Peter Enyeart
屋久島での観光と言えば何?と聞くと屋久杉という人がほとんどを占めてしまいます。ですが、屋久島というのは、杉以外にも自然がたくさんある自然の宝庫なんです!もちろん海も美しいですし、滝だってあります。屋久島といえば縄文杉。縄文杉といえば屋久島。でも、屋久島はそれしかいのか!?いやいや。そんなはずはありません。屋久島=杉の島ではありません。まだまだ知らない屋久島の魅力をたっぷり!そんなわけで今回は「屋久島の観光スポット」をご紹介します。
1.縄文杉
最初にあそこまで言っておきながら、お約束なので入れておこうとお思います。登山口からトロッコ道を通り、途中から本格的な登山コースになり、片道4-5時間で出会うことができます。登山の前にはちゃんと届け出を出しておきましょう。屋久島に行ったらやっぱり行かない訳にはいきません。出典:hhttp://yakushimagdm.at.webry.info/200807/article_16.html
2.大川の滝
落差88m。日本の滝百選にも選ばれた屋久島の滝です。平家の隠し財宝伝説も残っているとか。滝の近くには、日本名水百選に選ばれた大川湧き水もあり、自然を味わうこともできます。出典:http://www.rinya.maff.go.jp/kyusyu/kanri/rekumori/ookawanotaki-fukei.html
■ 基本情報
- ・名称: 大川の滝
- ・住所: 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦
- ・アクセス: 宮之浦港から、屋久島交通バスが運行する「白谷雲水峡行」で約40分、
- 終点下車すぐ(※冬期は運休あり)
- ・電話番号: 0997-43-5900
- ・料金: 300円(協力金)
3.白谷雲水峡
清流・渓谷・苔のじゅうたん。見ているだけでも癒される白谷雲水峡。その中を流れる白谷川の両岸には遊歩道が整備されているので、散策感覚で行くことができます。出典:http://sunshinetour.co.jp/fukuoka/yakushima/yaku_kagoshima/1222.html
■ 基本情報
- ・名称:白谷雲水峡
- ・アクセス:宮之浦港から、屋久島交通バスが運行する「白谷雲水峡行」で約40分、
- 終点下車すぐ(※冬期は運休あり)
- ・電話番号:0997-43-5900
- ・料金: 300円(協力金)
4.屋久島フルーツガーデン
屋久島といえばアップルマンゴーやタンカン、ポンカンが有名ですよね。そんなフルーツをはじめ、南国系のフルーツが集まっているのが「屋久島フルーツガーデン」です。園内を見たあとは、フルーツガーデンでとれた果物も食べられます。出典:http://ratch.exblog.jp/m2007-08-01/
■ 基本情報
- ・名称: 屋久島フルーツガーデン
- ・住所: 鹿児島県熊毛郡屋久島町中間629-16
- ・アクセス: 宮之浦港から種子島・屋久島交通「栗生橋行」のバスで約1時間30分。
- 「中間」で下車して徒歩15分
- ・営業時間: 8:30~16:30(閉館)
- ・電話番号: 0997-57-8522
- ・料金: 大人500円
5.屋久島うみがめ館
屋久島のウミガメの調査や保護をしている、NPO法人が運営している施設で、写真パネルや剥製など、普段はなかなか見れない貴重な展示物を多数展示しております。http://yakushimapain.seesaa.net/article/96762485.html
■ 基本情報
- ・名称: 屋久島うみがめ館
- ・住所: 鹿児島県熊毛郡屋久島町永田489‐8
- ・アクセス: 屋久島交通「永田行」のバスで「中野橋」下車、徒歩3分
- ・営業時間: 9:00~17:00
- ・定休日: 火曜日
- ・電話番号: 0997-49‐6550
- ・料金: 大人300円
- ・公式サイトURL: http://www.k4.dion.ne.jp/~umigame/
6.平内海中温泉
干潮の前後2時間しか入れない伝説の海中温泉(天然の露天温泉)です。泉質は単純硫黄泉。混浴で更衣室はありません。http://www.its-mo.com/c/平内海中温泉
■ 基本情報
- ・名称: 平内海中温泉
- ・住所: 屋久島町平内湯之上7-2
- ・アクセス: 宮之浦港からバスで80分ほど
- ・料金: 志として一人100円
- ・公式サイトURL:http://www1.ocn.ne.jp/~hirauchi/onsen/onsen.html
7.紀元杉
屋久島の雄大な杉は見たいけど、長い距離は歩けないという方におすすめの「紀元杉」。車で見に行くことの出きる最大の屋久杉で、推定樹齢3000年。樹高19.5mで胸高周囲8.1mあります。出典:http://www.seiyo.org/yama/07yakushima1.html
■ 基本情報
- ・名称: 紀元杉
- ・住所: 鹿児島県熊毛郡屋久島町 安房林道沿い
- ・アクセス: 屋久島交通「ヤクスギランド行」のバスで終点下車
8.屋久島青少年旅行村
せっかくの屋久島だし、アウトドアも楽しみたいという方にオススメの宿泊施設です。バスキッチン付きのバンガローやキャンプ施設があります。また、カヌー体験や、釣り、海水浴ができるのも魅力です。http://yakusugi-museum.com/yakushima-sight-seeing/403-midokoro.html
■ 基本情報
- ・名称: 屋久島青少年旅行村
- ・住所: 鹿児島県熊毛郡屋久町栗生字塚崎2911-2
- ・アクセス: 宮之浦港より県道78号を屋久町方面へ約40km
- ・営業期間: 4月1日~10月31日
- ・電話番号:0997-48-2871
- ・料金:16歳以上400円、6歳以上15歳以下300円
9.屋久島灯台
100年に渡り、屋久島の周辺を通る船舶の安全を見守ってきた灯台です。屋久島の姿を一望できます。出典:http://yakushimahitoritabi.blog25.fc2.com/blog-category-13.html
■ 基本情報
- ・名称: 屋久島灯台
- ・住所: 鹿児島県熊毛郡屋久島町永田
- ・電話番号: 09974-5-2210
- ・料金: 外からは無料で観ることができます
10.宮之浦港と安房港
屋久島と本土鹿児島を結ぶ船が発着する港です。本土から屋久島へ行くには、基本的に「船」か「飛行機」になります。屋久島で過ごすスケジュールと合わせて、選ぶといいかもしれません。出典:http://www.360navi.com/photo/46kagosima/02yakusima/04miyanour/10page.htm
詳しい情報は各運航会社までお問い合せください。
<船の場合>
フェリー「屋久島2」で約4時間
http://ferryyakusima2.com/
高速船「トッピー・ロケット」で1時間45分~3時間
http://www.tykousoku.jp/
<飛行機の場合>
JACで35分
http://www.jac.co.jp/
11.千尋の滝
屋久島は1年間を通して、非常に雨量が多く、その恵みの雨が山に降り注ぎ、いくつもの川や滝を生み出しています。この千尋の滝もモッチョム岳の裾にできた雄大なV字型の谷の中にある滝です。60mもの落差のある滝は屋久島を代表する滝の一つでもあります。
千尋の滝という名前の由来は、滝の左側にある岩盤が千人の人間が手を結んだくらいの大きさという事から由来しています。両手を伸ばした長さを「一尋」ということから「千尋」と呼ばれるようになりました。
この千尋の滝を見る時は、特に雨が降った後がオススメです。通常時でも水量の多い滝ではありますが、雨の後は特に水量が増しますので、一気に荘厳な滝へと変貌します。
■ 基本情報
- ・名称:千尋の滝
- ・住所: 鹿児島県熊毛郡屋久島町原
- ・アクセス: 宮之浦港より車で約50分 屋久島空港より約35分。
- ・電話番号: 0997-43-5900(屋久島町商工観光課)
- ・公式サイトURL:http://www.kagoshima-kankou.com/guide/10712/
12.トローキの滝
トローキの滝は落差が6mと一見そこまですごい滝ではないように思えますが、実はこの滝は川に落ちる滝ではなく、海に直接落ちるという珍しい海岸瀑なのです。日本ではこの屋久島以外では、北海道の知床にあるカムイワッカの滝だけですので、屋久島を訪れる際には必ず立ち寄りたい場所です。ちなみに、トローキの滝の「トローキ」という言葉の意味は滝の音である「轟き」がなまったものだといわれているそうです。
■ 基本情報
- ・名称: トローキの滝
- ・住所: 鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生
- ・アクセス: 宮之浦港から屋久島交通バスで約55分「鯛ノ川」下車徒歩3分 空港から車で25分
- ・電話番号: 0997-43-5900(屋久島町商工観光課)
- ・公式サイトURL:http://www.rurubu.com/sight/detail.aspx?BookID=23430210
13.横河渓谷
横河渓谷と書いて、「よっごけいこく」と呼びます。地元の訛りのような呼び方のこの渓谷は、ガイドブックに載っていたり載っていなかったりと結構穴場的な渓谷です。ですが、侮ることなかれ!この横河渓谷は非常に透明度の高いエメラルドグリーの清流であり、とてもきれいな渓谷です。滑り台になっているような場所やプールのようになっている場所があるので、夏場では水遊びをする家族連れも良く見かけます。 但し、流れの速い所もありますので、ライフジャケットを着用して、流れの緩い所で遊ぶようにしましょう。
■ 基本情報
- ・名称: 横河渓谷
- ・住所: 鹿児島県熊毛郡屋久島町永田
- ・アクセス: 宮之浦港から種子島・屋久島交通永田行きバスで34分、終点下車、徒歩20分
- ・電話番号: 0997-43-5900(屋久島町商工観光課)
- ・公式サイトURL:https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1121600-d3489832-Reviews-Yoggo_Val…
14.志戸子ガジュマル園
屋久島は屋久杉だけだと思っている方もいると思いますが、屋久杉だけではなく、とても樹齢の長いガジュマルもあるんです。志戸子ガジュマル園では樹齢500年を超える大ガジュマルをはじめとする様々な亜熱帯性の植物を鑑賞することができる、屋久島内でも最大のガジュマル園です。
ガジュマルと言えば、「幸せの木」とも呼ばれ、根っこが浮き上がったような変わった形をしている、非常に癒される木です。小さな鉢植えで見ることが多いですが、樹齢500年を超えるガジュマルは正に圧巻で、どこか神々しささえも兼ね備えています。
■ 基本情報
- ・名称: 志戸子ガジュマル園
- ・住所: 鹿児島県熊毛郡屋久島町志戸子
- ・アクセス:宮之浦港から車で15分
- ・営業時間: 8:30~18:30(9~3月は17:00まで)
- ・電話番号: 0997-43-5900(屋久島町商工観光課)
- ・料金: 大人:200円、小・中・高生:100円
- ・公式サイトURL:http://www.kagoshima-kankou.com/guide/10732/
15.石楠花の森公園
石楠花の森公園は、文字通りシャクナゲがたくさんある公園です。栗生川の川沿いに遊歩道があり、そこの遊歩道ではシャクナゲやその他の多くの植物を見ることができます。
特にシャクナゲの品種については群を抜いており、ヤマシャクナゲをはじめとする外来種を含めて、なんと2000本ものシャクナゲが植えられています。シャクナゲが一番きれいに見ることができる季節は、3月から5月ですので、時期が合うのであれば是非訪れてほしい場所です。
また、この公園自体の入園料は無料ですが、美しい公園を維持管理するための協力金を募っています。
■ 基本情報
- ・名称:石楠花の森公園
- ・住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町栗生
- ・アクセス:安房港から車で 50分 バス停栗生橋から徒歩 5分
- ・電話番号: 0997-43-5900(屋久島町商工観光課)
- ・公式サイトURL:http://www.yakushima-marche.com/cust-spot/5467/
16.安房川
安房川は、照葉樹の森に囲まれたとてもきれいな渓谷です。渓谷と言えども海に近い河口部では非常に流れも穏やかです。そのため、リバーカヤックやシュノーケリングなどのアクティビティ等が盛んです。特にリバーカヤックは、低い目線で静かに川の上をこぎ進むことができますので、ギリギリまで動物に近づけたりします。
安房川の周囲の森には、ヤクザルやヤクシカを始め多く野鳥が棲んでいます。運が良ければ水を飲みに来ている動物たちを間近で見ることができるかもしれません。
■ 基本情報
- ・名称: 安房川
- ・住所: 鹿児島県熊毛郡屋久島町
- ・公式サイトURL:http://4travel.jp/domestic/area/kyushu/kagoshima/rito/yakushima/nature/11321661/
17.ヤクスギランド
ヤクスギランドは、一見遊園地の様な名前をしていますが、安房川の支流、荒川の上流付近にある自然休養林です。その広さはなんと270.33haと非常に広く、標高も1000mに位置するところにあります。非常に多くの屋久杉が植生しており、なんと1800年の樹齢の屋久杉まであります。また、屋久杉だけでなく、山頂付近ではヤクシマシャクナゲやハイノキの藪が出来ていて、花の咲く春先は非常に美しい風景を見せてくれます。
■ 基本情報
- ・名称: ヤクスギランド
- ・アクセス: 路線バス:宮之浦~ヤクスギランド線で終点、ヤクスギランド下車
- ・電話番号:0997-46-3221(屋久島町役場)
- ・料金: 入林協力金:300円(高校生以上)
- ・公式サイトURL:http://4travel.jp/domestic/area/kyushu/kagoshima/rito/yakushima/nature/10012077/
18.春田浜
春田浜は、屋久島内で最大級の隆起サンゴ礁海岸です。夏場では海水浴が出来、夏場以外のでも海岸にすむ生物の観察を行なう事が出来ます。遊泳エリアにおいては、シュノーケリングで色とりどりのサンゴ礁を観察することができます。また、泳ぎが苦手な人でも、塩だまりでは鮮やかな熱帯魚やカニ、イソギンチャクなどを観察することができます。直に見たり触ったりできる自然の水族館と言った雰囲気で、多くの家族連れが海水浴や生き物観察に夢中になっています。
■ 基本情報
- ・名称: 春田浜
・住所: 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房
・アクセス:公共交通機関…屋久島交通栗生方面行きバスで「安房貯木場入口」下車徒歩15分車…宮之浦港より車で約20分/屋久島空港より約15分
・問い合わせ: 0997-43-5900(屋久島町商工観光課)
・公式サイトURL:http://www.kagoshima-kankou.com/guide/10716/
19.梢回廊キャノッピ
梢回廊キャノッピとは、自然を使った大型のアスレチックをイメージしてくれると良いです。全長300m以上のボードウォークと呼ばれる空中回廊や、ジップラインの先駆けとされるキャノピーロープで、樹上を駆け回ることで、気分は正にターザンの様な気分になることができます。また、通常の観光では見ることのできない角度から、屋久島の森を堪能することができます。さらに昼間だけでなく、ナイトツアーで星空を観察したりすることもできます。
■ 基本情報
- ・名称:梢回廊キャノッピ
- ・住所:鹿児島県熊毛部屋久町原677-44
- ・アクセス:宮之浦港より車40分/屋久島空港より車25分/安房港より車15分
- ・電話番号: 0997-49-3232
- ・料金: キャノピーウォーク 大人1000円 学生900円 中高校生700円 小学生500円 キャノピーロープ 高校生以上1200円~ 中学小学生1000円 ※コースや内容により異なる
- ・公式サイトURL: http://canopywalk.web.fc2.com/
20.屋久島町まごころ市 ぽんたん館
屋久島の特産って知っていますか?実はぽんかんとたんかん等のかんきつ類が特産品となっています。ぽんたん館はそんなぽんかんとたんかんの名前からもじった直売所です。旬の野菜や果物そのものを販売して射たり、それらを使った加工品や工芸品を扱っています。その中でも一番オススメなのは、ぽんかんとたんかんを使ったジュースやジャムが人気の商品です。 トローキの滝の近くでもあるので、お近くに寄った際は是非のぞいてみてください。
■ 基本情報
- ・名称: ぽんたん館
- ・住所: 鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生898-2
- ・アクセス: 安房港から車で 15分 バス停鯛ノ川から徒歩 1分
- ・営業時間: 8:30~17:30
- ・定休日: 年末・年始休館日
- ・電話番号:0997-47-2557
- ・公式サイトURL:http://www.yakushima-marche.com/cust-spot/5471/
さて、今回は屋久島観光におすすめのスポットをご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?屋久島というと屋久杉!という以外にも滝をはじめとして、たくさんの観光スポットがあって、意外に驚いてしまったかもしれません。屋久島は1週間の滞在でも飽きることなく、遊びつくすことができます。是非皆さんも屋久島の大自然を堪能してみてくださいね。
世界遺産に登録されているエリアもあり、自然があふれる屋久島は、急がずじっくり見るのが良いと言われています。また、ルールを守ってこの自然がずっと続くように協力していきましょう。