長門温泉でタクシーの運転手に有名な温泉旅館を訪ねてみたところ「大谷山荘」の名が上がった。その大谷山荘には、「別邸音信(おとずれ)」と呼ばれる宿があり、なんと山口県で最高価格帯の温泉宿なのです。(2016年3月BIGLOBE温泉調査時点)
山口県一の高級旅館を一度は見てみたい!そう思ったBIGLOBE温泉取材班は、別邸音信の館内見学をお願いすることに。
ロビーに驚く
ロビーがいきなりリゾート空間。のっけから驚かされます。そして、ウエルカム抹茶サービス。こんな空間で抹茶を頂けるなんて素敵だと思っていたら、奥の間に通されました。
えっと、茶室ですか?
チェックイン時のウエルカムドリンクサービスはよくありますが、別邸音信では本格的な茶室で抹茶を頂けます。さらに足腰の悪い方などには、座って抹茶を頂けるスペースも用意されているなどさすがです。
次に案内されたのが、The bar OTOZURE
水鏡に照らされる月明かりを眺めながらお酒を愉しめる。まさにオトナのための空間。こんなところに通されたら、スマホの電源を切って、今後の人生について妄想したくなります。
では、お部屋に向かいましょう。音信ではA~Gの7タイプの部屋が用意され、もちろん全室露天風呂付きです。
Type Aのお部屋
えっと、ここは別荘ですか?
あまりにも広いお部屋と、その開放感に思わず声を上げてしまいます。またテラスには半円形のソファーが置かれ、室内にいながらにして屋外感覚を楽しめるようになっています。
露天風呂はこのような感じ。
申し分ない造りですね。別邸音信に宿泊する方は、渡り廊下で繋がった大谷山荘の露天風呂(次の写真)も利用できますので、気分に応じて使い分けできます。
ちなみに、私が目を引いたのが、客室内のオーディオと固定電話です。オーディオは重厚感あるDENON製。
館内にあるライブラリからCDを借りて聴いたり、Bluetoothでスマホと接続してお気に入りの音楽を流すことができます。もちろん、客室内の露天風呂にもスピーカーが付いていますので、温泉に浸かりながら音楽を楽しめます。
電話機はAmadanaデザイン。客室の置かれているひとつひとつのモノに対してセンスがあります。こちらのお部屋は、かなり広いお部屋ですので、旧友とのグループ旅行での宿泊などにお薦めです。
(別邸音信は12歳以下のお子様は入館できませんのでご注意下さい。)
それでは、別のお部屋を覗いてみましょう。
Type Gのお部屋
あれ狭い?
安心して下さい。この部屋はメゾネットタイプで、写真は2階部分なんですよ。TypeAは定員5名に対して、こちらは定員2名のプライベート感覚満載の部屋になっています。
上から部屋を見下ろすとこんな感じ。
あ、写真右上に 高級チェアを発見!
これは20世紀を代表する近代建築の3大巨匠の一人 ル・コルビジェ代表作であるチェアで、お値段17万円。
デッキには露天風呂もありますが、男性陣が興味を引いたのは室内バスルーム。
室内バスのカーテンをオープンすると、なんとバスルームからベットルームが見渡せます。
嬉し恥ずかしの仕掛けですね。隠れ家的な要素もあるTypeG。カップルや新婚に特にお薦めしたいお部屋です。
最後にこれだけ言わせて
宿泊料金は1泊2食付きで4~5万円/人という価格帯だけあり、異次元の体験ができます。おいそれと宿泊できる料金ではありませんが、一度見学させて頂くと、泊まってみたくなるレベル。 よくよく考えると、香港で普通のホテルに宿泊する旅行と変わらない金額で、別邸音信の究極の体験を味わうことができます。たまには国内での贅沢もいいなぁと・・・別邸 音信
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