七色に輝く温泉…？この世の景色とは思えない「世界で最も非現実的なスポット」10選

世界にはこれが地球の景色か…と疑いたくなるような、奇抜な景色がいくつも存在します。今回は、トリップアドバイザーで紹介された、普段の生活ではなかなかお目にかかることが出来ない「非現実的な絶景スポット10選」をご紹介。是非、次の旅の参考にして下さい！

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1、グランド プリズマティック スプリング

アメリカ合衆国のアイダホ州、モンタナ州、ワイオミング州にまたがる、イエローストーン国立公園の中にある「グランド プリズマティック スプリング」。なんとも不思議な7色に輝く温泉です。直径113メートル、深さ48メートル、世界で3番目の規模です。

このカラフルな色はバクテリアによるもので、季節によっても色合いが変化するそうです。野生動物もちらほら集まりますが、人体には有害ということで温浴は禁止されています。

2、スポッテッド レイク

カナダのブリティッシュコロンビアにある「スポテッドレイク」は、全体で一つの大きな湖ですが、夏場になると水位が下がり、湖底にある無数の丸い池が浮かび上がってきます。写真で白くなっているところは歩くことが出来るんですって！池の色は自然に出来上がるもので、いつも違う色になるとか。

池の水にはカルシウム、ナトリウム、マグネシウム硫酸塩などが含まれていて、ネイティブアメリカンが皮膚病、傷、体の痛みを癒すために利用していたそうです。

3、ゴブリン ヴァレー州立公園

アメリカ合衆国ユタ州にある「ゴブリンヴァレー」はその名の通りゴブリン（小鬼）のような形をした岩が無数にある州立公園です。岩は2ｍ～3ｍ、大きいものは5ｍにもなります。これらの岩が風と雨の浸食によって自然に出来上がったものというのは驚きですよね。入場は制限されてはいないので、近くに寄って岩を見たり実際に触ったりもできるそうです。

4、ジェリーフィッシュ レイク

パラオのロックアイランドの一つ、マラカル島にある「ジェリーフィッシュレイク」は、クラゲの仲間では珍しく毒性がほとんどない、タコクラゲが無数に漂う塩水の湖。なんと、クラゲと一緒に泳ぐことが出来るんです！

小さい赤ちゃんから、大きいものは15センチほどのタコクラゲに囲まれて泳ぐと、まるで宇宙空間にいるような不思議な感覚になりそうですね！

5、スカフタフェットル国立公園

アイスランドの世界遺産「スカフタフェットル国立公園」には、氷でできた洞窟があります。洞窟の中は青い光が透過されて神秘的な空間になっており、冬にしか入ることができません。何世紀も昔からある氷には気泡が含まれていないため、太陽の光のうち、青だけを透過するんです。まさに息を呑む絶景です。

6、モノ湖

アメリカ合衆国のカリフォルニア州にある非常に塩分濃度の濃い湖「モノ湖」は、湖面から突き出たいくつもの石灰石の柱「トゥファタワー」が、まるで地獄のような景色に見せています。北アメリカでもっとも古くに形成された湖らしく、トゥファは湖底から吹き上げる炭酸水によるものだということです。

一時期、水道水を引いたために水位が下がってトゥファが露出してしまったものの、少しずつ水位はもどってきているそうなので、期間限定の景色になりそうです。見たい方はお早めに！

7、地獄谷野猿公苑

一年の三分の一が雪に覆われる長野県の横湯川の渓谷にある「地獄谷野猿公苑」は、野生の猿が自然のままに暮らす姿を観察することが出来るスポットです。温泉に入るサルとして世界中から注目を浴びていて、外国人観光客や写真家も多く訪れています。

いつでも猿の群れを見れるわけではなく、温泉に入るのは寒い季節だけのようなので、ホームページのライブカメラを要チェックです！

8、”Door to Hell (地獄の扉)” ガス鉱床

トルクメニスタンで天然ガスが40年以上も燃え続けている「地獄の扉（地獄の門とも訳される）」は、旅人の間ではガスクレーターと呼ばれています。豊富な天然ガスの採掘の調査の際に、50ｍ～100ｍもの大きな穴が開いてしまい、有毒ガスの流出を防ぐために火をつけたのが始まりなんだそうです。

天然ガスの正確な埋蔵量がわかっていないのと消火の手段もないため、いつまで燃え続けるかがわからない状態だそうです。ここへ行くには「世界一過酷」といわれるツアーに参加しなければなりません。

9、国営ひたち海浜公園

別名ほうき草とも呼ばれるコキアが紅葉すると、とても面白い景色になる「国営ひたち海浜公園」は、茨城県ひたちなか市にあります。他にも様々な花が咲くので一年を通して楽しめる花のテーマパークです。花の見ごろなどはＨＰで情報を更新しているので、確認してください。

10、元阳梯田

世界遺産に登録されているベトナム北部に広がる棚田は、何年もかけて作られた標高差1000ｍにもなる壮大な景色です。ビューポイントは展望台になっていて、朝日や夕陽の時間帯に、幻想的な景色を見るために多くの観光客が集まります。上から眺める写真では、田んぼ一つ一つが小さく見えますが、実際はかなりのサイズのようです。

素材提供：トリップアドバイザー