福井・坂井市で松尾芭蕉を感じたい！芭蕉の「奥の細道」ゆかりのスポット5選

詩人として有名な松尾芭蕉は、昔歴史の授業でも習った人がほとんどだと思います。そんな松尾芭蕉が書いた「奥の細道」はその中でも最も有名な作品ではないでしょうか。今回はその「奥の細道」やその作者の松尾芭蕉のゆかりのスポットを福井県坂井市からご紹介します！

1.吉崎御坊跡

こちらは蓮如上人が布教の拠点としたとされている坊舎の跡地です。今はその坊舎は無く、広々とした土地となっていて、出入りは自由です。    松尾芭蕉はここに立ち寄りましたが、他の詩人がすでに句を詠んでいたこともあって、こちらでは句を詠まなかったと言われています。

 2.天龍寺

松尾芭蕉がこちらに住んでいた和尚を訪ねて立ち寄ったという話が伝わっています。季節によって綺麗な花々が咲くことでも有名です。  また一緒に旅をしていた門人とこちらで別れた時の気持ちを句に読んでいます。こちらの銅像はその時の様子を表しています。

 3.称念寺

こちらのお寺は、一時明智光秀が暮らしていたとも言われている歴史のあるお寺です。明智光秀は元々は貧乏で、お客さんが来ると奥さんが自分の髪を切ってそれを売り、そのお金でもてなしていたという話も残っています。  そんな2人の生活の様子を松尾芭蕉は句に詠んだことがあります。きっと松尾芭蕉の心にもそのもてなしが響いたのでしょう。  

  4.金津総持寺

こちらのお寺には、松尾芭蕉が雨宿りの際に立ち寄り、その時に地元の人々が来たために句会を開こうとした、という話も伝えられています。残念ながら雨は上がってしまったために、句会は開かれなかったと言いますが、松尾芭蕉がこの地に立ったという事実は真実のようです。

  5.大本山永平寺

こちらのお寺は歴史を感じさせてくれる素敵な雰囲気を持っています。もちろん、松尾芭蕉もこちらに立ち寄っていたことが伝えられています。
歴史の長いお寺なだけあり、そのまま残っているというのは珍しく、松尾芭蕉もこの風景を見たのかと思うとグッとくるものがありますよ！