5月も下旬になると鎌倉ではあじさいが色づき始めます。あじさいには華奢で可憐な可愛い花から、見ごたえたっぷりな大きなゴージャスなものまであるのが、人気のポイントかもしれません。鎌倉にはたくさんのあじさいの見れるスポットがあり、おすすめの6選を紹介します。
1.40種2500株ものあじさいがある「長谷寺」
「長谷寺」のあじさいは、明月院、成就院とともに「アジサイの三大名所」と言われています。ここで見られるあじさいは40種2500株といわれており、6月中旬頃には綺麗に色づきます。
山の頂に向かって登る散策路はかなり傾斜があり、運動不足の身にはかなりきついのですが、天気が良ければ上段からはあじさいと一緒に由比ヶ浜の海も見ることができます。あじさいは上段から見頃を迎え、徐々に下段が見頃となるので長い間楽しむことができます。
■ 基本情報
- ・名称:長谷寺
- ・住所:神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
- ・アクセス:長谷駅から徒歩5分
- ・拝観時間:8:00~17:00(10~2月は~16:30)
- ・電話番号:0467-22-6300
- ・拝観料:大人300円 小学生100円
- ・公式サイトURL: http://www.hasedera.jp/
2.ガクアジサイが見られる「浄智寺」
「浄智寺」では、6月中旬頃から「ガクアジサイ」が見られます。「ガクアジサイ」はその名の通り中心の花を飾る額縁のように、周りにだけ大きな花を咲かせる個性的で、よく見る丸いあじさいよりも好きだという方も多い品種です。
http://kamakura.travel.coocan.jp/jyochiji.html
「浄智寺」は裏山の岩肌に群落して咲く「イワタバコ」の花も見事なんです。「イワタバコ」は、鎌倉に自生する植物で、小さな星型の紫色の花がとてもきれいです。心和む可愛くて美しい花ですから、こちらも忘れずに見ることをおすすめします。 ■ 基本情報
- ・名称:浄智寺
- ・住所:神奈川県鎌倉市山ノ内1402
- ・アクセス:JR北鎌倉駅から徒歩約10分
- ・拝観時間:9:00~16:30
- ・電話番号:0467-22-3943
- ・参考サイトURL:http://kazenotabi-kamakura.com/meisyo-kamakura/jochiji.html
3.同色の統一感が美しい「明月院」
北鎌倉の「明月院」は、別名「あじさい寺」ともいい、ヒメアジサイという鮮やかな青が特徴的なあじさいスポット。この青いあじさいは日を追うごとに青さを増すので、鮮やかな青を見たいなら、6月中旬以降に行くことをおすすめします。
あじさいと同時期に見頃を迎えるのが、本堂裏手の庭園に咲く「花菖蒲」です。庭園はこの時期と紅葉の時期のみ特別公開されます。「花菖蒲」もあじさいに負けないくらい鮮やかな紫色で、「明月院」を訪れたなら、是非一緒に鑑賞することをおすすめします。丸窓からの景色も見逃せません。
■ 基本情報
- ・名称:明月院
- ・住所:神奈川県鎌倉市山ノ内189
- ・アクセス:JR北鎌倉駅から徒歩10分
- ・拝観時間:9:00~16:00 【6月】18:30~17:00
- ・電話番号:0467-24-3437
- ・参考サイトURL:http://homepage3.nifty.com/kamakurakikou/ameigetuin.html
4.縁切り寺としても有名な「東慶寺」
北鎌倉にある「東慶寺」は縁切り寺としても有名ですが、どの時期に訪れても花が咲いている「花の寺」としても有名です。5月下旬頃からヤマアジサイが色づきはじめ、6月に入ると様々なあじさいが見頃を迎えてきます。 http://tsuiteru-happy-life.seesaa.net/article/420712511.html
「東慶寺」にはあじさいがあちこちで見られますが、山門に続いている石段のあじさいが一番美しいかもしれません。見頃の時期になると見事に青や赤に彩られ、石段の下から見上げると茅葺き屋根の山門とあじさいの風景が鮮やかで、感動すら覚えます。 ■ 基本情報
- ・名称:東慶寺
- ・住所:神奈川県鎌倉市山ノ内1367
- ・アクセス:JR北鎌倉駅から徒歩10分
- ・拝観時間:8:30~17:00 ※冬季は~16:00
- ・電話番号:0467-33-5100
- ・公式サイトURL:http://www.tokeiji.com/
5.可憐なヤマアジサイを鑑賞できる「光則寺」
「光則寺」には全国各地から集められたたくさんの種類の「ヤマアジサイ」があり、5月下旬から6月上旬にかけて見頃を迎えます。「ヤマアジサイ」は普通のあじさいと比べると花や葉が小さくとても可憐なのが特徴です。「ヤマアジサイの光則寺」とも言われるほど品種が豊富で、大きさも色も違う「ヤマアジサイ」が咲き乱れます。よく見ると花の形が種類によって違い、ガクが四角いもの、丸いもの、葉っぱのようなものなど様々で、日毎に色が変わる華奢な花の魅力に引き込まれていくはずです。
■ 基本情報
- ・名称:光則寺
- ・住所:神奈川県鎌倉市長谷3-9-7
- ・アクセス:長谷駅から徒歩7分
- ・拝観時間:07:30~日没
- ・電話番号:0467-22-2077
- ・拝観料:100円
- ・参考サイトURL:http://kazenotabi-kamakura.com/ajisai/kosokuji-ajisai.html
6.江ノ電とコラボショットが可能な「御霊神社」
http://92055278.at.webry.info/201107/article_2.html
社殿の裏手には「紫陽花小道」というものがあり、様々なあじさいが植えられています。見頃は6月中旬でたくさんのあじさいを見ることができます。狭い小さな小道ですが、あじさいの時期になるとここにもたくさんの人が訪れます。
■ 基本情報
- ・名称:御霊神社
- ・住所:神奈川県鎌倉市坂ノ下4-9
- ・アクセス:長谷駅から徒歩5分
- ・拝観時間:9:00~17:00
- ・電話番号:0467-22-3251
- ・参考サイトURL:http://www.enoshima-navi.com/goryoujinjya.html
あえて雨の日に行ってみない?
梅雨の時期は憂鬱になり、家にこもりがちですが、あじさいは湿度が高いと色が濃くなる特徴があり、最も美しく見られるのは雨上がりかもしれません。しっとりとした情緒あふれる景色を見に、思い切って雨の日に出かけてみませんか。素材提供:トリップアドバイザー