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福岡県の大牟田は、人口約11万7千人ほどの街で、街の西部は有明海に面しており、九州の中部にある街としても知られています。2007年のフォーブス誌「世界の最もきれいな都市トップ25位」にも選ばれたことがあるほどクリーンな街でもあります。今回はこの大牟田についてご紹介してまいります。1. 宮原坑跡
http://blowinthewind.net/haikyo/miyahara/miyahara.htm
宮原坑跡は、1898年から石炭の採掘を始めた三池炭鉱の主力坑の1つで、1901年には第二立坑の施設が残されていたりもしています。世界遺産に登録されるにあたって観光客がさらに見学しやすいように整備を予定されたりもしています。明治時代における主力坑として知られる宮原坑ですが、現存の遺構は第二竪坑関連施設と戦後の職員社宅です。見学は自由で、2015年7月からは10:00~17:00に一般公開を行っています。駐車場はもともとはありませんでしたが、2012年に整備され、2015年8月からは同スペースに常設トイレも設置されており、より観光客が意識されています。
未来の世界遺産候補に行ってみよう ♪♪
2015年5月4日にイコモス(国際記念物遺跡会議)により日本の「明治日本の産業革命遺産」が「登録がふさわしい旨」を勧告されました。6月28日にはドイツで開催される世界遺産委員会で登録が正式に決定されることになっています。大牟田には、宮原坑跡、三池港、万田坑跡などが候補にあがっています。宮原坑は、日本の近代化を支えた、とても貴重な炭鉱遺跡です。明治、大正を超えて昭和になると、相次ぐ恐慌や不況が起こり、それぞれの炭鉱は整理統合されていきます。近隣の三池集治監へ収監されていた囚人たちが採炭をさせられていた、囚人労働の歴史を持った炭鉱でもありあます。昭和6年になると、囚人労働は禁止されましたが、こうした歴史的背景も世界遺産となると重要ですね。
http://www.tackleberry.co.jp/
■ 基本情報
- ・名称: 宮原坑跡
- ・住所: 大牟田市宮原町1-86-3
- ・アクセス: 西鉄バスで大牟田駅から勝立方面へ早鐘眼鏡橋下車、徒歩7分
- ・電話番号: 0944-41-2515
- ・公式サイトURL: http://www.sekoia.org/
2. 大牟田神社
http://www.geocities.jp/o_jinja77/goshintoku.htm
「毘沙門さん」の愛称で古くから親しまれている大牟田神社。「毘沙門さん」は七福神の一人ですね。「福の神」「商売繁昌の神」「五穀豊穣の神」「病気除けの神」さらには「地鎮祭の神」「産業の神」とご利益はたくさんあります。なお参拝作法は、二拝二拍手一拝となっております。創立は1538年に、当時の村人がご神体が浮いているのを漁で発見したのが始まりでした。その姿は甲冑を付けた荘厳なもので、古老がこれは毘沙門天だと言い、観音堂の横に鎮守神としてまつったと言います。明治になると、神仏習合が分離となったために、鹿島神宮の御祭神、武御雷神を勧請しています。石炭の街である大牟田における随一の氏神である守護神なのです。
http://nissan-2323.at.webry.info/201007/article_6.html
暑い!熱い!!火を吹く大蛇のお祭り「大蛇山」
大牟田神社最大の祭りとされており、毎年七月の第四土、日曜日に斎行されており、目玉としては、夜の部で行われる大蛇の口から吐く炎(花火)が祭りの勢いを際立たせてくれます。別名「火祭り」と言われており一見の価値があるといえるでしょう。大蛇は巨大な歯を持っており、これに子供を噛んでもらえば、1年は無病息災になると言われています。祭りが終了すると、山崩しを行います。大蛇は目だけを残して、綺麗さっぱり消失させてしまいます。両目は、神に奉納されますが、終わりが本当に潔い様をしていますね。このお祭りは300年以上続けられてきたと言われ、大蛇も古い技術が伝承されています。同じような山車は無い、珍しいものです。
■ 基本情報
- ・名称: 大牟田神社
- ・住所: 大牟田市本町1丁目2-22
- ・アクセス: 新栄町駅から徒歩ですぐ
- ・定休日: 年中無休
- ・電話番号: 0944-52-5090
- ・料金: 内容により異なる
- ・公式サイトURL: http://www.geocities.jp/o_jinja77/
3. 普光寺
http://yourei.jp/%E6%99%AE%E5%85%89%E5%AF%BA
四季折々の景色が美しい
福岡県の指定文化財とされており、また、指定記念物としても知られています。春には桜の花が咲いたり、秋には秋の紅葉が美しく色づいてくれたりと四季折々美しい情景は人々を魅了します。三池山の中腹にある天台宗のお寺になります。特にアジサイが見事なことで有名ですね。アジサイ寺と呼ばれる事もあります。1586年には戦国大名である大友家と島津家の戦いによって、打ちこわしの憂き目にあいました。その後衰退してしまいましたが、江戸時代になると豊後国岡藩主の帰依を得て、寄進もされていました。これは、大分県竹田市の「岡城」の鬼門の位置にお寺があったからだと言われています。
■ 基本情報
- ・名称:普光寺
- ・住所:大牟田市大字今山2538
- ・アクセス:九州自動車道南関ICより車で25分
- ・電話番号:0944-51-2966
- ・料金:内容により異なる
- ・オススメの時期:四季折々
- ・公式サイトURL:http://www.tendai924.com/hukouji/
4. 諏訪公園
大牟田市最大の公園で遊びまくり!!
諏訪公園は、大牟田市内にある公園の中で一番敷地面積の広い22ヘクタールの敷地を持つ自然公園です。大型の遊具であったり、気楽に運動できる広場、散歩などができる散策コースなど様々な用途を目的とした3つのゾーンにわけられた公園になります。公園にはレクリエーションゾーンやスポーツ休養ゾーン、文化交流ゾーンといった様々なポイントがあります。子供連れで行くなら、遊具やアスレチック施設が充実しているレクリエーションゾーンに行きましょう。駐車場も広くスペースが確保されているので、車で行くのもいいですね。周辺にはショッピングモールといった商業施設があり、買い物ついでに運動もできます。
■ 基本情報
- ・名称:諏訪公園
- ・住所:大牟田市岬町1番地3
- ・アクセス:JR鹿児島本線大牟田駅西口よりR389経由、白金町交差点右折、三井港方面へタクシー10分
- ・電話番号:0944-41-2782(大牟田市都市計画・公園課)
- ・公式サイトURL:http://www.city.omuta.lg.jp/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=5808&pg=1&type=rank…
5. 石炭産業科学館
三池炭鉱の歴史がすっごくよくわかる ♪♪
大牟田市のイオンショッピングモールの隣に点在している石炭産業科学館です。大牟田市の産業を牽引してきた三井三池炭鉱の歴史や石炭掘削技術などの体験しながら理解できることもでき、わかりやすい説明をしていただける職員の方もおられます。石炭というものが地球でどうやって出来ているか分かる映像コーナーや、石炭を採るための技術の進歩についての展示、三池炭鉱の江戸時代から平成までの流れが理解できる展示などが行われています。映像で学べる映像ホールやコンピューターによる「石炭百科」、日常における石炭の役割などを、館内を巡るだけで学べる施設です。単に見るだけでなく、体験も重要視していますね。
■ 基本情報
- ・名称:石炭産業科学館
- ・住所:福岡県大牟田市岬町6-23 MAP
- ・アクセス:大牟田駅から車で少し
- ・営業時間:9:30~17:00
- ・定休日:月曜日、12月29日~1月3日
- ・電話番号:0944-53-2377
- ・料金:大人:大人:400円高校生:高校生:400円その他:その他:200円 4歳~中学生
- ・公式サイトURL:http://www.sekitan-omuta.jp/top.html
6. 三井グリーンランド
子供連れにはとってもおすすめ!!
三井グリーンランドは熊本県の荒尾に点在している遊園地です。県は違いますが大牟田から三井グリーンランドまでは、バスで約20分ほどの距離です。三井グリーンランドは広大な敷地に、大人も子供も楽しめるアトラクションがいっぱいあります。夏になれば巨大プールも開かれますので楽しみが増えますよ。夏といえば、もちろん三井グリーンランドでは花火大会も開催されますのでおすすめです。
http://shin-shikiso.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-1a1f.html
仮面ライダーショーをはじめとして、戦隊ショーやウルトラマンショーなど様々なショーを定期的に行っています。平日でも若干キャラクターの数は減ってしまうものの、比較的多い頻度で何かしらのショーがされているところがここの特色ですね。グリーンランドのアトラクションは、全部で81機種もあります。小さなお子様も一緒でも楽しめるものから、スリル満点の絶叫マシンに至るまで、1日遊んでいても飽きません。雨の日でも大丈夫なアトラクションも沢山あるので、万が一天気が悪い日でも遊べます。オフィシャルホテルには、グリーンランドのアトラクションフリーパス&入園券がセットになったプランもあるので、有効に使いたいですね。
■ 基本情報
- ・名称: 三井グリーンランド
- ・住所: 熊本県荒尾市緑ケ丘
- ・アクセス:JR大牟田駅・・西鉄バスグリーンランド行きで20分、終点下車、徒歩すぐ
- 車・・九州道南関ICから約20分
- ・営業時間:9:30 ~ 17:30
- ・定休日: 年中無休
- ・電話番号: 0968-66-1112
- ・料金:入園1400円、催事期間(3~6月は1600円)、アトラクション別途
- ・公式サイトURL:http://www.greenland.co.jp/park/
7. 大牟田市動物園
http://www.omutazoo.org/info_s.php?no=267
動物がいっぱい「大牟田市動物園」
大牟田市動物園は“動物をとおした心の交流”をテーマに開かれている動物園です。大牟田市のちょうど中央の位置に点在している「延命公園」の中にあるこうえんで、市民に72年間親しまれている動物園となっています。http://yokatoko.blogspot.jp/
大型な動物から小動物まで、様々な動物がお待ちしています。もちろん、直接ふれあうことができる体験コーナーなどもあり、こちらの動物園の文字通り、“動物をとおした心の交流”を感じることができることでしょう。総面積は45,000m²にのぼり、この広大な敷地に80種類、500匹の動物がいます。ツキノワグマやホンドギツネ、ムフロン、ヤマアラシ、オオカンガルー、トラ、ライオン、ゴマアザラシ、マンドリルなど、様々な種類の動物がいます。熊本で地震が起き、熊本市動植物園で獣舎が壊れた際には、貴重な動物であるユキヒョウが大牟田市動物園に運ばれてきました。
■ 基本情報
- ・名称:大牟田市動物園
- ・住所:福岡県大牟田市昭和町163
- ・アクセス:JR大牟田駅→徒歩約15分、または西鉄天神大牟田線大牟田駅→徒歩約15分
- ・営業時間: 9時30分~17時(12~2月は~16時30分)、入園は閉館の30分前まで
- ・定休日:第2・4月曜(祝日の場合は翌日)
- ・電話番号:0944-56-4526
- ・料金:入園360円、高校生210円、4歳~中学生80円、3歳以下無料 等
- ・公式サイトURL:http://www.omutazoo.org/
8. 大牟田温泉「満月の夕」
http://tabico.jp/
どれにしようかな・・・?
大牟田温泉「満月の夕」は、あの有名な「炭坑節」の発祥地に点在している温泉です。種類がなんと16種類もあり、まさに、どれにしようかな・・・どれから攻めようかな・・・?みたいな気分になるやも知れません。大牟田動物園や三井グリーンランドからもほど良い距離にありますので、たくさん遊んだあとはゆったりと温泉でもって方にはいい感じではないでしょうか?
温泉の泉質はアルカリ性単純温泉で、美肌効果があります。効能としては神経痛に関節のこわばりや筋肉痛といったものがあるので、のんびり浸かってみてください。大露天風呂には、石があちこちに設置され、周囲は木々に囲まれていて広々しています。大浴場に、寝湯、打たせ湯に電気風呂、座り湯なども用意されているので、色々巡ってみましょう。
- ■ 基本情報
- ・名称:大牟田温泉「満月の夕」
- ・住所:福岡県大牟田市新勝立町6丁目37
- ・営業時間:平日・日曜・祝日/あさ10:00~よる11:00、土曜のみ/あさ10:00~よる11:30
- ・定休日:不定休
- ・電話番号:0944-53-8126
- ・料金:大人:中学生以上 600円小学生:300円幼児:3歳以上 200円 ※3歳未満 無料
9. お菓子のキタハラ
http://feelnippon.jcci.or.jp/events/pickup/syoku/oomuta/
みかんが大福の中に入ってます。
昭和11年に大牟田では早生温州みかんの経営栽培がはじまりました。みかんは「上内みかん」と呼ばれ、このみかんで何かお菓子を・・・と依頼されたのが、お菓子のキタハラでした。そして完成したのが、この「くろころみかん」です。見た感じからして食べてみたくなりますよね??その独特な形がとっても印象的です。いまではおおむたの新名物としてあげられるほどです。
- ■ 基本情報
- ・名称:お菓子のキタハラ
- ・住所:福岡県大牟田市大字吉野877-11
- ・アクセス:新大牟田駅から徒歩ですぐ
- ・営業時間:8:00~19:00
- ・定休日:元旦
- ・電話番号:0944-58-0915
- ・料金:内容により異なる
10. 道の駅「おおむた」
特産物っていうとやはりここ!!道の駅「おおむた」
最近は道の駅、里の駅、空の駅、海の駅、パーキングエリアなどいろんな特産物を販売するエリアが増えてきていますが、ここ大牟田にももちろんあります ♪♪道の駅「おおむた」です。九州自動車道・南関ICから大牟田方面へ約1.2kmほど行った場所に、ガラス張りの大きな建物があります。 http://www.hinatakitchen.com/
ガラス張りの建物を入ってすぐに、大きな「大蛇山」という蛇がお迎えしてくれます。大牟田市の特産品でまっさきにあげるとしたら、それは “ みかん ” です。上記にも記載しましたが、お菓子のキタハラの「くろころみかん」をはじめとし、みかんを取り扱った加工品が多数あります。お立ち寄りの際はぜひ、食べくらべやご購入されてみてくださいね。
■ 基本情報
- ・名称:道の駅「おおむた」
- ・住所:福岡県大牟田市四箇新町2-1
- ・アクセス:九州自動車道から西へ1km
- ・営業時間:9:00~18:00(12/31は10:00~17:00)
- ・定休日:1月1日
- ・電話番号:0944-50-1187
- ・料金:内容により異なる
- ・公式サイトURL:http://www.qsr.mlit.go.jp/n-michi/michi_no_eki/kobetu/omuta/omuta.html
素材提供:トリップアドバイザー