frontriver
次の長期休暇は「北海道一周をしてみたい!」と思う人も多いと思います。道民の筆者が北海道1周の時の役立つ情報をご紹介します。
広大な大地の北海道。いったん足を踏み入れたからには見どころを全部網羅してやろうという意気込みの方もいらっしゃるでしょう。時間はかかりますが、レンタカーでドライブかバイクでツーリングなら、それも可能です。
北海道1周は、ルートや立ち寄る場所のより、距離が大きく変わります。(内陸部や峠は通らないなど)
お越しの際は事前にルートをばっちり計画して来て下さいね♪
〇北海道1周ってどのくらい(距離)?日数は?
http://onsen.u-p.co.jp/get.php?action=map
北海道はとっても広いです。
周りをぐるっと1周と考えるなら、最低でも2300キロ前後と考えてみてください。
内陸部に目的地があるならばその分もプラスして。
ひたすら走れる方でも、日数は必ず正味5日確保してくださいね。
ドライバーの人数にも寄りますが、8~10日を目安にされると良いです。
北海道では、「近いから寄ってみよう~!」と走っているうちに、20~30㎞はザラです。
観光を兼ねるなら2500~2800㎞走行する予定で来て下さいね。
http://minkara.carview.co.jp/userid/488721/spot/418327/
道民の意見からすると…観光スポットは、内陸部の方が多いです。
ほぼ1周くらいの気持ちで、観光スポットも織り交ぜながらのんびりとドライブを楽しみましょう。
ちなみに、ちなみに、ツーリングでの場合であれば、最低でも7日ほどは見ておくのがベストでしょう。とは言え、時間をかければかけるほど北海道の魅力に見て触れることができますので、ゆっくり時間をかけて周るのもオススメですよ。
〇最低限ここだけは押さえておきたい観光スポット(エリア別に)
道北 稚内 宗谷岬
日本最北端にある宗谷岬。天気や良ければ、北側の半島も見る事ができますよ。
道民でも、ツーリングなどの目的地に訪れます。
岬の中では「着いた~!!!」という達成感は1番ありますよ。
正確には、日本政府の実効支配が及び、一般人が足を踏み入れることができる範囲の中で、最北端となる岬です。周氷河地形を肉眼で確認できる全国的にも珍しいスポットでもあり、北海道遺産にも選定されています。
道東 知床 知床岬
知床五湖など、自然が堪能できる知床。そして海の幸も美味しい!帰りは川湯温泉で温まるのはいかがでしょうか?
北海道の観光において、世界遺産に登録されている知床は外せない必見スポットです。知床半島の先端に位置しており、オホーツク海の絶景を一望できます。国指定天然記念物のウミウや、絶滅危惧種のオオワシ・オジロワシの姿も見られますよ。
道南 室蘭 地球岬
道産子である筆者も、札幌方面から函館にいく際、必ず立ち寄る地球岬。室蘭は、「やきとり」「カレーラーメン」が美味しいですよ♪
夜に室蘭に立ち寄るなら「白鳥大橋」のライトアップを楽しんで!
ちなみに「地球岬」の名称は、アイヌ語の「ポロ・チケップ(親である断崖)」が語源となっているそうで、いつしか「チケウエ」に転じ、さらに「チキウ」となって最終的に「チキュウ」という風に訛っていったと言われています
〇レンタカーで北海道1周の旅に役立つサイト
http://www.hokkaidoturns.com/2013/12/farm.html
北の道ナビ
http://northern-road.jp/navi/北海道の道路情報を紹介しているHPです。
通行止めや峠の天候をリアルタイムでみることができます。
春先や秋口も峠は雪が残っていたり、凍結している場合も。
峠を通る前にチェックしましょう。
雪道やアイスバーン状態の道は、非常に危険です。こういった雪国の悪路に慣れていない方は、特に注意しておく必要があります。道路状態を細やかに確認しておき、事故の無いようにくれぐれも気をつけてください。
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/index.html
北の道の駅
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/index.html北海道内の道の駅のスタンプラリーに参加してみてはいかが?
北海道1周をするなら、何度も道の駅に立ち寄ることになると思います。
開館時間が道の駅ごとに違いますので、開館時間を確認しましょう。
「北の道の駅」は、広大な北海道に点在する道の駅の総合情報サイトです。現在地から最も近い道の駅や目的別に道の駅を探したり、イベントの開催情報や休館情報の掲載されていますので、とっても便利なサイトなんです。
〇レンタカー会社の選び方
http://travel.117okinawa.com/0352012/brz.html
何度もお伝えするように…北海道は広いです。全道のどの市町村にも支店のあるようなレンタカー会社を選ぶと良いと思います。
なぜ?
「まだ着かない…」
「想像以上に広かった…」
「予定通り進まなかった(帰りの飛行機に間に合わないなど)」
支店が沢山あれば、支店でレンタカーを乗り捨てて、電車や高速バスに乗り換えが可能になります。
また、先述のように「雪道やアイスバーン状態が危険なため、目的地まで車でアクセスできない」なんてと時にも乗り捨てができれば便利ですよね。その時の状況によって、臨機応変にできるのが最も理想的な移動方法でしょう。
ニッポンレンタカー
当日1時間前まで予約OK。営業店が全道各地にあり、もちろん新千歳空港付近にもあります。
道内のどこの店舗でも乗り捨てできるので、運転にもう疲れたな…と思っても安心。
保有車両数は国内約33400台、営業拠点は国内約912ヶ所にもなるという、国内最大級のレンタカー・カーリースの会社です。車種の取り扱いが幅広く、ニーズに応じて好みの車をレンタルできると人気なんですよ。
- ■ 基本情報
- ・名称: ニッポンレンタカー
- ・営業時間: 9:00〜18:00
- ・電話番号:0120-46-0919
- ・料金: 660cc/AT(ムーブなど)24時間の料金:6,696~
- ・公式サイトURL:http://www.nrh.co.jp
〇ここに注意!
http://blog.goo.ne.jp/mk47127211/e/c7d174596be25189930c8da76ed5318a
スピード出し過ぎ注意!
北海道の道路は、「まーっすぐ道」が続いたり…見通しのよい道路が続きついついスピード感覚がズレてしまいがちです!気付いたら速度オーバーしていた!そして、お巡りさんのご用になってしまっては大変です。
ついつい、スピードを出しすぎていた!に注意です。
又、雪国ですので、雪道の運転に慣れていない地方の方は、雪の心配のない夏のドライブをおすすめします。
のどか田園風景が四方八方に果てしなく広がり、時おり牧場の牛や馬、さらには野生の動物たちも姿を現すなど、北海道には非日常のドライブコース・ツーリングコースが待っています。ですが、きちんと交通事ルールは守りましょう。
http://cb13001300.at.webry.info/201308/article_23.html
ガス欠注意!
北海道のすぐそこ!は、都心とは少し感覚が違う場合があります。北海道を1周するには何度給油したらよいでしょうか?
ご利用のレンタカーの燃費やエアコンの使用の有無、スピードの出し方によって差はでますが、一日1~2回の給油が必要になるでしょう。
最寄りのガソリンスタンドは30㎞先!や土日はお休みのスタンド。
夜の6時には閉店するスタンドなど、予想外の出来事が!
ガソリンは半分になったり、夕方になったらマメに給油することをおすすめします。
途中でガス欠になってしまうというトラブルは、北海道でのドライブやツーリングに慣れていない方に多々あるそうで、道路には走行中のドライバーさんたちへ注意を換気する看板も設置されているそう。くれぐれもご注意を。
http://minkara.carview.co.jp/userid/199766/spot/93925/
夜はなるべく走らない
変質者がでるから!とか治安が悪いから!ではありません。北海道1周をするとなると、海沿いの道や山道を走ることになります。
夜は鹿や狐などの野生動物が出没します。
車に突っ込んで来る可能性もありますので、朝早くから夕方まで走り、夜は宿泊先や車の中でゆっくり休むことをおすすめします。
〇ツアーもあります
レンタカーを借りて周遊!
レンタカーをかりて旅する旅行プラン。宿泊日程もホテルも自由に選べますよ。北海道を1周したい場合は3泊4日では厳しいので7泊8日以上をカスタマイズしましょう。
また、車種もなるべく運転に疲れにくい、大きいタイプの車種がおすすめです。
【JTB】【Webエース】滞在中レンタカー付!期間・宿泊施設限定だからこの価格!『羽田空港発着 往復JALで行く!スペシャル北海道チョイス3日間』マイルもたまる!2泊3日 69000円~予約をする
【HIS】【24時間オンライン予約OK】【WEB限定】
えらべる28軒のホテル設定!全ホテル朝食付!スカイマークで行く北海道 2・3・4日間
<フリープラン><レンタカープラン>26,800円~予約をする
【ホワイト・ベアファミリー】レンタカーで巡る北海道をぐるり周遊ツアー
★北海道ぐるぐるぐるり旅★10~11月発《ANA又はAIRDO利用》滞在中レンタカー付!北海道9空港&宿泊は27地区50施設より無料で選択OK!北海道ぐるり周遊1泊2日間 30600円~予約をする
こちらも必見の観光スポット
1.小樽運河
まずは、新千歳空港に降り立ったら、レンタカーを借り、高速道路で小樽を目指しましょう。札幌市内の観光は駐車場の問題や渋滞などで、車が無いほうが便利ですから、別の機会に寄るといいかも。マイカーの持ち込みやツーリングなら、本州から小樽に直接入るフェリーを利用するという方法もあります。小樽運河は夕方からがきれいです。是非、ここでホテルに一泊して、運河を散策する事をおすすめします。オルゴール堂や北一硝子といった有名なお店も尋ねてみましょう。
■ 基本情報
- ・名称: 小樽運河
- ・住所: 北海道小樽市手宮1丁目6番
- ・アクセス: 新千歳空港IC→小樽IC経由で約1時間20分(高速道路普通車2,220円)
- ・営業時間: 日没から24時
- ・所要時間: 約3時間
- ・公式サイトURL: https://www.city.otaru.lg.jp/kankou/miru_asobu_tomaru/kankosisetu/otaruunga.html(小樽市観光サイト)
2.積丹 神威岬
続いて、小樽から余市方向へ向かいます。興味のある方は余市でNHKドラマ、マッサンで有名になったニッカウヰスキー工場や余市宇宙記念館など立ち寄ってみてもいいでしょう。余市を過ぎ、積丹町の海岸線に入って行くと、奇形の岩が連続で登場します。ひとつひとつ名前も付いてますよ。やがて、神威岬へ到着です。無料の駐車場がありますので、車を停めて約770mの遊歩道「チャレンカの小道」を歩きましょう。水平線の見える広大なパノラマが広がっています。
■ 基本情報
- ・名称: 神威岬
- ・住所: 積丹町大字神岬町
- ・アクセス: 小樽から余市を抜け国道229号で2時間程度
- ・所要時間: 1時間
- ・オススメの時期: 春から秋
- ・公式サイトURL: http://www.kanko-shakotan.jp/
3.江差町かもめ島
神威岬からは、海岸線をひたすら走ります。途中いくつかの道の駅がありますので、こまめに休憩をいたしましょう。道路沿いに立派なトイレもありますので、心配ありません。江差町に入りますと、北海道の自然百選でもある「かもめ島」に立ち寄りましょう。車を島の手前に駐車して、島を散策することができますよ。小島ですので、ぐるっと回っても1時間くらい。岸壁になった海岸線に沿って遊歩道があり、そこにカモメもやってます。
■ 基本情報
- ・名称: カモメ島
- ・住所: 北海道檜山郡江差町姥神町
- ・アクセス: えさし海の駅「海洋丸」奥
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 1~2時間
- ・オススメの時期: 春~秋
- ・公式サイトURL: http://www.hokkaido-esashi.jp/modules/sightseeing/content0002.html
4.松前城
追分ソーランラインをドンドン南下して走りましょう。美しい海岸線に目を奪われないようにご注意です。ですが、美しい日没の時間でしたら、ちゃんと車を停めてうっとりと眺めてください。シーサイドから松前町に入り、松前城を目指します。ここは、幕末の歴史を感じさせる石垣があり、戊辰戦争時の弾痕が残っています。元新選組の土方歳三が官軍を打ち破った跡なのだそうです。ただ現在の天守閣は1961年に再建されたものとなっています。
■ 基本情報
- ・名称: 松前城
- ・住所: 松前町字松城
- ・アクセス: 追分ソーランライン国道228号線を函館方向へ
- ・営業時間:4月10日~12月10日9:00~17:00(入館16:30まで)
- ・電話番号: 0139-42-2216
- ・料金: 大人360円、小・中学生240円、幼児無料
- ・所要時間: 2時間前後
- ・公式サイトURL: http://www.asobube.com/database.cgi?dbkonum=0&dbnum=8
5.恵山
函館山に五稜郭、海鮮丼の朝市に、温泉は湯の川で、みんな定番スポットですね。是非一泊して楽しみましょう。しかし、今回は時間を取って北海道一周のドライブorツーリング。北上するのは後にして、恵山方向へ行き、ぐるっと渡島半島を回ってみたいものです。こちら恵山は活火山、火口ふもとの駐車場(標高約300m)まで車で行けちゃいます。そこからはちょっとしたハイキングコース。安全を確認できたら、煙を上げる火口付近まで近づけます。
6.釧路湿原
いきなりですが、大沼公園から高速道路に乗り北上しちゃいましょう。もちろん、時間に余裕のある方は5号線の内浦湾沿いを走るのも良い眺めです。しかし、その後えりも岬経由で海沿いを走り、道東を目指すとなると、相当な忍耐力もいります。そこで、高速道路で阿寒町まで行っちゃいましょう。ここは道東の中心、釧路市です。有名な釧路湿原は、北斗展望台と細岡展望台という、ちょっと離れたの二つの名所があります。高い位置から全体をパノラマで見たいなら前者、湿原の中でカヌー下りなどしたいなら後者です。
■ 基本情報
- ・名称: 釧路湿原 北斗展望台
- ・住所: 釧路市北斗6-11
- ・営業時間:夏季8:30~18:00、冬季9:00~17:00
- ・定休日: 年末年始
- ・電話番号: 0154-56-2424
- ・料金: 一般470円、高校生250円、小中学生120円
- ・所要時間: 1~3時間
- ・公式サイトURL: https://city.hokkai.or.jp/~kkr946/
7.摩周湖
釧路市内で一泊し、フィッシャーマンズMOOや幣舞橋(ぬさまいばし)あたりを観光して、炉端焼きなんぞを食してみましょう。そして、今度は山中の神秘の湖「摩周湖」を目指します。霧の摩周湖と言われますが、晴れて見渡せる日も沢山あります。山の上にあるために、注ぎ込む川も無いのですが、一年中湖面の水位は変わらないのですよ。「摩周ブルー」と呼ばれる純粋な水でできた、真っ青な色の湖にあなたも目を奪われることでしょう。
■ 基本情報
- ・名称: 摩周湖
- ・住所: 北海道川上郡弟子屈町
- ・定休日: 冬期間中(11月下旬~翌年4月上旬)は休業のため要確認
- ・電話番号: 015-483-2567
- ・駐車料金: バイク200円、乗用車500円
- ・所要時間: 1時間
- ・公式サイトURL: http://www.masyuko.or.jp/pc/sightseeing/masyuko.html
8.美幌峠
摩周湖から屈斜路湖へと湖巡りをしましょう。ここ屈斜路湖畔でキャンプしたりもできますし、ちょっと砂を掘ると湯が出てきますので、湖を眺めながら、自作の湯船で砂湯を楽しめます。屈斜路湖沿いの国道243号線を上ると美幌峠になります。頂上付近の道の駅で車を停めて、展望台まで歩いてみる事をおすすめします。屈斜路を間近に見下ろすロケーションに目を奪われますよ。天下の絶景と称される360度の大パノラマを是非ご覧になってくださいね。
9.野付半島
釧路から根室経由で大きく道東を回る場合は、野付国道(国道244号線)を通り、26キロという日本最大の海に突き出した地形つまり、砂嘴(さし)である野付半島に足を踏み入れましょう。ここはまさに別世界という感じです。海水で浸食した枯れ木が立ち並ぶ、トドワラやナラワダを目にする事ができます。四季折々のハマナスやクロユリ、エゾカンゾウが咲き乱れるフラワーロードを通って行きます。タンチョウもいるかも。これこそ自然の織り成す驚異ですね。
10.網走
知床半島を満喫したら、網走市です。有名な網走刑務所のある所ですね。ぜひ、「博物館 網走監獄」でその歴史に触れてみてください。最近、国の重要文化財にも指定された、明治時代から実際に網走刑務所で使用されてきた建物は見る価値があります。お試しに、監獄食も食べてくださいね。さて、ここから更に北上し稚内を目指すには、それなりの根気もいりますよ。眠くならないように、十分休憩しながら運転しましょう。帰りは旭川経由で「旭山動物園」も忘れないでね。
■ 基本情報
- ・名称: 博物館 網走監獄
- ・住所: 網走市字呼人1-1
- ・アクセス: JR網走駅から博物館網走監獄まで約4km
- ・営業時間: 5月〜9月8:30〜18:00、10月〜4月9:00〜17:00
- ・定休日: 年中無休
- ・電話番号: 0152-45-2411
- ・料金: 大人¥1,080円、大学・高校生¥750円、小・中学生¥540円(公式サイトにてインターネット割引有)
- ・所要時間: 2~3時間
- ・公式サイトURL: http://www.kangoku.jp/
さて、北海道のドライブコースいかがだったでしょう。これはまだまだ序の口で、ほんとは紹介したい場所がまだまだ、いっぱいあります。広大な北の大地ですので、レンタカーで、あるいはツーリングで一度ならず何度も何度も行っちゃいましょう。
素材提供:トリップアドバイザー