福岡県の北部にある直方市(のうがたし)。飯塚市、田川市と並んで筑豊三都に挙げらますが、一方で北九州都市圏に組み込まれていて、通勤や通学は北九州という方も多いようですが、近年は筑豊本線(福北ゆたか線)の電化などにより、福岡市への流入も増えているようです。
炭鉱の栄えた頃からこの現代まで、自然に感謝し、慈しみながら直方市の人々は生きていたのではないでしょうか。世界遺産に登録された箇所だけでなく、このような土地にも目を向けたいものです。
1.多賀神社
厚な趣の多賀神社は、健康長寿・開運厄除・縁結びなどのご利益で知られています。地元に根付いた行事なども多く、元旦には周辺の住民の初詣で賑わいます。高台にあるので、眺めの良さも折り紙つき。神前結婚式などもとり行われていて、 身近な神社として慕われているのがわかります。春と秋の祭りは要チェック!
この神社は伊邪那岐大神(男神)伊邪那美大神(女神)の二神を祀ってありますが、この二人は八百万の神を産んだ天照大御神のご両親です。定期に祭りも開催されていて、春や秋は特に盛り上がるそうですよ。近くに来たら、一度は参拝してみたいもの。ピンクの桃の鈴「桃子土鈴」という土産はとても可愛くて買いです!■ 基本情報
- ・名称:多賀神社
- ・住所:福岡県直方市直方直方701
- ・アクセス:JR直方駅から徒歩で10分
- ・定休日:なし
- ・電話番号:0949-22-0125(社務所)
- ・オススメの時期:春、秋
- ・公式サイトURL:http://tagajinja.jp/index.html
2.福智山ろく花公園
季節の花が咲き乱れた心やすまる「福智山ろく花公園」。定番の花もあるから、カメラ持参でくるファンも多いそうですよ。散歩気分で散策するのもいいかもしれません。季節の移ろいに合わせたイベントも各種開催されているから、問い合わせて訪問するのが吉です。花の苗やおみやげのショッピングも楽しみ!
園内では、ショッピングや軽食が楽しめます。売店では季節の花苗や植木を格安で販売されているから、家の庭も花いっぱいにしてあげましょう。食事処ではうどん(おにぎりつき)、ぜんざいコーヒー、抹茶などをいただけます(メニューの一部が変わることがあります)。■ 基本情報
- ・名称:福地山ろく花公園
- ・住所:福岡県直方市永福寺1498
- ・アクセス:JR直方駅から車10分
- ・営業時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
- ・定休日:12月~2月および7,8月以外は、原則無休
- ・電話番号:0949-23-4187
- ・料金:大人300円、小中学生100円
- ・オススメの時期:通年
- ・公式サイトURL:http://www.fukuchi-sanroku-hanakouen.jp/
3.直方市石炭記念館
日本の産業発展、近代化に貢献してきた「筑豊炭田」の100年の歴史を 語り継ぐ施設です。内部には、炭鉱の模型やヤマの風俗を伝える絵画・写真、タヌキ掘り時代に使われた運搬用品″スラ″などの資料が展示されています。蒸気機関車の展示もあり、中に乗り込むのもOKだそうです。近代化の礎、石炭のルーツをもう一度学んで
この記念館を訪問する方々は、各地の産業遺産などについて予習し、学習の一環として来館する人が多いようです。鉄鋼や石油などにエネルギーシフトしていく経緯などを学んでおくのは、決してマイナスにはなりません。お子さんと一緒に、今度見にいってみませんか。■ 基本情報
- ・名称:直方市石炭記念館
- ・住所:福岡県直方市御館山692-4
- ・アクセス:JR直方駅から徒歩10分
- ・営業時間:9:00~17:00
- ・定休日:月曜日,第3日曜日,祝日
- ・電話番号:0949-25-2243
- ・料金:大人100円、高校~大学生50円ほか
- ・公式サイトURL:http://www.yumenity.jp/sekitan/sekitan.html
4.直方歳時館
明治の時代、炭鉱開発に尽力を注いだといわれる堀三太郎氏の住宅だったものを、昭和に寄贈され、長らくは公民館として使用されていたもの。これを利用し、現在は「直方歳時館」として部屋や備品をレンタルするなどし、新しい生涯学習施設として生まれかわりました地元住民の文化と歴史の交流、学習の場
各部屋は茶室やお稽古事の場として、レンタルルームすることが可能です(料金は部屋などにより異なる)。和室には各部屋とも炉が切ってあり、本格的なお茶会もできるつくりです。また、和室は襖や障子などの建具をはずすことにより、広く使うことが可能なので、自分の思う催事ができますね!■ 基本情報
- ・名称:直方歳時館
- ・住所:福岡県直方市
- ・アクセス:JR直方駅から徒歩10分
- ・営業時間:9:00~21:00(利用のない場合は、17:00に閉館
- ・定休日:毎週月曜日、年末年始
- ・電話番号:0949-25-2008
- ・料金:レンタル等の場合、営利目的の使用の場合は料金倍額
- ・公式サイトURL:http://www.yumenity.jp/saijikan/
5.もちだんご村
贈答品として贈るおせんべいなどで知られている「もち吉」。このアウトレット品が買えたり、焼きたてを試食や場見学ができたりするのが、「もちだんご村」です。この村の住所は『もちだんご村餅乃神社前』となっていて、嘘っぽいと感じられるでしょうが、もちだんご村にこの神社が実在します。真実です。焼きたておせんべいは格別!焼きたてきなこ餅もおいしい
もち吉のおせんべいは、固くなく、ふわっとした食感が特徴です。そんなこだわりのおせんべいの、割れたものを詰め込んだお徳な詰め合わせがお買い得です。お客様に出すわけにはいかないけど、家族でお茶うけタイムにつまむには最適ですよ。■ 基本情報
- ・名称:もちだんご村
- ・住所:福岡県 直方市大字下境2400番地字餅米もちだんご村餅乃神社前
- ・アクセス:九州自動車道「八幡IC」より車で10分
- ・営業時間:午前9時00分~午後7時00分
- ・定休日:なし
- ・電話番号:0949-22-2421
- ・料金:なし
- ・参考サイトURL:http://www.mochikichi.co.jp/
炭鉱の栄えた頃からこの現代まで、自然に感謝し、慈しみながら直方市の人々は生きていたのではないでしょうか。世界遺産に登録された箇所だけでなく、このような土地にも目を向けたいものです。