北海道と言えば、観光ももちろん楽しみだけど、やっぱり期待したいのがグルメ!その中でも不動の地位を誇るもの、それは”札幌ラーメン”ですよね♪
でも、どこに行ったらいいの?と地元の人に聞いても、結構答えはバラバラ。絶対的なおすすめがなく、それぞれの店が特色があって美味いのも札幌ラーメンの特徴ではないでしょうか。
ということで、私の独断でおすすめの札幌ラーメン店、紹介したいと思います。ちなみにこのページ、稀に追加更新していきますので、できれば度々お越しくださいね♪
<目次>
1. レンタカーで行きたい郊外店
1-1. らーめん木蓮
1-2. ゆげや
2. 街中で食べたいおすすめ店
2-1. らーめん信玄 南6条店
2-2. 麺屋雪風 すすきの本店
2-3. いそのかづお
3. 札幌駅近「らーめん共和国」で食べるなら
3-1. 吉山商店
1. レンタカーで行きたい郊外店
1-1. らーめん木蓮
まず初めに紹介するのが、札幌中心部の西寄り、動物園がある円山(まるやま)公園から比較的近い場所にある「らーめん木蓮」。7~8名がけのカウンターと4名テーブルが2つ程度の、小さ目なお店です。
お店に入ると香ばしいニンニクの香りがただよい、食欲をあおります。。
1番人気の「みそらーめん」(750円)がこちら。
新鮮な水菜とネギがそそります。
上のショウガは途中で溶かして、スープの味の変化を楽しむのが◎ですよ♪
札幌ラーメンにしてはやや細めの縮れ。つゆとの絡みがいい、”さらつるっ”と頂けます。
さらっとしたスープが旨い。濃すぎず、香ばしく、上品。
できたては油分が多い為、特に熱々なので要注意。寒い冬に食べるとなお良しです!
ちなみに油が多いのが苦手な常連さんは「油少なめ」のオーダーも。
ほろっとやわらかいチャーシューが、スープとまたよく合います。
麺、スープ、具とバランスが良く、完成された一品です。
■ 基本情報
- ・名称: らーめん木蓮
- ・住所: 北海道札幌市西区西野4条6丁目2-1
- ・営業時間:平日 11:00~15:00 / 17:00~20:30 (20:15 L.O.)
- 土曜 11:00~20:30 (20:15 L.O.)
- 日祝 11:00~20:00 (19:45 L.O.)
- ・店休日:木曜日
- ・電話番号:011-676-8172
- ・駐車場:あり
1-2. ゆげや
続いては、札幌自動車道、雁来ICから近く、伏古(ふしこ)にあるラーメン店、ゆげや。カウンター席と4名テーブル席×3と、こちらも大きくないお店です。
撮影時は満席のためテーブル席の相席で頂きました。
こちらは、あっさりみそラーメン(700円)。
背油入りのこってりが人気なのですが、あっさり派の私はこちら。
中麺のちぢれ。けっこうギリギリの、硬すぎない程度の硬麺で来るのが嬉しい♪
そしてスープ。あっさりと言えども結構しっかりとした味わい。
でもここからが不思議、飲み込むとのどに塩分が全然残らないんです。
口の中だけで、ミルキーな優しいみその香りが楽しめるこの味わい。
物足りない方もいるかもしれませんが、好きですね♪
見た目によらず、良く煮込んだ食べ応えのあるチャーシューです。
■ 基本情報
- ・名称: ゆげや
- ・住所:北海道札幌市東区伏古四条4-1-5
- ・営業時間:平日 11:00~15:30 / 17:30~20:00 ・土日 11:00~20:00
- ・定休日: 水曜日の夜・木曜日
- ・電話番号: 011-784-7774
- ・駐車場:あり
2. 街中で食べたいおすすめ店
2-1. らーめん信玄 南6条店
続いては夜に便利なすすきのエリアの名店をご紹介。
本店は札幌の隣の石狩市にある、らーめん信玄。
有名なだけあってだいたい並びます。中はL字のカウンター席のみで12~3名程度座れます。
メニューには昔の国名が付けられております。ちなみに、厨房内の定員さん3名。
すごくチームワークよくてきぱきこなしている様子に好感が持てます!
こちらが信州(こくみそ)、760円。
割りばしよりも横長い、広めのお椀に入って登場です。
なお、多くなくてもいいという方のためにハーフもあります。
食べ応えのあるやや太めのプリプリ麺。食べるともちもちっ♪
濃そうに見えてまろやか。
やや多めのスープは、まるでバターが入っているかのようなクリーミーで優しい味。
チャーシュー、見ての通りトロトロ♪
今回ご紹介する6件の中で、もっとも「札幌みそラーメン」らしい、札幌ならではの完成された1杯と言えるでしょう。
- ■ 基本情報
- ・名称: らーめん信玄 南6条店
- ・住所: 北海道札幌市中央区南六条西8丁目8-2
- ・営業時間: 11:30~25:00
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 011-530-5002
- ・駐車場:なし
2-2. 麺屋雪風 すすきの本店
続いてはすすきのから中島公園方面に歩いた先にあるお店、麺屋雪風(めんや ゆきかぜ)。
こちらも12~3名が入ればいっぱいという、小さなお店です。
こちらが1番人気の濃厚みそラーメン(800円)。
ここの特徴は超!クリーミーなスープ。味自体は濃くて辛いということではなく、トロトロ感が半端ない、なかなか出会う事のない味わいです。
やや太めの縮れ麺、クリーミーなスープが(当然ながら)とても良く絡みます。
スープの濃さがよくわかると思います。が、濃い系のラーメンとは一線を画す、雪風ならではのマイルドで柔らかい味わい。
存在感のあるとろっとしたチャーシューがどんと1枚。だけでなく、スープの中に鳥もいらっしゃいます。高く盛られた白ネギとキクラゲがまた、クリーミーなダシに合うのです。
総じて、”札幌でしか食べられない1杯”といえます。ぜひ。
なおこのお店、日中と日・祝日は開いておりませんので、観光でお越しの際は要チェックですよ♪
- ■ 基本情報
- ・名称: 麺屋雪風 すすきの本店
- ・住所: 北海道札幌市中央区南七条西4-2-6 LC拾壱番館 1F
- ・営業時間: 19:00~26:00
- ・定休日: 日・祝
- ・電話番号:011-512-3022
- ・駐車場:なし
2-3. いそのかづお
続いてはこれまた、すすきのにあるお店から。夜中にしか空いてないお店、いそのかづお、です。
すすきのの雑居ビルにあります。
ビルの細い廊下を進むと、
ありました!カウンター6席だけのお店、だいたい並んでいます。
しばし待った後に出てきたのがこちら、札幌ブラック(800円)。
見ての通り、迫力のある濃さです!!
しょっぱさがガツンと来るか!と思いきや、思いのほか味わい深いコクが口の中に広がります。いけます。
焼きそばのような色合いになってしまった麺は、中太でコシがあり、つるっといけます。
チャーシューは味付けをしていないタイプ。
コクのあるスープの味がチャーシューをおいしくします。
食べ進むにつれて濃さを感じた時は、えび粉を投入。
風味がかわり、またイケちゃいます♪また注文で投入用おろし生姜もいただけます(無料)。
この看板の絵のような店主が一人で切り盛り。
夜のススキノで楽しんだ方もそうでもなかった方も(?)また来たくなる、夜のシメの1杯です!
- ■ 基本情報
- ・名称: いそのかづお
- ・住所: 北海道札幌市中央区南5条西5丁目21 第2旭観光ビル1F
- ・営業時間: 22:00~翌日6:00
- ・店休日:日曜日
- ・電話番号: 011-520-5533
- ・駐車場:なし
3. 札幌駅近「ら~めん共和国」で食べるなら
さて次は、便利の良い札幌駅近くにある「ら~めん共和国」で食べたい1杯からご紹介します。
札幌ら~めん共和国とは、札幌駅改札から歩いて5分ほど「エスタ」10階、北海道の人気ラーメン店が集まるフードテーマパークです。
8軒の名店が揃っています!
3-1. 吉山商店
今回はその中から1店を厳選して、「吉山商店」をご紹介します。みそ、しょうゆ、しおとバリエーションがあります♪
1番人気、焙煎ごまみそラーメン(780円)がこちら。香ばしいみそとごまの風味がそそります。
麺はやや細めの縮れ、スープの切れもよくつるつるっといけます。
スープはやや辛め、みそと炒めた具材の香ばしさの味わいが、舌と喉へまったりでなくストレートにきます。ラードの油分が多いためできたてはちょっと熱いです。
チャーシューは2枚、さらにスープの中には炒めた野菜とともに挽肉を入れ、味をより深めています。
先に挙げた信玄がまろやか系ラーメンと評するのであれば、こちらのスープはキレのある直球派の味わいといえます。
- ■ 基本情報
- ・名称:吉山商店 札幌ら~めん共和国店
- ・住所:北海道札幌市中央区北5条西2-1 札幌ESTA 10F
- ・営業時間:11:00~22:00
- ・店休日:なし
- ・電話番号: 011-520-5533
- ・駐車場:あり(有料)
おわりに
以上、私の独断で選んだ札幌ラーメン、6軒をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?「ここが入っているのはおかしいぞ!」「あの店をいれないの?」という声が聞こえてきそうですが、こればっかりは好き好きですのでご容赦を。。。
札幌みそラーメンと一口に言っても様々であることを実感。
ぜひラーメン好きであれば、札幌で2杯・3杯と食べ歩いてほしいところですね♪