瀬戸内海の穏やかな海と、見事な曲線を描く棚田やオリーブ畑…。大自然に囲まれた小豆島ですが、最近は島全体をミュージアムに見立てたアートプロジェクトが展開されており、アートの島としても注目を集めています。今回は、そんな小豆島で観光巡りの途中におとずれたいお店をご紹介。地場のおいしい料理を食べながら、のんびり島時間を過ごしてみませんか?
棚田でとれたもっちもちのお米をどうぞ♪精米所をリノベーションした「こまめ食堂」
風情ある店の入口前でパチリ。笑顔がすてきなスタッフはみんな島が大好き島の名所である中山の千枚田からすぐ、昭和初期の精米所をリノベーションした食堂。名水百選の「湯船の水」で炊く棚田米のおにぎりは、口いっぱいにふんわりとしたお米の甘みとほんのりな塩味が広がり、お米の一粒ひと粒まで美味。10月頃には棚田で収穫された新米を使ったおにぎりに。みずみずしいお米に感動するはず。
棚田のおにぎり定食1280円。瀬戸内の魚のフライなど日替わりおかずに汁物、小鉢、デザートが付く
目の前に広がる緑いっぱいの棚田
こまめ食堂
- [住所] 香川県小豆島町中山1512-2
- [TEL] 00879-75-0806(NPO法人ドリームアイランド)
- [時間]11:00~17:00(L.O.16:00)
- [休]火曜
身体にやさしい、モチーフもののクッキーに釘付け♪「うみねこかしや」
おさかなバニラ、桑の葉のパヴェ、ことりのメープルなど、かわいいクッキーたち(各210円)〜「うみねこかしや」は、自然素材にこだわったお菓子屋さん。店主がていねいに焼き上げるクッキーは定番が8種類あります。小麦粉はすべて国内産で、砂糖はてんさい糖、きび粗糖、国産黒砂糖などを使用しているため甘さ控えめなやさしい味わい。地元の食材で作るシフォンケーキやシュークリーム、プリンなどは数量限定なので早めの時間に行くか予約がおすすめ。
店内はお菓子の焼き上がる香りでいっぱい。かわいいインテリアやディスプレイもすてき
営業は週末の金~日曜のみ。店の場所は古い醤油蔵が建ち並ぶ醤の郷からすぐ近く
うみねこかしや
- [住所]香川県小豆島町苗羽甲1422-1
- [TEL] 0879-82-4838
- [時間]11:00~18:00
- [休]月曜~木曜
島の小さな酒蔵が日本酒の魅力を伝えるカフェ&バー「森國酒造」
佃煮工場として使われていた古い建物をリノベーションしてカフェ&バーに「森國酒造」は、島で唯一の造り酒屋です。こだわりは標高の高い星ヶ城の沢で汲む硬水の仕込み水と、太陽の光を浴びて育ったお米。昔ながらの伝統の製法を守りながらも、「ふわふわ。」「ふふふ。」「うとうと。」などかわいいネーミングのお酒や、新しい日本酒スイーツの創作に取り組むなど、2005年創業の若い酒蔵ならではの斬新さも魅力。
居心地いい空間で日本酒を使ったスイーツや料理が味わえる。一人でもふらりと入りやすいカウンター席も冷たい甘酒(500円)。
「森國酒造」
- [住所] 香川県小豆島町馬木甲1010-1
[TEL] 0879-61-2077
[時間]11:00~17:00
[休]木曜(祝日の場合は営業)
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