前 駿河屋
京阪宇治駅からすぐ近くのところにある「駿河屋」の大きな看板が目立つ、茶だんごで有名な和菓子のお店です。茶だんご以外にも抹茶を使った上品な甘味が並んでおり、抹茶味のういろうの上にたっぷり小豆が乗った水無月も茶だんごに並んで人気となっています。宇治の老舗が作る茶だんごは、もちもちの食感に抹茶の香りが上品に広がります。ほのかな抹茶の苦みが、だんごの甘さとマッチして次から次へと食べたくなってしまいますね。
■ 基本情報
- ・名称: 京阪宇治駅前 駿河屋
- ・住所: 京都府宇治市宇治東内16
- ・アクセス:【電車】◆京阪宇治駅から徒歩約1分
- ◆JR奈良線 宇治駅下車後、徒歩約10分
- ・営業時間: 9:00 ~ 19:00
- ・定休日: 木曜日
- ・電話番号: 0774-23-8191
- ・料金: 茶だんご 100円
- ・公式サイトURL: http://chadango.jp/
17.桃山餅
名水やパワースポットとして有名な御香宮神社、その正面にある「桃山餅」はみたらし団子で有名なお店です。1本に小さくて形のいびつな団子が5つ、濃い色のタレがたっぷり。地元伏見の人たちに親しまれる、京都の王道みたらし団子です。串の先の一つ目の団子と二つ目以降に隙間があいている、これが京都の伝統的なみたらし団子の形。そんな伝統を守り続けるお店の、古き良きみたらし団子はもちろん絶品です。
■ 基本情報
- ・名称: 桃山餅
- ・住所: 京都府京都市伏見区御香宮門前町191
- ・アクセス:【電車】◆京阪本線「伏見桃山」駅から徒歩約3分
- ◆近鉄京都線「桃山御陵前」駅から徒歩約2分
- ◆JR奈良線「桃山」駅から徒歩約5分
- ・営業時間: 9:30 ~ 17:00
- ・定休日: 月曜・火曜
- ・電話番号: 075-601-3395
- ・料金: みたらしだんご1本80円
- ・参考サイトURL: http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260601/26006917/
京都おすすめの甘味処いかがでしたか? いまどきの和スイーツも魅力的ですが、やっぱり昔ながらのお団子が歴史ある街並みによくマッチしますね。定番のみたらしだんごと茶だんごが人気のようで、変わらない老舗の味が好まれているようです。
観光などで訪れる際には、是非「だんご」で一息入れてみてくださいね♪