北海道松前郡にある「光善寺」はとは、1575(天正3)年に建立された浄土宗のお寺です。 京都百万遍忍教寺の末寺であり、後水尾天皇より山号と法衣を賜ったと伝えられます。 桜の名所としても有名で、春には多くの参拝客で賑わいます。 ここでは、美しい庭園と桜の名木血脈桜がある「光善寺」についてご紹介します。
松前町にある三大名桜の一つです。樹齢300年以上といわれ、松前を代表する品種「南殿」の 親木です。光善寺改修の際、桜の木の伐採前日に和尚の元に娘が現れました。極楽への手形である「血脈」の証文を懇願され、娘に渡した「血脈」が伐採当日に桜の木から出てきました。 そのため、娘は桜の精だったのかと悟り、桜の伐採を中止したと伝えられます。
◎阿弥陀如来立像
本尊である木造の阿弥陀如来立像は、平安時代末期に作られました。
◎義経山の碑
境内には、源義経北行伝説が伝わる義経山の碑があります。
◎松前城
旧式築城としては日本で最後のものです。春には桜と松前城のコントラストが素晴らしく、たくさんの人で賑わいます。
松前公園の一角にある光前寺は、血脈桜が有名。あるとき本堂改修のために桜の老木を伐採することとなった。伐採の前日桜の精が住職の夢枕に現れ、血脈(仏になるための書簡)を欲しがったという。伐採当日その書簡が桜の木の間から現れたために、住職が桜の精を憐れんで、伐採を中止して供養したという言い伝えから来ている。
浄土宗のお寺です。境内にある血脈桜は諸説いろいろあるようですが、その実物を観たく札幌から車を走らせました。満開のその桜は幹が太く低木でありながら枝を360度に張り巡らせ美しい桜を咲かせていました。一度は観るべき桜かもしれません。
光善寺の魅力
「光善寺」は、1808(文化5)年・1837(天保8)年・1903(明治36)年と3度の火災で、建物の大部分を焼失しました。しかし、1760(宝暦10)年に造られた仁王門と1847(弘化4)年に建てられた山門は現存しています。光善寺の見どころ
◎血脈桜松前町にある三大名桜の一つです。樹齢300年以上といわれ、松前を代表する品種「南殿」の 親木です。光善寺改修の際、桜の木の伐採前日に和尚の元に娘が現れました。極楽への手形である「血脈」の証文を懇願され、娘に渡した「血脈」が伐採当日に桜の木から出てきました。 そのため、娘は桜の精だったのかと悟り、桜の伐採を中止したと伝えられます。
◎阿弥陀如来立像
本尊である木造の阿弥陀如来立像は、平安時代末期に作られました。
◎義経山の碑
境内には、源義経北行伝説が伝わる義経山の碑があります。
◎松前城
旧式築城としては日本で最後のものです。春には桜と松前城のコントラストが素晴らしく、たくさんの人で賑わいます。
参加者の声
http://www.rurubu.com/Review/list.aspx?SpotID=JB000130
基本情報
・名称:光善寺
・住所:北海道松前郡松前町字松城303
・アクセス:JR木古内駅から函館バスで1時間30分、バス停「松城」から徒歩10分
(車)函館空港から国道228号経由2時間10分
・電話:0139-42-2680
・駐車場:なし