Nao Iizuka
1.「襟裳岬」とは?
襟裳岬とは、北海道幌泉郡えりも町えりも岬に属し、太平洋に面する岬です。北緯41度55分28秒、東経143度14分57秒の位置にあり、太平洋に向かって南へ突き出た地形は、北海道の形を大きく表徴する自然地形の1つとなっています。2. 襟裳岬の年間の特徴
襟裳岬は4月から5月の間は晴れる日が多く、水平線が出る割合も比較的多いですが、6月から8月には海霧が頻繁に発生します。9月は台風などが通過することがあり、10月から11月は1年中で最も見晴らしがよく、水平線をよく見ることができます。12月から3月は最も風の強い時期となり、季節によって様々な表情を見せてくれます。年間を通して風の強い場所となっていますので物が飛ばされないよう注意が必要です。3.見どころ・お勧めポイント
雄大な景色
襟裳岬は、樹木などの視界を遮るものがなく、とても見晴らしがいい場所となっています。岬の先端には長く遠くまで連なっている岩礁に打ち寄せる荒波や、遠くに広がる真っ青な太平洋の雄大な景色を見ることができます。運が良ければゼニガタアザラシを見ることもできます。もっとも見晴らしのいい10月から11月の晴れた日に訪れたいですね。襟裳岬の歌碑(島倉千代子と森進一)
襟裳岬には2つの歌碑があります。1つ目は1971年に島倉千代子の歌「襟裳岬」を町名改称を記念して建立されました。もう1つの歌碑は1997年に風の館が建設され、森進一が来町した際に記念して建立されました。同じ場所に2つの別の歌手の歌碑が並んで建立されているという他では見ることができない珍しい光景を見ることができます。風の館
襟裳岬は、年間290日以上も風の吹きつける日本屈指の強風地帯となっています。風の館はそんな襟裳岬の風をテーマとした博物館となっています。館内では、えりも町周辺の気象モニターを見ることができたり、えりもの人たちの生活と風のかかわりを映像で紹介するなどのほか、体験施設では風速25mの強風を体験できるコーナーなどが設置されている面白い博物館となっています。4.口コミ
お疲れ様です。今の襟裳岬。 pic.twitter.com/h4LeC8d4Pw
— ふじた (@seisyunkonbu_fu) 2015, 9月 8
襟裳岬の夕焼け pic.twitter.com/snUXCkfq8d
— たなか (@seisyunkonbu_t) 2015, 9月 7
#紅蓮の旅路 NO.17 北海道 襟裳岬(´・Д・)」 森進一…(´-ω-`)でもあるしとりあえず風が強い(O_O) pic.twitter.com/CEDB4wbjFy
— ドラてつ (@kemo_guren) 2015, 9月 4
5.詳細
■ 基本情報
- ・名称: 襟裳岬
- ・住所: 北海道幌泉郡えりも町字えりも岬
- ・アクセス: 札幌から 約235キロ 高速道路を使って約4時間、一般道だと約4時間半
- ・オススメの時期: 10月から11月