Kyoto-Picture
京都三名水のひとつがある梨木神社を紹介します。京都三名水の中で、現在も残っているのは、この神社の「染井」の水だけ。お水は、汲んで帰れるので、ペットボトルを用意して、参拝に訪れてみませんか。また、徒歩10分ほどいけば、下御霊神社の「下御霊香水」の名水スポットもありますよ。梨木神社とは?
梨木神社は明治18年に創設された比較的新しい神社です。ここには明治維新に貢献した三條実萬(さねつむ)公と三條実美(さねとみ)公を祭神としています。この辺一帯には昔、公家のお屋敷がたくさんありましたが、明治になってそれらが全て東京に移され、その後に創建されたのが梨木神社。そしてその場所にたまたま井戸があったのだそうです。梨木神社の魅力やご利益
心願成就の神社として信仰されています。梨木神社は、京都御所の東側に位置し、三條家の邸宅があった場所に建てられています。幕末から明治維新にかけて皇室の中興に尽くされた三條実萬公、三條実美公父子がまつられています。梨木神社南側の鳥居横には湯川秀樹博士の歌碑もあります。下記に紹介しますが、京都三名水と、荻の花の名所です。見どころ・おすすめポイント
染井の水
京都三名水とも呼ばれる一つです。染井の水は醒ヶ井(さめがい)、県井(あがたい)と並んで京都三名水と呼ばれ、その中でも未だ枯れずに湧き続けている唯一の井戸です。井戸の水源は数十メートルとさほど深くはなく、鴨川の分流だということ。またこの辺りは豊富な水源があり、近くの神社ともまた水源が違うのだそう。萩まつり
梨木神社は境内には約500株の萩が植えられており、別名「萩の宮」とも呼ばれるほどです。毎年9月に開かれる「萩まつり」の頃は、美しく咲いた萩の花が見ごろで、鎧着初式や、日本舞踊もおこなわれます。「萩で有名なのに、なんで神社の名前は“梨の木”なんだろう?」と思いますが、現在「染殿町(そめどの)」と呼ばれるこの一帯はかつて「梨木町」と呼ばれていたからなんだそうです。染井会
手水舎の隣にはお茶室があり、主に毎月の第3日曜日には「染井会」というお茶会も開かれているとのこと。そこで使う水は染井の水と同じ水源から引いているそうです。毎月200人程がお茶席に来れれるそうです。きっと名水といわれる水でたてるお茶は格別に美味しいのでしょうね。能舞台
普段は一般公開されていませんが、この能舞台の建物は、結婚式の待合室や舞踊の稽古場として貸し出すこともあるそうです。愛の木
御神木である桂の木の葉がハート形になっている為に名付けられたとされています。口コミ
http://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298564-d1312118-Reviews-Nashinoki_S…
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■ 基本情報
- ・名称:梨木神社(なしのきじんじゃ)
- ・住所:京都府京都市上京区寺町通広小路上ル染殿町680番地
- ・アクセス:市バス 府立医大病院前下車 徒歩約3分
- ・営業時間:9時〜17時
- ・電話番号:075-211-0885
- ・公式サイトURL:http://nashinoki.jp/