博物館の展示としては珍しい拷問の道具がずらりと並ぶ明治大学博物館。展示物は日本のものだけでなく海外のものまで多岐に渡ります。2004年にリニューアルされたガラス張りの近代的な施設は多くの人々が訪れ、知る人ぞ知る人気のスポットとなっています。
商品部門は漆器、染織品、陶磁器などの伝統工芸を総括する展示を扱っています。また刑事部門では国内では稀少な拷問や処刑の資料を、考古部門では旧石器時代から古墳時代までの重要資料を展示しています。多彩な資料と人間の生産の歴史から人間の持つ自由や人権にまでスポットを当てた幅広い展示が特徴です。
大学建学の理念「権利自由」をコンセプトに多彩な展示を見ることができます。
死刑や拷問の器具がたくさんです。両国の江戸東京博物館が表なら、ここは裏の歴史博物館だと思いました。2009年。
素材提供:トリップアドバイザー
1.明治大学博物館とは?
商品部門、刑事部門、考古部門の3部門からなる明治大学博物館には他には無いユニークな常設展が魅力です。商品部門は漆器、染織品、陶磁器などの伝統工芸を総括する展示を扱っています。また刑事部門では国内では稀少な拷問や処刑の資料を、考古部門では旧石器時代から古墳時代までの重要資料を展示しています。多彩な資料と人間の生産の歴史から人間の持つ自由や人権にまでスポットを当てた幅広い展示が特徴です。
2.明治大学博物館の魅力
明治大学博物館は昭和8年に設立された歴史ある博物館です。大学建学の理念「権利自由」をコンセプトに多彩な展示を見ることができます。
1. 人類の裏の歴史
中でも刑事部門では人権抑圧の歴史である拷問の道具の展示を見ることができます。国内で唯一ギロチンを展示しており、様々な歴史的資料から現代に至る人権自由を再認識させてくれる貴重な資料です。2.国内外問わず豊富な資料が満載
「日本の罪と罰」では江戸時代の拷問や処刑を扱っており、他にも海外の貴重な処刑道具のレプリカを間近に見ることができるのが魅力です。3.見どころ・おすすめ
1.庶民の娯楽、見世物としての処刑
江戸時代には庶民の娯楽としての位置付けだった処刑。当時の人々の生活と共に拷問の実態が細やかに展示されています。2.国内ではここでしか見られない!「ニュルンベルクの鉄の処女」
刑事部門の目玉展示として知られる「ニュルンベルクの鉄の処女」はレプリカでありながら、中世ドイツの処刑の歴史に触れることができます。針で貫かれる残酷な処刑法は人権という考えがなかった当時の貴重な資料です。3.より苦痛の少ない人道的な処置へ「ギロチン」
18世紀のフランスで登場した「ギロチン」は受刑者の苦痛を和らげるために考案されました。ここではレプリカが展示されており、より人権の尊重する現代への変遷をうかがい知ることができます。4.常設展は無料で楽しめる!
なんといっても常設展は無料で楽しめるのが魅力です。無料ながらも多彩な展示が見られるのでおすすめのスポットです。4.明治大学博物館を訪れた人の感想
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5.場所
基本情報
- ・名称:明治大学博物館
- ・住所:東京都千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモン地階
- ・アクセス:JR御茶ノ水駅/御茶ノ水橋口から徒歩5分
- ・営業時間:10:00〜17:00
- ・定休日:夏期休業日(8/10〜16)、8月の土・日曜に臨時休館があります。
- 冬季休業日(12/26〜1/7)
- ・電話番号:03-3296-4448
- ・料金:無料(特別展は有料の場合があります)
- ・公式サイトURL:http://www.meiji.ac.jp/museum/index.html
素材提供:トリップアドバイザー