意外と知られていないけど、実は見どころいっぱいの観光スポットがある街はたくさんあります。埼玉県の菖蒲町もその一つで、歴史ある古墳や城跡なんかもあるんですよ。近くに行きことがあればぜひ寄ってみてください。
1.「菖蒲町」とは?
かつて埼玉県北東部に存在していた町。2010年に久喜市、北葛飾郡栗橋町、鷲宮町との新設合併により発足したのが久喜市です。しかし現在でも旧菖蒲町域を菖蒲町と呼ぶ人は多く、そのまま根付いているのも事実です。
2. どんな魅力が?
豊かな自然屋歴史あるお祭りが多く、アニメ「らき☆すた」の舞台としても描かれた町です。各地にアニメのマスコットキャラクターを活用しており、聖地としてファンが訪れる場所でもあるんです。また、市内には四季折々の花が溢れる街として活性化を図っています。コスモスや桜、レンゲ、藤、ポピー、菖蒲、などの花が咲き誇り、花に関連するイベントもたくさん行われているんですよ。
3.歴史
明治10年に名称を戸賀崎村より菖蒲町に改め、近隣の村々との数回の合併を繰り返す中で生まれた町です。その後、菖蒲町・栗橋町・鷲宮町・久喜市の1市3町の合併協議が行われ、2010年の3月に新たに「久喜市」として生まれ変わりました。4.おすすめ観光スポット
菖蒲神社
埼玉県の指定天然記念物、藤。その藤の名所として知られているのが菖蒲神社です。神社の境内には「野田フジ」と呼ばれる藤があり、4月下旬から5月上旬になると見事な花を咲かせます。800年余の歴史ある神社に、樹齢300年以上の藤は枝張り約20メートル、1メートルを超える見事な花房を垂らしています。
菖蒲城趾あやめ園
菖蒲城趾には約50品種、16000株の花菖蒲が植えられています。6月中旬から下旬にかけて辺り一面を薄紫に染めてくれます。また同時期にはラベンダーも咲き誇り、この季節しなると「あやめ・ラベンダーのブルースフェスティバル」が開催されます。初夏の心地良い季節に、綺麗な菖蒲やラベンダーを眺めながら散策するのもいいですよ。
天王山塚古墳
埼玉古墳群との密接な関係を推測されながらもいまだ本格的な調査を受けていない大型古墳「天王山塚古墳」。ひとたび発掘調査が行われれば、おそらく稲荷山級の大発見が期待されることまちがいなし!埼玉古墳界の眠れる獅子、ともいえるでしょう。木々が生い茂る天王山塚古墳のある場所は県内で登ることのできる古墳の中では最大の敷地面積だと予想されます。調査が入る前に登ってみてはいかが?
5.おすすめ名産グルメ
かき氷
猛暑地ならではのご当地グルメ、かき氷。その中でもおすすめできるのが「雪みるく」です。隣接する果物屋さんが経営しているので、当然かき氷にもたくさんのフルーツが使われています。贅沢、だけど安価なスイーツをふんだんに使ったかき氷はまさに夏の食材!季節のフルーツを使っているので、どれもハズレがありませんよ♪
がってん寿司
埼玉発祥のお店で、回転寿司のオリコン日本顧客度満足度、総合1位を獲得したことのあるお店です。県内に50店舗以上を展開している、埼玉ではメジャーなお店なんですね。お寿司に使われるネタは店内でさばかれるので、新鮮なものがいただけます♪特にマグロに力を入れていて、鮮魚の解体ショーが行われてるところもあるんです。
6.イベント
あやめ・ラベンダーのブルースフェスティバル
6月に菖蒲城趾あやめ園で開催される「あやめ・ラベンダーのブルースフェスティバル」。訪れる時期によって早咲き種が終わっていることもありますが、それでもたくさんの花が咲き誇っています。その様はまさに圧巻!一面が紫に染まっていますよ。車での移動もいいですが、イベント会場にあるレンタサイクルがおすすめですね♪
のんびりサイクリングしながら綺麗な花々を眺めることができます。
7.アクセス
国道122号線バイパス県道12号川越栗橋線8.詳細
■ 基本情報
- ・名称: 菖蒲町(現久喜市)
- ・住所: 埼玉県南埼玉郡菖蒲町
綺麗な薄紫で染まる菖蒲町。自然豊かで見どころもたくさんありますよ。アニメの聖地や古墳群もあり、興味のある方は一度行ってみては?