首里城は過去の栄華を今に伝える、沖縄県を代表する観光地で、2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」としてユネスコ世界遺産に登録されました。今回は行く前にチェックしてほしい、建物だけではなく、祭祀行事や体験スポット、レストランなど見どころをすべてご紹介しちゃいます!
ゆいレールのおかげで那覇空港から1時間足らずで行くことができ、市内からのアクセスも良好です。乗り継ぎのみの方も4、5時間あれば見に行くことができますよ♪
1.首里城とは
首里城は、14世紀末から約450年間に渡り、政治文化の中心として繁栄した琉球王国の王城です。沖縄戦を含め4度消失し、復元を繰り返しています。2000年12月に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されました。朱い独特な建物が魅力の琉球王朝のお城があった跡で、那覇港を見下ろすことが出来る小高い丘にあります。沖縄へ訪れたら是非一度は訪れておきたい観光スポットですよね。メディアなどで目にする朱い建物の「正殿」があるこの古城跡はとても広い国営公園なんです。
2.守礼門
http://bft.at.webry.info/theme/78cd2b3079.html
首里城の入り口にある「守礼門」。二千円札に印刷され首里城の代表的な門として有名ですが、実は首里城第二の門です。門には「琉球は礼節を重んじる国」という意味の「守禮之邦(しゅれいのくに)」という言葉。これは友好の証として中国王朝へ向けたメッセージで、かつては特別な時のみに掲げられていました。「守礼門」とは俗称で、本来は「上の綾門(ウィーヌアイジョウ)」といいます。
城跡がある高台を上がって行くと最初に「守礼門」が見られます。この門も残念なことに、第二次世界大戦の沖縄戦で焼け落ち、復元は1958年にされました。その姿は中国にとても影響を受けた様式になっていて、中国からの歓迎された来訪者の時は「守礼之邦」、招かれざる客の時は「中山府(ちゅうざんふ)」が掲げられていたそうです。
3.外出する国王の安全を願う礼拝所・園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)
http://www.odnsym.com/isan/sono.html
園比屋武御嶽石門は守礼門と首里城の正門にあたる歓会門の中間にあり、尚真(1477~1526年)によって1519年に創建されたことがわかっています。国王が首里城を出て各地を巡る際に道中の安全を祈願した拝所です。首里城公園内の無料エリアにあります。「守礼門」をくぐって少し行った左手にある世界遺産です。見た目は門のように見えますが実際は人が通るようには造られていなく、琉球石灰岩で造られたこの門は、神様へ拝礼するための門なんですよ。
4.正殿へ続く第一の正門!歓会門
http://lexusls.at.webry.info/theme/dd1defb33f.html
首里城の城郭内へ入る第一の正門が、歓会門です。歓会とは歓迎するという意味。首里城へは中国皇帝の使者である冊封使(さっぽうし)が招かれていたことから、人々を歓迎するという意味でこの名が付けられました。
ここもまだ無料エリアになっています。この門は別の呼ばれ方もあるんですよ。それは「あまえ御門」(あまえうじょう)と言い、琉球語の古い言葉で「喜ばしい」と言う意味なんだそうです。門の両側には対のシーザー像が魔除へのために置かれていますね。この門を沿うように高い石垣が伸びていますが、これは首里城の外郭になっていて2重に城を囲っている城郭の最初の入り口なんです。
5.首里城内にわく湧水・竜樋(りゅうひ)
http://www.sawadadenki.com/cgi-bin/diary.cgi?date=20140209
龍樋は首里城第一の泉です。樋(ひ)とは、河川などの水を放出させるための水門や管のことを言い、龍の口から湧水がでていることから龍樋と名付けられました。かつては王宮の飲料水として使われ、中国の冊封使(さっぽうし)が琉球を訪れた際には、わざわざ滞在先の那覇港近くの宿舎まで、毎日ここから水を運んだと言われています。「歓会門」を抜けて、緩やかな階段を上った先に「瑞泉門」があります。その手前の階段下に、湧き水の「竜樋」があるんです。龍の彫刻の『樋』は、今から約500年程前に中国から来たものなんだそうです。中国では龍は権力の象徴とされていたため、首里城でも縁起のいい物として多く用いられていたそうです。
6.竜樋の水を讃えた石碑・冊封七碑
冊封七碑は、龍樋の周辺に設置されている七つの石碑のことを言います。中国皇帝の使者として琉球国王の即位を宣言するために遣わされた歴代の冊封使(さっぽうし)たちは、龍樋の水の清らかさを讃え、漢詩を詠んだり題字を残しました。昭和59年に発掘調査で半分に割れた碑が見つかっています。これは「「飛泉」(ひせん)と言われ、良く調べてみると元々沖縄県立博物館にあった「漱玉」(そうぎょく)という欠けた石碑と対である事がわかったそうです。その碑に書かれている漢詩『飛泉漱玉』は、『清らかな泉が玉のように飛び散っている』という意味なんですって。
http://linchli0530.blogspot.jp/2014/12/11.html
7.正殿へ続く第二の門!瑞泉門
http://faburous4.seesaa.net/article/129962563.html
「瑞泉門」の「瑞泉」にも、とてもアクティブな意味があります。『めでたい(立派な)泉』と言うそうです。これは、この城郭の元にある「龍樋」にちなんでいる為で別称『ひかわ御門(うじょう)』と言われていて、ひ=樋・かわ=泉、を言います。
8.水で時を刻んだ第三の門、漏刻門
http://lexusls.at.webry.info/201005/article_9.html
漏刻(ろうこく)とは中国語で水時計を意味しています。漏刻門は第三の門となり、別名 かご居せ御門(うじょう)とも言います。当時、身分の高い役人は駕籠にのって首里城を訪れましたが、国王に敬意を表し、この場所で駕籠から下りたことからそのように呼ばれています。
「漏刻門」は、なぜ「水時計」の門と言われていたのでしょうか。それはこの門の上に置かれている櫓に水槽を入れてそこから漏れ出る水の量を見て時間を計っていたのだそうです。水の量を見る役人が大太鼓で知らせ、同時に東と西のアザナと右掖門で大鐘を鳴らして、城中に時間を知らせていたのだそうですよ。ちなみに、アザナとは城郭の東と西の突先に石垣で造られた見物台です。
9.水時計と共に時を刻んだ、日影台
http://maxcarter.seesaa.net/article/129272791.html
漏刻が水時計であるのに対し、日影台は日時計を指しています。琉球王国時代、首里城では日時計を用いて正午、そしてその前後の時刻をはかり、また漏刻で詳しい時刻をはかったと言われています。日影台は十二支が刻まれた石の円盤に銅製の棒が取り付けられ、その日影によって時刻をはかるようになっていたと考えられています。
水の時計の「漏刻門」をくぐると正面にあります。いわゆる、「漏刻門」の水時計の補助的な役割だったようですね。水時計在りきで使用していた日影器でしたが、漏刻の水時計は不正確だったためにこの日影台を造って設置したようです。影さえ出れば、とっても正確な装置ですからね。
10.万国の架け橋!貿易によって栄えた国・琉球、万国津梁の鐘
http://100.ajima.jp/history/historic-sites/e158.html
1458年に尚泰久(しょうたいきゅう)王の命で鋳造され、首里城正殿にかけられたと伝えられています。高さ154.9センチ、口径93.1センチ、重さ721キロ。
万国津梁の文字のあることから、万国津梁の鐘と呼ばれるようになりました。万国津梁とは、世界を結ぶ架け橋の意味しています。1978年に国指定の重要文化財に指定され、県立博物館に保管されていています。現在首里城にあるものはレプリカです。
首里城の正殿の北殿そばにある「万国津梁の鐘」は、もともと、首里城の正殿内にあったと云われているそうですが、明確な記録は無く、今は正殿の外側に置かれています鐘に記されている内容は『琉球国は南海の美しい国であり、朝鮮・中国・日本との間にあって、船を万国の架け橋とし、貿易によって栄える国である』と刻まれているそうです。またここも無料で見学できるエリアにあります。
11.首里城 正殿
http://naha-machima-i.com/wp/?p=1432
首里城正殿は政治や儀式の中心だった建物です。中国の紫禁城をモデルに、日本の建築様式を取り入れ建築されています。正殿前の御庭(うなー)にある中央の赤い道は「浮道(うきみち)」と呼ばれ、御庭への入口である奉神門に続いています。浮道は国王や中国からの使者「冊封使」など、限られた人のみが通ることを許されていました。首里城の龍は、大国の中国に配慮して爪が4本です。
http://thomasgittel.wordpress.com/2013/03/25/okinawa-shuri-jo-%E6%B2%96%E7%B8%84…
正殿内部。柱には彫刻が施されています。 http://mahalotaka.exblog.jp/d2007-02-26/
国王の王冠。現在見られる正殿は、1992年に復元されたものです。世界遺産に登録されているのは城壁や城跡のみで復元された正殿は含まれていませんが、王府の美術工芸品が展示されています。12.正殿周辺の見どころ
正殿周辺の見どころを下記にご紹介させていただきます。その場所の知識を得てから見ると、より一層楽しめますよ。正殿へ続く第四の門、広福門
http://www.happystory.okinawa/shuri/shuri3.html
広福門(こうふくもん)は4番目に出てくる門で、広く福を行き渡らせるという意味を持っています。創建年代は分からないそうで、現在のものは1992年に再建されました。首里城内郭への入場券はここで販売されています。
首里杜御嶽(すいむいうたき)
http://lexusls.at.webry.info/201208/article_3.html
首里森御嶽(すいむいうたき)は首里城の中で最も格式の高い拝所(うがんじょ)の1つです。首里森(すいむい)とは首里城の別称で、首里城の名前の由来となっています。首里城内にはここを含め、十嶽(とたけ)と呼ばれる10ヶ所の礼拝所がありました。首里森御嶽は10番目にあたる礼拝所です。国王は城外の寺社に出かける時にこの御嶽で祈りを捧げ、神女たちが多くの儀礼を行っていました。西(いり)のアザナ
http://blog.goo.ne.jp/forever-green/e/dac9a77b6a6aab9a288f475b597c3f4d
「アザナ」とは物見台のことを指し、首里城には「東のアザナ」と「西のアザナ」があります。別名「島添アザナ」と呼ばれる西のアザナは、那覇市街を見渡すことができる絶好の展望スポットです。当時はここに旗を立て、鐘を鳴らして時刻を伝えていました。 http://legoyokoha.exblog.jp/18393780/
西のアザナからの眺め。 http://msilaud.blogspot.jp/2012/05/blog-post.html
さまざな儀式の控えの場、下之御庭(しちゃぬうなー)
http://roadbike-cycling.blogspot.jp/2015/03/6.html
正殿のある庭より一段低くなったところが下之御庭(しちゃぬうなー)です。ここは神話によると神が誕生した場所と言われていて、聖地とされています。また下之御庭は正殿に入る前の控えの場としての役割も持っていたそうです。
往時のお役所、系図座と用物座
http://castle.jpn.org/ryuukyuu/shuri/8.html
正殿前にある系図座・用物座は琉球王朝の役所を復元した建物です。系図座は士族の家系図の管理や、歴史書の編修などを行った役所で、さまざまな記録の調査や、それらに関係する訴訟事の取り扱いを行っていました。
用物座は、城内で使われる筆記用具や日用品、資材などの保管や管理をしていた役所でした。また、江戸幕府や薩摩藩、中国への献上品の出納や、周辺の島々から納められた反物などの管理を行ってと言われています。
首里城最大の信仰の場、京の内(けおのうち)
http://darksazaby.blog.so-net.ne.jp/2013-09-25
京の内は下之御庭(しちゃぬうなー)の一段高くなった丘陵部を言います。元はけおのうちと言い、けお(気)とは霊力を意味し、京の内には「霊力のある聖域」という意味があります。
古くから王朝祭祀が執り行われ、琉球王国の最高神女である聞得大君(きこえおおきみ)が神に祈った拝所でもあります。聞得大君は、琉球最高の御嶽(うたき)と言われる斎場御嶽(せいふぁーうたき)、首里城内の10御嶽などを管理して儀式を執り行っていたそうです。
奉神門
奉神門には「神を敬う門」という意味があります。3つの入口があり、中央は国王や中国からの使者「冊封使」など身分の高い人だけが通ることができた門です。それ以外の役人や民は、両側の門を通って入城していました。門をくぐると目の前に首里城正殿が見え、御庭が広がっています。 http://ryutao.main.jp/okinawa_photo19.html
現在は誰でも中央の門を通ることができます。右掖門
http://www.uraken.net/sozai/47okinawa/kabegami.html
首里城・北殿近く、石畳の坂の上に建つ右掖門(うえきもん)は、かつて国王や親族が暮らした正殿裏側の御内原(おうちばら)への通用門として使われていました。淑順門
http://www.panoramio.com/photo/69476273
国王やその家族が暮らす御内原(おうちばら)と呼ばれる場所への表門が淑順門です。琉球語の古称はみもの御門(うじょう)、うなか御門(うじょう)。外郭の城壁がなかったころ、大御門とされた瑞泉門に対し、淑順門は副門とされていたそうです。
久慶門
http://ogurat.at.webry.info/200901/article_2.html
久慶門は首里城外郭の北側に位置し、別名 喜び誇るを意味する「ほこり御門」とも言われています。国王や外国の使臣など男性が使用する正門の歓会門(かんかいもん)に対して、久慶門は主に女性が利用する通用門としての役割を担っていました。
13.御開門式(うけーじょー)ではじまる!首里城の見どころ
下記に御開門式(うけーじょー)ではじまる!首里城の見どころをご紹介させていただきますね。ぜひ訪れる前にチェックしてください。美術工芸品を展示、南殿・番所
http://kattyan.dyndns.org/syurijyou/syurijyou.htm
内部には王朝時代に製作された漆器や絵画などの美術工芸品を中心に、風俗画や歴代国王の肖像画の写真パネルなどが展示されています。
国王・王子の執務室、控え室・書院・鎖之間と庭園
http://oki-park.jp/shurijo/guide/55
書院・鎖之間は正殿につぐ大きな建物。この建物は、南殿と渡り廊下でつながっています。きらびやかな正殿とは対照的に、建物と庭園が一体的で落ち着いた雰囲気があり、国王の執務空間を体感できる場となっています。
http://oki-park.jp/shurijo/guide/55
国王、王妃のプライベート空間、黄金御殿・寄満・近習詰所
http://oki-park.jp/shurijo/guide/994
黄金御殿は、国王や王妃・王母のプライベートゾーンで、2階には居間や寝室がありました。建物は2階部分で正殿・二階御殿・近習詰所とつながっています。 http://oki-park.jp/shurijo/guide/994
近習詰所は、近習頭や近習役、筆者、側近など、約20名あまりの役人が詰めていた場所。その役人たちは、国王の朝夕の雑用や居住空間である御内原からの出入りに付き添っていました。国王の休息所、奥書院・庭園
https://vpoint.jp/photonews/11417.html
奥書院は国王が執務の合間に休息した場所です。書院・鎖之間庭園が表向きの庭であったのに対して、ここはプライベートな庭となっていました。神女たちの通路、左掖門
http://www.tabirai.net/sightseeing/okinawa/column/0003090.aspx
左掖門は、暗御門とも呼ばれています。黄金御殿の1階に位置していて、壁と天井に囲まれたトンネル状。通路の途中で一度くねっており迷路を思わせる造りになっているので、昼間でも薄暗い場所となっていました。王国時代に行われた祭祀・儀礼において、御内原にいる神女たちは、左掖門を通過して、御庭に至ったと推定されています。つまり左掖門は、神女たちが内から表へ向かうための通路で、また御内原側からしか開けられない造りになっていたとされることから、ごく限られた時にしか使われなかったことが分かります。
官僚たちの仕事場、北殿
http://100.ajima.jp/history/historic-sites/e158.html
首里城の正殿に向かって左側の建物が北殿です。ここに琉球王府の最高機関・評定所がありました。また、一方では迎賓館の役割も兼ねていて、冊封使(さっぽうし)が到着した際には北殿内で酒や茶を振る舞い、芸能を披露して国賓をもてなしていたそうです。
14.合わせて見ておきたい!首里城周辺の文化財
周辺には様々な観光スポットがありますよ。ぜひ、訪れた際に気軽に立ち寄ってみてくださいね。楽しい場所ばかりですよ♪弁財天堂と円鑑池
http://rekioakiaki.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-ddd8.html
円鑑池は円覚寺の前にある水深3メートルほどの人工池です。ここに、首里城内の湧水・雨水が集まる仕組みとなっています。弁財天堂は池の中央に浮かんでいるかのように佇む赤瓦の小堂。航海安全を司る水の神・弁財天を祀っています。龍潭
http://www.okinawa-spot.com/2014/01/29/post-372.html
龍潭は1427年に造られた人工の池です。琉球を初めて統一した尚巴志王は、万人が自由に遊覧できる太平の世のシンボルとして、中国に渡って造園技術を学んだ国相・懐機にその造成を命じました。観賞用の船を浮かべて、水面に映る美しい首里城の姿を眺めながら中国からの使者などを歓待したとも言われています。円覚寺
http://paraibablue.at.webry.info/201106/article_5.html
円覚寺は琉球王朝黄金時代を築いた尚真王が3年の歳月をかけて1494年に建立しました。王家の菩提寺として、またかつて琉球一の規模を誇った臨済宗総本山としての役割を担い、首里城周辺に数多くあった仏教の寺院や御殿を代表する存在でもありました。木曳門
http://masa-taka.at.webry.info/200705/article_19.html
アーチ型をした石門の木曳門は、琉球王朝時代には建築や修理修復作業に使われる資材の搬入口として使われました。継世門
http://pottering-shuri.net/wp/モデルコース/カメラスポット
継世門は、首里城の東側に位置する外郭の第三門で、裏門に当たります。主に日常の通用として使われていました。また、国王が死去した時は世継ぎの王子がこの門から城内に入り、「世誇殿(よほこりでん)」で王位継承の儀礼が行われていたことから「継世門」と名付けられ、別名「すえつぎ御門(うじょう)」とも呼ばれています。
15.朝拝御規式・新春の宴、百人御物参(ももそおものまいり)
朝拝御規式・新春の宴、百人御物参(ももそおものまいり)とはどんなことかをご存知ですか?下記に詳しくご紹介させていただきます。朝拝御規式・新春の宴
http://www.japanupdate.com/2012/12/shuri-castle-park-hosts-new-years-party/
琉球王国時代、元旦に首里城で執り行われた正月儀式が朝拝御規式(ちょうはいおきしき)です。百人御物参
http://www.okinawan-lyrics.com/2015/01/religious-procession-at-shuri-castle.html
百人御物参は、神女が首里城および周辺の聖域(御嶽)を巡拝する祭祀行事です。御嶽では、国王の長寿と子孫繁栄、航海安全、国土の安全、五穀豊穣が祈願されました。男性の空間である「表」の世界と、女性の空間である「内」の世界がつながる神秘的な雰囲気を堪能することができます。16.中秋の宴
http://rekioakiaki.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-2f02.html
琉球王国時代、中国皇帝の使者である冊封使(さっぽうし)を歓待するために開かれたその宴の一つが、旧暦の8月15日中秋の名月の下で行われる中秋の宴です。月明かりに照らされた正殿を背に、人間国宝による最高峰の古典舞踊や組踊が披露されます。17.首里城祭!冊封使行列・冊封儀式
今では日本の沖縄=琉球王国ですが、この王国は日本よりも中国(明)と仲が良い国だったそうですよ。そのため、琉球王になるためには中国の皇帝に認めてもて初めて正式に王位に就くことができたそうです。これを「冊封」といいます。皇帝の使者が琉球に来て首里城で国王を任命するのが、冊封儀式と呼ばれるものです。
18.首里城歳!琉球王朝絵巻行列
http://hanetobi.blog.so-net.ne.jp/2010-11-18
異空間に迷いこんだような不思議な気分に浸ることができます。
19.首里城祭!古式行列
http://syuri-sinkoukai.com/kosikigyouretu.html
琉球王朝祭りの最大の呼び物ー古式行列は、王国時代に国の安泰と農作物の豊作を祈願するために、 正月の三日、国王が馴染みの深い円覚寺、天王寺、天界寺を参詣する 初行幸の儀式「国王御三ヶ寺参詣行列」を再現したものです。20.体験!琉球楽器(土・日・祝)
http://amanaimages.com/info/infoRM.aspx?SearchKey=25170000964&GroupCD=0&no=
せっかく沖縄を訪れたのだから、三線などの琉球楽器に触れたい!という人も多いと思います。観光客の人でもレクチャーを受けて弾くことができますよ。毎週土、日曜日、祝日には琉球の伝統楽器である三線を体験できるイベントが開催されています。限定人数となっているので、少し早目の時間に訪れることをおすすめします。場所は首里城公園でやっていますよ。
21.舞への誘い(水・金・土・日・祝)
http://rohnin1966.at.webry.info/200805/article_20.html
舞への誘いとは、琉球舞踊の素晴らしさを知ることができるイベントです。沖縄の人でないと親しみのない琉球舞踊を知ることができるため、とっても人気があります。日本舞踊とはまた違った、今までにないようなすばらしい舞が見られると評判です。着物や花笠などもとっても美しく、時間を忘れて見入ってしまいますよ。
22.ちょっと一息、首里城グルメ
ここではぜひとも訪れていただきたい、首里城の近くにある美味しいグルメ店をご紹介させていただきます。お腹がすいた時にぜひ立ち寄ってください。レストラン首里杜
http://www.tabirai.net/sightseeing/okinawa/news/0000610.aspx
このレストランでは、沖縄料理の定番の沖縄そばを始め、サーターアンダギーなどのスイーツを堪能することができます。■ 基本情報
- ・名称: レストラン首里杜
- ・住所: 沖縄県那覇市首里金城町1-1 首里杜館
- ・営業時間: ▼4月~11月10:00~19:30、▼12月~3月10:00~18:30
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 098-886-2020
- ・料金: ~1000円
- ・所要時間: 1時間
- ・公式サイトURL: http://oki-park.jp/shurijo/guide/59/159
カフェ竜樋
http://cupgourmet.jp/%E3%80%8C%E9%A6%96%E9%87%8C%E5%9F%8E%E5%85%AC%E5%9C%92%E3%8…
外を眺めながら美味しいかき氷などのお手軽スイーツを食べることができるお店です。■ 基本情報
- ・名称: カフェ龍樋
- ・住所: 沖縄県那覇市首里金城町1-1 首里杜館
- ・営業時間: 9:00~18:00
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 098-886-2020
- ・料金: ~1000円
- ・所要時間: 30分
- ・公式サイトURL: http://oki-park.jp/shurijo/guide/59/160
鎖之間でのんびり休憩
http://yokubarigma.seesaa.net/article/398312006.html
鎖之間は琉球王朝時代、王子の控所であり諸役の者たちを招き懇談する施設と言われていました。現在の鎖之間では琉球王国時代の伝統菓子やお茶を味わうことができる有料体験施設になっています。
■ 基本情報
- ・名称: 鎖之間
- ・営業時間: 9:30~18:00
- ・料金:310円
- ・所要時間: 45分
- ・公式サイトURL:http://oki-park.jp/shurijo/guide/161
23.ぜひ買って帰りたい、オリジナル土産
http://blog.livedoor.jp/wesh1985/archives/2005-03.html?p=2
首里城の中には、お土産ショップがあります。ここでしか買えない首里城オリジナルアイテムもあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。24.この城の主人!歴代の国王たち
http://bt.suitenrou.com/ogoenoma/
尚穆王(しょうぼくおう)は琉球王朝歴代の国王の中でも、今に残る歴史を作った人。屋根の上や門柱に瓦獅子(シーサー)を乗せる風習を作ったり、片石を建て石巌当を刻むようになります。さらに、首里城の寝廟殿や世添殿を創建しました。25.歴史を知る-琉球王国とは-
http://rktp.ti-da.net/e5330713.html
そもそも琉球王国とは?という根本的なことに興味がある人もいますよね。琉球王国は、約570年前(1429)に成立した国で、約120年前(1879)まで、約450年間に渡って、日本の南西諸島に存在した王制の国でひた。奄美諸島から八重山列島までの琉球諸島には、約3万2千年前から人間が住んでいたことが分かっています。琉球王国では独自国家が進んでいて、中国や日本、朝鮮、東南アジア諸国との外交や貿易を行い発展していました。
26.首里城スタンプラリー
http://blog.livedoor.jp/yauyau54/archives/51881355.html
首里城をより一層を楽しみたい!という人にぜひチャレンジしていただきたいのが、首里城スタンプラリーです。首里城公園の中にある門や建物の場所25か所にスタンプを置いてあるので、そのスタンプを集めて楽しむことができますよ。11個のスタンプが押せると子供ならシールをもらうことができます。スタンプがある場所にはそのスポットの紹介も同時にされているので、学ぶことができます。
27.日本のお城との違い発見
http://naha-machima-i.com/wp/?p=1432
首里城はお城ですが、本土にあるお城とは違う場所がたくさんあります。まず、色使いに特徴がり朱色がメインになっています。これには実は魔よけという意味があります。また首里城は、中国の紫禁城をモデルに日本の建築様式を取り入れて作られているので日本らしさをあまり感じません。このように一般的な日本の色々と違う部分はありますが、正殿の屋根や正殿の中の柱にも仏教のお寺と通じている龍がほどこされていますよ。
28.西側から入ると以外に空いている
http://1956411.at.webry.info/201503/article_26.html
首里城は沖縄での人気観光スポットとなっているので、いつ訪れてもたくさんの人が訪れている場所ですよね。できれば、ゆっくりじっくりと入って中を見たい!という人もいると思います。そんな人に朗報!実は空いている入口があるんですよ。西側から入ると以外に空いているので、ぜひ訪れた際には正面を避けて西側からどうぞ♪
29.朝一(8時30分)の見学もおススメ
http://travellingmemory.com/20151208-03/
せっかく首里城を訪れたのだから、ちゃんとしたルートで見学をしたい!という人におすすめなのが、見学コースがおすすめです。基本コースだとおよそ1時間20分で回ることができますよ。下記がその内容となっているので、ぜひ参加してくださいね。
■基本コース:首里杜館 · 守礼門 · 園比屋武御嶽石門 · 歓会門 · 瑞泉門 · 漏刻門 · 広福門(券売所) · 系図座・用物座 · 西のアザナ · 京の内 · 奉神門 · 御庭 · 南殿・番所…
30.首里城無料ガイド
http://www.e-trip.info/2015/11/%E9%A6%96%E9%87%8C%E5%9F%8E%E3%81%AE%E7%84%A1%E6%…
首里城のことをもっと知りたい!首里城の事を学びながら、中を見学したい!という人におすすめなのが、首里城無料ガイドです。専門のガイドさんが無料で案内してくれますよ。1日6回 9:00~、10:30~、13:00~、14:00~、15:00~、17:00~で案内時間は約50分となっています。楽しくわかりやすく説明してくださるので必見です。
31.展望の景色がすごい!
http://machiaruki.ti-da.net/c160667.html
首里城のキレイな景色を眺めたい!という人におすすめなのが、西のアザナです。首里城は標高約120mほどの小高い丘の上にあるのとってもキレイな那覇市内、そして海までのキレイな景色を眺めることができるんですよ。ぜひ天気が良い日には足を運んで、キレイな景色を眺めてみてくださいね。遠くに見える海と街のコラボは抜群の美しさです。
32.有料エリアと無料エリア
http://blog.livedoor.jp/yauyau54/archives/51881355.html
首里城は有料エリアと無料エリアで分れています。首里城を訪れたら必ずお金がいる…という誤解をしている人がいますが、無料のエリアもかなり広いんですよ。その有料エリアと無料エリアはどこからどこまでかというと…奉神門から内側が有料で、城郭(城壁)にある歓会門や木曳門から下之御庭までは、全て無料のエリアとなっています。なので、誰でも気軽に立ち寄って無料で楽しむこともできますよ。
33.写真禁止場所に注意
http://qusuriya.hatenablog.com/entry/2015/10/24/%E3%80%90%E5%BC%BE%E4%B8%B8%E3%8…
首里城に立ち寄った際にぜひ覚えておいていただきたいのが、写真禁止場所があるという点です。撮影禁止場所とは、首里城の本殿の中です。ここは原則写真撮影はNGとなっているので、気をつけてくださいね。スマホで気軽に写真を撮るのは絶対にダメです。
34.首里城見学ツアー
http://www.tabinchu.net/area1_3/genre1_3/spot_100194/
首里城見学バスツアーを申し込むのもおすすめですよ。移動もラクラクなので、お年寄りと一緒の旅にも最適です。ツアーによっては、首里城の見学だけでなく、美味しい食事がセットになったものや、他観光地も回れるものがあるので、ぜひ調べて参加してみてくださいね。35.首里城へのアクセス
http://tyostd.exblog.jp/17174009/
ゆいレール首里駅から徒歩15分です。36.基本情報
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%96%E9%87%8C%E5%9F%8E
- ・名称: 首里城公園
- ・住所: 〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町1−2
- ・営業時間: 8:30~18:30(閉館19:00、区域・時期により異なる)
- ・料金:大人 820円、中人 (高校生) 620円、小人 (小・中学生) 310円、6歳未満 無料
- ・定休日: 有料区域、首里杜館:7月の第1水曜日とその翌日 無料区域:無休
- ・公式サイトURL: http://oki-park.jp/shurijo/
首里城には、今回ご紹介したところ以外にも沢山の史跡があります。主要なスポットだけなら1時間程度で見てまわれますが、ゆとりのある方はぜひゆっくりと散策してみてください。
公園内では、独特の文化が楽しめる琉球王朝の宮廷舞踊や三線の体験会などのイベントが催されていますので、訪れる際には開催日や時間をチェックしていってくださいね。 城郭と外観施設は毎日ライトアップもされています。城址観光と言えば昼間がメインになりますが、夜もおすすめですよ!
素材提供:トリップアドバイザー