marahami
生麦駅とは?
神奈川県横浜市鶴見区にある、京浜急行電鉄本線の駅です。キリンビールの横浜工場の最寄り駅であるため、駅メロディに「キリン・一番搾り」のCMソングが使われています♪この「生麦」という地名の由来をご紹介します。江戸時代、二代将軍・徳川秀忠の行列がこの地を通る際、道に水が溜まっていて通行ができませんでした。そこで、村の人々が街道の脇の生麦を刈り取って道に敷き、その上を行列に通らせました。秀忠はこれに対する感謝として、この一帯に生麦という地名を与え、村人に漁業に関しての特別な権利を与えたそうです。
また、幕末の「生麦事件」は歴史の教科書にも載っているので、聞き覚えのある方もいらっしゃるかもしれません。
生麦駅は横浜市鶴見区の第一京浜(国道15号)と並行してある駅ですね。この当たりは東京湾を埋め立てて作られた京浜工業地帯のそばにあり、埋め立てられる前は、生麦駅のあたりまで海があったと言われ、漁村だったそうです。日本の動脈と言われる五畿七道の一つ東海道に沿ってある京浜急行の生麦駅は、すぐ横を東海道新幹線やJR横須賀線の線路が並行して走っています。そして「キリン横浜ビアビレッジ」が、駅から徒歩10分程の場所にある為、狭い1番ホームの壁に大きくて長い工場の宣伝看板が設置してありとっても目を引きますよ。
乗り入れる路線
京急本線
横浜・新逗子・浦賀・三崎口方面京急蒲田・羽田空港・品川・泉岳寺・都営浅草線方面
港区の『泉岳寺駅』から神奈川県の『浦賀駅』を行く京急本線だけです。隣の敷地の線路で走っているJR東海の新幹線や、JR東日本の横須賀線は、乗り入れてませんので間違えないでくださいね。単式ホームと島式ホームがひとつづつあり、単式ホームが1線になっています。この1番線と島式ホームの2番線の間には、快特の通過待避線があります。下り横浜・新逗子・浦賀・三崎口方面が1番線と2番線で上り京急蒲田・羽田空港・品川・泉岳寺・都営浅草線方面は3番線の1線だけです。
時刻表
列車の発着本数は、おおよそ10分に1本程度です。列車によって終着駅が異なりますので、目的地によっては乗車する際にご注意下さい。時刻表へのリンクを貼りますので、そちらもご参考になさって下さいね。
京急本線 生麦駅 時刻表
1999年7月末のダイヤ改正前までは、生麦駅には急行が乗り入れていいましたが、現在では普通列車のみの停車駅になっています。2016年現在1番線ホームは、平日の始発から10時16分の列車までが乗り入れ、休日ダイヤを含めその他はすべて島式ホームの2番線から乗降するようになっています。なので平日の10時以降の下り列車に乗る際は気を付けてくださいね。っといっても、10時16分以降は1番線専用の改札もエレベーターもすべて閉められてしまします。
1日の平均利用者数
京急グループによると、2013年度の一日平均乗降人員は27,997人とのことです。この駅のキャパと快特が停まらない!などの条件の中、一日の乗降人数が27,997人とかすごいですね。京急全線72個の駅の中で堂々の第20位だとか。周辺には『キリンビールの横浜工場』をはじめ、『横浜商科大学 つるみキャンパス』や『法政大学女子高等学校』などの施設もあり、朝の7時台から8時台は大変な混雑になりますね。普通電車しか停まらないので、朝の東京方面への列車も6両編成が大変込み合っていて、それが川崎駅で満杯状態になってしまうほどなんです。
周辺観光スポット
生麦温泉
ちょっと意外かもしれませんが、生麦三丁目 – 五丁目には銭湯が点在しており「生麦温泉」として親しまれています。「鶴見温泉」「横浜温泉」とも呼ばれています。新旧の銭湯屋さんの中にはとってもレトロな雰囲気の銭湯も。泉質はナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉で、見た目が真黒な黒湯です。その中でも、黒湯温泉の「朝日湯温泉」さんは、一体今は何時代?と、言いたくなるような・・・そうですね~。千と千尋の神隠しの湯屋の様な造りなんです。黒い瓦がとっても豪華で、こういう造りを破風造りと言うそうなんです。重厚な建物の銭湯は、50年以上も地元の人に親しまれています。中に入ると、今はもうほとんど見られなくなった番頭式の受付なんですね。つやつやとした木の天井はとっても高く格子模様の格天井で、開放感がとっても気持ちがいいですね。
生麦魚河岸通り
生麦魚介商組合加盟の専門鮮魚店が建ち並ぶエリアです。本来は小口卸売を専門としていますが、一般の方も気軽にお魚などを購入できることで有名です。ほとんどのお店が平日の早朝の営業ですので、お買い物をされたい方は営業時間にご注意下さい。魚河岸(うおがし)と言っても、築地の様な市場ではなく、住宅街に鮮魚屋さんが軒を連ねている、食のプロも通うと言う、「生麦魚河岸通り」なんですよ。生麦駅からなら、第一京浜(国道15号線)を渡り鶴見川方向へまっすぐ行くとあります。簡単に言うと大名行列が通った『旧東海道』にあります。生麦は埋め立てが進んだ近代まで漁業の町だったことがよくわかりますね。江戸時代にはここから幕府へ献上もされていたそうです。
キリンビアビレッジ
キリンビール横浜工場です。施設内にはレストランがあるほか、工場内の見学プランも用意されています。見学はお酒が飲めないお子様や、車での来場者も楽しめるよう工夫されています。生麦駅から第一京浜(国道15号線)に出て、横浜方面へ10分程行くと『キリン横浜ビアビレッジ』のウェルカムゲートが左側に見えてきます。ビールが尚おいしい!夏場に行くと工場名にあるレストランの屋外で、出来立てのキンキンに冷えたビールとバーベキューが楽しめちゃいます。ちょっと前に工場で作られたビールが飲めるなんてワクワクですよね~♪土日はお昼から楽しめますので是非訪れて楽しんでみてはいかがでしょうか。
周辺の口コミ・写真
行ってきました。ここにはキリンの工場があり見学することができる施設。 まずは、係員の誘導により施設内を見学キリンビールの製造工程についての説明を受け、約40分・・・見学終了後は、お楽しみの試飲を、20分間(3杯まで)の試飲を楽しむことができます。※ソフトドリンクもあり。 ちなみにおみやげは、左のおつまみ10個入りで580円でした。ブルボンのお菓子なんですが、これがなかなか美味い!
http://blogs.yahoo.co.jp/taihei0114/12125940.html
生麦魚河岸なーう!なんか買うぞー!⁽⁽(ી₍₍⁽⁽(ી(^-^)ʃ)₎₎⁾⁾ʃ)₎₎ pic.twitter.com/lUAORa1PIT
— きよち@ZUMBAぴーぽー (@spaghetti_hair) 2014, 12月 30
生麦魚河岸通りで開催の旧東海道祭りに行ってきたのだ。11時前にはマグロ刺身も穴子天婦羅も売り切れてた。鹿児島から出店があった。 pic.twitter.com/keixGqIhxO
— おおぞら (@kk0930inaho3) 2014, 11月 23
■ 生麦駅の基本情報
- ・住所: 神奈川県横浜市鶴見区生麦三丁目1-35
- ・公式サイトURL: http://www.keikyu.co.jp/train-info/kakueki/KK31.html