広島県内の元祖お好み焼き屋・みっちゃんを食べ比べ！

広島にある人気のお好み焼き屋みっちゃんを特集します。関西風とはまた違った焼き方をする、この地元で親しまれるソウルフードを食べさせてくれる飲食店は、県内に1700以上が存在すると言われています。その中でも今回は、1950年に創設された元祖のひとつと言われているお店についてまとめてみました。

同じ広島のお好み焼き屋みっちゃんでも、とにかく個性的であるのがこの記事を読むとお分かりいただけると思います。当初は屋台から営業を始めたそうですが、今では暖簾分けされたところも含めて10数店舗が展開されています。店数が豊富で広島内であちこちに点在しているので、広島に訪れた際には是非行ってみたい！と思える場所がきっとあるはずです。

１.みっちゃん総本店　八丁堀店

みっちゃんは大きく分けて「総本店系」「新天地みっちゃん」「いせや系」に分けられます。

広島で最も古いお好み焼き屋「みっちゃん総本店 八丁堀店」

八丁堀店は、お好み焼きの元祖とされている創設者井畝井三男さんの長男が経営されてます。最古参の焼き手として創設者井畝井三男さんご自身が、今でも店舗に立たれています。

２.みっちゃん総本店　じぞう通り店

店内は広く、12メートルのカウンターは広島最大級です。肩があたりそうなせまいカウンターもいいですが、広い店内でゆっくり食べることができます。

飲み放題付きの宴会コースが珍しい

単品メニューも豊富に揃えていますが、鉄板焼きとお好み焼きのセットがオススメ！24時まで営業しているので、呑んだ「シメ」に立ち寄る方が多いんですよ。

３.みっちゃん総本店　広島新幹線名店街

広島駅新幹線口名店街には、全部で12店舗の飲食店があり、その中の一つです。

新幹線の待ち時間の間に利用可能

旅中に食べ損ねてしまっても、帰りの新幹線に乗る前に食べることができるくらいの利便性！広島のお好み焼き屋さんでは、うどんもオススメなので試してみてください。

４.みっちゃん総本店　雅

百貨店そごうのレストラン街にあります。黒を基調にしたおしゃれな外観と店内が女性に人気ですよ！

4種の海鮮トマトをソースに絡めた雅限定のお好み焼き

「お好み焼きもいいけど、広島の他の名産も食べたい」という方にオススメ。昼はランチセット、夜はコース料理を選べば、まず間違いありませんよ！

５.新天地みっちゃん

中央通りという大きな通り沿いにあるお店です。近くには １つのビル全てがお好み屋さんの「お好み村」があります。創設者から次女に暖簾分けされたお店です。

ホイルで包まれた鉄板焼きが絶品

お好み焼きは出来上がるまでに少々時間がかかるので、まずは鉄板焼きメニューを注文しましょう！お好み焼きができあがる前に、満腹にならないよう気をつけて下さいね。

６.みっちゃん　いせや　紙屋町本店　

大通りから一本中に入ったところにあります。店内はボックス席があり席数も78席と比較的入りやすお店です。創設者の次男が経営されています。

お好み焼きはソースが重要

広島のお好み焼きのソースはオタフクソースが有名ですが、オリジナルのソースを作っているお店もあります。店舗によって味が違うので、食べ比べてお気に入りを見つけましょう。

７.みっちゃん　いせや　広島空港店

こちらは広島空港内のフードコートにあります。フードコートだけど、郊外の空港の中で老舗のお好み焼きを食べることができるのはうれしいです。

「みっちゃん」が発祥！ヘラで食べる文化

今では、大きな鉄板上でヘラを使って切りながら食べるのが一般的ですが、「みっちゃん」は発祥なんだそう。せっかく食べるなら、へらで豪快にいただきましょう！

テーブル席だとお皿で食べる場合もありますが、写真のような鉄板皿だといつまでもアツアツで食べることができますね。

8.みっちゃん総本店 ゆめタウン廿日市店

ゆめタウンの1階にあります。レストラン街なので11時から空きますが人気店なので混雑注意、1時間待つのもザラにあります。大勢のお客さんが入るスペースですがスタッフは5～6人いるので対応の遅れは感じられません。カウンター席とテーブル席がありますが、テーブル席は鉄板皿と普通皿など、皿の種類が選べます。

お好み焼きはそば入りやうどん入りも選べます。またチーズや餅入りも選択可能 で、マヨネーズやマスタード、ソースなどが席には置いてあります。とろとろの生地の中にはしっとりタイプのキャベツが多め、そこにとろとろのチーズを入れると言う楽しみ方もできます。

9.みっちゃん横川店

横川駅周辺の駐車場の近くにあります。9つのカウンター席など28席分用意されています。11時間開店ですがマンガ本が豊富なのが店内の特徴。待ち時間が窮屈に感じられません。

ここではキャベツは蒸して調理するしっとりタイプ。甘味が充分に口の中に広がります。 倍野菜にしてよりキャベツを感じるのも良いですし、そばダブルの肉玉イカ天ネギかけもオススメ。サイドメニューの牛すじ煮込みとともに、角ハイボールで流し込むのもいかがでょうか？

10.いっちゃん本店

みっちゃんから店名を変更しています。みっちゃん本店で働いていた方が独立し、このお店を立ち上げています。ミシュランガイド掲載の実績もあり。場所はショッピングモール内にあります。

魚粉のみを使った調味料で素材の味を楽しめます。それを感じるために大きめの江田島産牡蠣と肉、玉子とそばが入ったメニューはもいかがでしょうか？  また地元の方が持ち寄った材料で創った野菜スープも頂けます。

11.お好み焼みっちゃん

国道375号線の近くにある地元の人の穴場的存在。席10席ほどですが入り口には、混雑時のためにイスが用意。通し営業なので昼の時間帯にも便利。

還元水を使用したお好み焼きは、キャベツはふんだんに使われておりキャベツ特有の甘い香りが広がります。特にそば肉玉子が人気。オタフクソースの他、キムチソースや黒胡椒風味ソースと言った珍しいソースが多いのも特徴です。

12.みっちゃん 太田屋

創業してから66年、3代に渡る家族経営で伝統の味を受け継いでいます。有名人のサインがいっぱい置いてある所に多くの人に支持されていることを感じます。45席と言う充分な席数と夜の9時までやっていること、無休でしているなどお店の働き具合に感心します。

お好み焼きはたっぷりのキャベツをドーム型のふたでじっくり蒸します。その事により柔らかい食感が出ると同時にキャベツの甘い香りが口の中で広がります。冬限定ですが105円のおでん、330円の一口餃子などお好み焼き以外のメニューも豊富。焼酎好きにはたまらない茜霧島も置いてあります。

13.みっちゃん いせや えびす店

みっちゃん総本店や新天地みっちゃんと並ぶ3系列店のうちの一つです。広島三越の真裏にあり夜の11時まで営業しているので、アクセスの利便性もありますし少々遊んだ後に腹ごしらえと言う感覚で行けます。また焼き時間は短いとのことなのですぐに食べたい方に便利。(もちろん丁寧に作っています。)

お好み焼きのメニューとしては野菜スペシャルや牡蠣スベシャル、ねぎ焼きスペシャルそばなど自分の好みに合ったものを選ぶことが可能。 トッピングの種類も豊富なのも良いです。

14.みっちゃん 横川店分家

横川店の分家です。以前の場所から移転しているので注意が必要。移転してお好み焼きのテーマパークである「駅前広場」内で構えるようになりました。店内は奥行きがあるので入りやすいです。また店員の方が記念写真を撮ってくれます。

お好み焼きとしてはやはりパリパリの麺がたまりません。 ガーリックチップの載ったスタミナお好みと言うユニークなものがありますが、1000円ほとで食べられる牡蠣入りお好み焼きが何よりのオススメ。むき出しのまま牡蠣が生地の上に乗っかり、周りの生地にはゴマがかけられています。

15.みっちゃんお好み焼き

壁のいたるところにメニューが書いてあったり、フィギュアとマンガ本が大量に陳列など個性的な内観が特徴です。分煙タイプですが鉄板前席が禁煙なので、タバコに苦手意識のある方はそちらの席をオススメします。

お好み焼きはたっぷりの量で提供してくれて、自家栽培のキャベツが中に入っています。キャベツや麺などをバランス良く焼きあげており、 「あまり麺がパリパリだとちょっと」と言う方も食べやすいです。

16.みっちゃん 福屋八丁堀店

デパ地下内にあり隠れた名店としても知られています。それほど目立った場所にあるわけではなく、案内板などが見受けらないと言った理由で県外の方にそれほど知られていません。しかし、だからこそ行列に待たなくて済みます。

お好み焼きはそばを水分を飛ばして焼いています。 生地や麺、具材を半熟玉子を使うことで調和されてまいます。 また全体的に甘い味付けとなっているので、ビールとよく合うと利用者の方に好評を得ています。ちなみにテイクアウトも可能です。

17.みっちゃん・いせや紙屋本店

二通りに分岐された分かれ道のちょうど支店の方にある、立派な店構えになっています。席数も78席と広く作られていますが、喫茶店風の雰囲気なので県外の方にも入りやすいです。ちなみにみっちゃん創設者の次男が経営しています。

またメニュー数は豊富ではないのですが、お餅とチーズの入っているお好み焼きや840円の牡蠣の鉄板焼きなどユニークなものが目立ちます。 日本酒や焼酎、カクテルなどお酒は多く用意されているのでお好み焼きを食べながら広島の夜を満喫したい方に便利です。

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広島にある人気のお好み焼き屋みっちゃんをまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか？1950年から営業を開始した、元祖のひとつと言われるお店だけあって、ソウルフードとして長きに渡り地元の人たちに親しまれてきた、昔ながらの味も当然しっかりと守られていますが、総本店・新天地・いせやと3系等に分けられているだけあって、いろんな新しい楽しみ方もできるようになっているんですね。

個人的には同じみっちゃんでも県内向きのお店と、県外向きのお店のお店に分かれているのがとても面白いと感じました。旅行や出張で県内を訪れた際には、ぜひ数店舗を回ってみてください。

素材提供:トリップアドバイザー