【葛飾】下町の雰囲気が楽しめる！「柴又帝釈天参道」を歩こう

東京の下町・葛飾区の観光名所といえば映画”男はつらいよ”でおなじみの柴又帝釈天こと題経寺ですよね。
そして柴又帝釈天の門前のには「帝釈天で産湯を浸かい．．．」と寅さんの啖呵売の声が響いてきそうな、活気あふれる店が並ぶ参道があります。

みなさんも、そんな参道を散歩してみませんか？

１．「帝釈天の参道」とは？

京成電鉄・金町線の柴又駅を出て、北西の帝釈天までつながる道が表参道になります。
およそ２００メートル強の短い参道ですが、柴又帝釈天へ参拝する方々で賑わっています。

駅を出て帝釈天に向かい、柴又街道と呼ばれる都道を越える辺りから、参拝客を相手とする門前の食事処やみやげもの屋が参道の両側に立ち並んでいます。およそ３０軒ほどはあるでしょうか。

２. どんな魅力が？

有名なお寺への参拝の楽しみのひとつといえば、門前の店を覗くことは外せません。

食べ歩きが行儀悪いと躾けられた世代の方でも、このような場所へ行くと何故かタガが外れますよね。
帝釈天の参道は、食事処はもちろん、みやげもの屋、仏具屋（たまには仏様にも線香などのおみやげを）、柴又以外では手に入りにくい寅さんグッズを扱っているお店もあります。

参道だけで結構時間を費やしてしまうかもしれませんよ。

３．見どころ・お勧めポイント

高木屋老舗

寅さんの映画に登場する団子屋”くるまや”のモデルになっているお店が「高木屋老舗」です。
店内には、ロケの際の面々の写真や渥美清氏、山田洋次監督などからの店へのみやげ物が飾られており、寅さん映画を観たことがある方なら胸が熱くなってくることでしょう。

もちろん、ただ観はいけません。ちゃんとお団子をいただきましょう。甘さが強くない餡子にからめていただく、ヨモギを練りこんだ草団子が看板メニューで、味とヨモギの香りを楽しむことができます。
おみやげ用に持ち帰ることもできますよ。

川千家

いかにも昔ながらの門前町のお店、という外観の「川千家（かわちや）」は２５０年も前から営業している川魚料理のお店です。うなぎや鯉料理などがいただけます。そういえば柴又の脇には江戸川の流れ、今は判りませんが、昔は川魚が豊富に獲れたのでしょう。

特に、ふっくらと蒸しあげて蒲焼にしたうなぎは、口の中で身がほぐれる丁度いい柔らかさです。たれが少しあっさりしていると思ったのですが、これは人によって好みがありますので．．．。
柴又観光でお腹がすいたら、たまには川魚をいただくのも良いのではないでしょうか。

柴又ハイカラ横丁

昭和３０年代の懐かしい記憶がよみがえってくるお店「柴又ハイカラ横丁」は駄菓子や懐かしいおもちゃが所狭しと並んでる郷愁たっぷりのお店です。駄菓子や玩具を買うだけではなくて、今はトンと見掛けなくなったピンボールなどのゲームをプレイすることができるんです。

２階は「柴又のおもちゃ博物館」になっていて、昭和の頃の、これまた懐かしいおもちゃの数々を拝見することができます。”大学生がマンガを読んでいる”と社会問題になった頃の少年誌にも再開できます。

４．口コミ

５．詳細

柴又帝釈天の参道には、昭和の気分を味わえる楽しく懐かしい店がたくさんあります。柴又方面へお出かけすることがありましたら、一度立ち寄られてみてはいかがでしょうか。