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佃島(つくだじま)は、もんじゃ焼きで有名な月島地域の中の一角にあります。昔懐かしい街並みと、近代的な超高層ビル群がひとつの風景の中にある、不思議なスポットに行ってみませんか? 佃島とは?
佃島は中央区(旧京橋区)内にあり、月島地域の北の端、江東区豊洲との境に位置します。昭和42年の住居表示に伴って、行政上は「佃」となっていますが、一般的には佃島の名前で通っています。砂洲だった場所を埋め立てて築島し、大阪から移住してきた漁夫が定住したのがはじまりとされています。漁に出られない時の保存食、漁船での食料として、保存のきくように塩で煮ていたものを佃煮と言っていましたが、その後、塩の代わりに醤油で煮るようになり、現在の佃煮の形になりました。その名前の通り、佃煮発祥の地でもあります。
佃島の魅力
なんといっても佃島のいちばんの魅力は「今昔の対比が美しいこと」ではないでしょうか。古い建物の中には、第二次世界大戦前ごろからある建物もあるといいますから、今の高層ビルと比べると、それぞれの良さが引き立ちます。そしてその2つの建物群が一つの画のなかに収まるうえに混沌としていないというのは珍しいことです。どこか懐かしい古い建物の路地には、隠れた名店があったり、意外な発見があったりと、まるで子供のころに宝物をみつけてわくわくした時のような気持ちになれます。
童心に帰って散歩を楽しむことができるかもしれませんよ。
見どころ・おすすめスポット
月島エリアの氏神様、住吉神社
佃島から約200mほど、佃1丁目にある住吉神社は、関東でも珍しい八角形の御神輿があります。8月6日の例大祭にはこの御神輿を見ることができますが、例大祭は3年に一度で、例大祭のない年は「かげまつり」というお祭りが行われます。住吉神社周辺には120本ほど桜の木があり、さくら祭りが開催されますので、お花見シーズンは立ち寄ってみるといいでしょう(時間帯によって甘酒やお汁粉の御振舞があります)。
元旦から4日までは「はとバス」で行くこともできるので、ぜひ足を運んでください。
基本情報
- ・名称:住吉神社(すみよしじんじゃ)
- ・住所:東京都中央区佃1-1-14
- ・アクセス:東京メトロ有楽町線・都営大江戸線 月島駅下車、6番出口から徒歩5分程度
- ・営業時間:
- ・定休日:
- ・電話番号:03-3531-3500
- ・料金:
- ・所要時間:
- ・オススメの時期:
- ・公式サイトURL:http://www.sumiyoshijinja.or.jp/
高層ビルの展望台から佃島を一望、聖路加ガーデン
佃島から700mほど歩くと、聖路加ガーデンがあります。隅田川をはさんで対岸から、月島・佃島エリアを一望できるのが特徴です。最上階の47F展望台にはスカイレストランもあり、眺望を楽しみながら食事もできます。また、タワービル内にはスカイレストラン以外にも飲食店があり、薬局・コンビニエンスストア・ホテルなども入っています。
佃島からは超高層ビルを見上げ、超高層ビルからは佃島を眺める。2つの視点から、佃島を見てはどうでしょう?
基本情報
- ・名称:聖路加ガーデン(せいろかガーデン)
- ・住所:東京都中央区明石町8-1
- ・アクセス:東京メトロ有楽町線・新富町駅から徒歩約8分
- 東京メトロ日比谷線・築地駅から徒歩約7分
- 都営大江戸線・築地市場駅から徒歩約15分
- ・営業時間:9:00~23:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:03-3248-6820
- ・料金:
- ・所要時間:
- ・オススメの時期:
- ・公式サイトURL:https://www.sltowers.co.jp/
もんじゃストリート
名前からわかるように、もんじゃ焼きの激戦区です。ストリートには60ものもんじゃ焼き店があり、どこに入ろうか迷うこと必須なので、まずは月島もんじゃ振興会に立ち寄ってみましょう。振興会は月島駅のそばにあり、振興会に加入しているもんじゃ焼き店の案内マップをもらうことができますよ。もちろん、マップをもらわずに散策するものアリです。
基本情報
- ・名称:もんじゃストリート
- ・住所:東京都中央区月島
- ・営業時間:店舗により異なります。
- 昼から営業の店 11:00~
- 夜から営業の店もあります。
- ・アクセス:東京メトロ有楽町線・月島駅
- 都営大江戸線・月島駅
- ・定休日:月曜・水曜のお店が多いです。無休のお店もあります。
- ・電話番号:03-3532-1990(月島もんじゃ振興会)
- ・料金:
- ・所要時間:
- ・オススメの時期:
- ・公式サイトURL:
佃島の佃煮
やっぱり佃煮!というあなたには、佃島名店の佃煮をおすすめします。佃煮のお店はいくつかあり、味のバリエーションや素材もそれぞれで、ハゼ・ワカサギ・ウナギ・アサリ・シラス・コンブなどいろいろです。味つけも、お店ごと・素材ごとに違うので、食べ比べてお好みのものを探し当てるのも楽しい作業ですね。お口に合う佃煮が見つかりますように!
口コミ情報
佃島と言えば定番中の定番 そうです、つくだ煮です。有名なお店が3軒川沿いに集まっています。近くを通るとチョッとショッパイお醤油の独特なニオイが鼻とお腹をくすぐります。私的にはちょっと辛口の佃煮を作っている佃源の商品が好きです。丸久、天安、田中屋(佃源)どのお店も違った味わいがありますので食べ比べてみてください。元々は摂津国佃村(現大阪市西淀川区佃町)の漁民が、江戸に移り住んだのが佃島の始まりだそうです。丸久は撮り忘れました。出典:http://travel.biglobe.ne.jp/tguide/kuchikomi/9e6ba6218d.html
志ん生の落語「佃祭り」にも出てくる佃の渡し。昔日はさぞ賑わったであろうに今は人通りもあまりない道端に、注意しなければ見過ごしてしまうように佇む石碑が一つ。しかも川は防壁でよく見えない。昔をしのぼうにも想像力すら働かないロケーションである。
出典:http://www.mapple.net/spots/G01300601001/kuchikomi_all_newer.htm