ヨーロッパを代表する国家の一つ、ドイツ。その長い歴史と発展してきた文化にふさわしく、宮殿や大聖堂、公園に至るまで多彩な文化遺産があります。その中から、中世ドイツを連想させられる世界遺産を6つ選びました。
1.博物館島(ムゼウムスインゼル)
私のオススメ度 ★★★★
実際には島ではないのですが、「博物館島(ムゼウムスインゼル)」と呼ばれるスポットです。地理的に言えば南北に流れるシュプレー川の中州から、ブランデンブルク門から東に伸びるウンター・デン・リンデン街を境とする北半分の地区を指しています。旧博物館、新博物館、旧国立美術館、ボーデ博物館、ペルガモン博物館、ベルリン美術館を構成する5つの博物館・美術館が集まっていて、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています
一日券で全ての博物館を巡れるのが良かった。 旧ナショナルギャラリーで開催されている特別展が、日本とは飾り方などのセンスが違い大変良かったです。 天気も良く快適でした。
■ 基本情報
- ・名称:ムゼウムスインゼル (博物館島)
- ・住所:Bodestraße 1-3, Berlin, Deutschland
- ・電話番号:+49-30-209050
- ・公式サイトURL:http://www.smb.museum/home.html
2.ケルン大聖堂
私のオススメ度★★★★★
圧倒されるほど大きい、そして威厳に満ちた大聖堂です。ドイツのケルンにあるゴシック様式の大聖堂で、正式名称は、「ザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂」これは「Dom St. Peter und Maria。聖ペトロとマリア大聖堂」という意味です。大聖堂の南に位置する窓のステンドグラスは、2007年8月26日よりドイツの芸術家ゲルハルト・リヒターのデザインによるものが公開されています。かつて存在していたステンドグラスは、戦争で破壊されました。
大聖堂前の広場は小さいのですが、大聖堂は圧巻です。 中のステンドグラスもとてもきれいでした。 上にも登れるようでしたが、体力的に難しそうだったので止めました。 大聖堂前には巡礼者用の休憩所があり、誰でも利用できます。 地下にトイレもあって便利でした。
■ 基本情報
- ・名称:ケルン大聖堂
- ・住所:Domkloster 4, 50667 Köln, ドイツ
- ・アクセス:フランクフルトから特急列車(ICE)利用で約1時間15分、コブレンツ経由の場合は約2時間20分。ボンから約20分。ケルン中央駅すぐそば
- ・参考サイトURL:http://www.germany.travel/jp/towns-cities-culture/unesco-world-heritage/cologne-…
3.ライヒェナウ島
私のオススメ度 ★★★
ライヒェナウ島は、ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州のコンスタンツ湖に浮かぶ島です。コンスタンツ市のほぼ西側にあり、島は人工の道で本土とつながっています。2000年にユネスコの世界遺産に登録された。島には聖母マリアと聖マルコに捧げられたライヒェナウ修道院があります。またこの島は新鮮な野菜とおいしいワインで有名です。
僧院の前の畑のレタスの色の鮮やかさに驚きました。花も大きく、色鮮やかで、生命力に満ち溢れている感じでした。他では見られない光景でした。
■ 基本情報
- ・名称:ライヒェナウ島
- ・住所:Klosterinsel Reichenau
- ・アクセス:ンスタンツ駅からSBBで8分のライヒェナウ(バーデン)駅で7372番のバスに乗り換え。聖ゲオルク教会へはReichenau Oberzell Kreuz下車
- ・公式サイトURL:http://south-germany.jp/ac/2011/09/post-151.html
4.ハンザ同盟都市リューベック
私のオススメ度 ★★★★
リューベックは、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州に属するドイツ連邦共和国の都市です。正式名称をハンザ都市リューベックと言います。かつてはバルト海沿岸地域の貿易を独占し、ヨーロッパ北部の経済圏を支配した都市同盟、ハンザ同盟の盟主として繁栄しました。「ハンザの女王」の異名を持つここは、ドイツの文豪トーマス・マンの生まれ故郷です。彼の代表作の一つ、『ブッデンブローク家の人々』はマン自身の一族をモデルとしており、この都市を舞台にしています。
全般的に綺麗な場所という印象でした。 周りにはいくつかの美術館や、お城がありました。 そして、お祭りのようなものも多く開催されており、屋台もお城の近くにありました。
■ 基本情報
- ・名称:ハンザ同盟都市リューベック
- ・住所:Holstenplatz 1 23552 Lübeck
- ・電話番号:0451-8899700
- ・公式サイトURL:http://www.germany.travel/jp/towns-cities-culture/towns-cities/luebeck.html
5.デッサウ・ヴェルリッツの庭園王国
私のオススメ度 ★★★★
「王国庭園」ではなく、「庭園王国」です。またドイツにありますが、庭のスタイルは英国式です。ドイツおよび大陸ヨーロッパにおける最初にして最大級の英国式庭園であるため、「ヴェルリッツの英国式庭園」とも呼ばれます。エルベ川とムルデ川に沿った、総面積140平方キロメートル余りの敷地には、宮殿の他に大小100以上の建物が設けられ、様々な姿に構成された風景が広がっています。造園と建築が完璧に融合しています。
■ 基本情報
- ・名称:デッサウ・ヴェルリッツの庭園王国
- ・住所:Am Luisium, 06844 Dessau-Roßlau, ドイツ
- ・電話番号:+49 340 2164253
- ・公式サイトURL:http://www.germany.travel/jp/towns-cities-culture/unesco-world-heritage/garden-k…
6.ヴァルトブルク城
私のオススメ度 ★★★★
珍しい漆黒の城です。ヴァルトブルク城はドイツのテューリンゲン州にある史跡です。ゲーテ街道沿いにあるアイゼナハ郊外の山上にあります。1999年12月、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。宗教改革の創始者、マルティン・ルターマルティン・ルターがザクセン選帝侯フリードリヒ3世の保護の元隠れ住み、聖書を翻訳した場所としても知られています。ルターが悪魔にインク瓶を投げつけた為に出来たという伝説で有名なインクの染みが今でも残っています。
エアフルトから電車40分+タクシー20分+歩き15分くらいだった気がする。 タクシーで行っても、一般観光客はヴァルトブルク城の下の駐車場&バス停で降ろされる。 ここからの歩きが結構大変で急な斜面を登っていくことになります。…
■ 基本情報
- ・名称: ヴァルトブルク城
- ・住所: Auf der Wartburg 1, 99817 Eisenach, ドイツ
- ・電話番号:+49 3691 2500
- ・公式サイトURL: http://www.germany.travel/jp/towns-cities-culture/unesco-world-heritage/wartburg…
というわけでドイツの世界遺産を6つ紹介しました。他のヨーロッパのそれに比べると、ドイツの世界遺産はでかい、ごつい、威厳があるという表現が似合うものが多いと思います。
素材提供:トリップアドバイザー