1.水辺の遊歩道とは?
江戸時代には東海道の宿場町としても栄えた三島は、富士山の雪解け水や豊富な地下水が湧き出るため、「水の都」として有名です。その湧き出る水が流れる源兵衛川に沿って、三島駅前の楽寿園から温水池まで続く散策路です。2.水辺の遊歩道の魅力
散歩道のスタートにある楽寿園は、豊かな樹木に囲まれた自然豊かな公園で、国の天然記念物に指定されている美しい庭園です。その中にある小浜池から始まる源兵衛川は、清らかな富士の百年水が流れる, 全長1.5kmの清流です。水中を揺らぐミシマバイカモや、夏にはゲンジボタルを見られることでも有名です。川辺にある石の道を歩くことが出来、環境省選定の平成の名水100選に選ばれた程高い透明度の水を眺めながら散策するルートは観光名所として沢山の観光客が癒しと涼を求めて訪れます。
3.水辺の遊歩道周辺の見どころ
桜屋
とても有名な老舗の鰻屋さんです。富士の伏流水を使ってしめた鰻は、とても上品な味わいで、秘伝のタレと備長炭で焼きあげられた蒲焼きは評判の一品です。カリッと香ばしい皮と、ふっくらとした身がたまらなく美味しいです。三嶋大社
源頼朝が源氏再興を祈願したとして有名な神社で、重要文化財の御殿をはじめ、境内には国の天然記念物であるキンモクセイや松尾芭蕉の句碑などがあります。境内にはお茶屋があり、草餅をこし餡でくるんだ「福太郎」は、おみやげにおすすめの一品です。水辺の文学碑
三嶋大社から白滝公園にまで流れる桜川沿いに、文学者11名の文学碑が建っています。正岡子規、若山牧水、司馬遼太郎、太宰治など、いずれも三島にゆかりのある人物ばかりです。文豪たちが富士の湧水が流れる水の都を偲んで文を立ち止まって読みながら、ちょっとした文学散歩が楽しめます。■ 基本情報
- ・名称: 水辺の散歩道
- ・住所: 静岡県三島市 三島駅南口
- ・料金: 無料
素材提供:トリップアドバイザー