矢田寺は高野山真言宗の金剛山寺です。日本最古の延命地蔵菩薩があることで知られる矢田寺は、お地蔵さんにちなんで昭和40年代より多くのあじさいが植えられ、別名「あじさい寺」の名前で知られています。約60種、10,000株からなるあじさいが咲き誇る風景は圧巻で、奈良での花の名所として名高い人気スポットです。
矢田寺はお地蔵さんの種類も多く、右手の親指と人差し指を結ぶ他には見られない「矢田型地蔵」が立ち並んでいるのが特徴です。勝軍地蔵など珍しいスタイルのお地蔵さんなど多くの見どころが充実しています。
奈良であじさいと言えばこちら。境内はもちろん、山道まで数え切れないほどのあじさいが植えられ、6月には色とりどりの花を楽しむことができます。さらに境内には珍しい種類のあじさいが植えてある場所もあり、あじさい見本市のよう。これもあじさい?と驚きます。
1.矢田寺とは?
天武天皇ゆかりの矢田寺の歴史は古く、本尊である木造地蔵菩薩立像をはじめとして多くの重要文化財が安置されており、現代に伝わる貴重な遺産を見ることができます。お地蔵さんの発症の地として知られる矢田寺には「みそなめ地蔵」などの数多くのお地蔵さんが立ち並び、地蔵信仰の中心地とされてきました。また塔頭のひとつである矢田寺大門坊は容眞御流華道の家元であり、華道研究も行われているのが特徴です。2.矢田寺の魅力
5月中旬に咲き始めるあじさいは6月には見頃を迎え、色とりどりの花が咲き誇ります。本堂前にあるあじさい園には豊富な種類のあじさいがあり、種類によって咲く時期が異なるあじさいを長い期間に渡って楽しめるのが魅力です。日本固有のあじさいの豊かな色やうつろいは風情があり、多くの人々が訪れます。見るも華やかなあじさいは鮮やかな彩りが美しく、梅雨の憂鬱な時期に訪れて気分をリフレッシュするのもおすすめです。3.見どころ
広大な面積を誇る矢田寺には大正時代に作られた矢田寺八十八ケ所霊場があり、豊かな自然環境に囲まれた山道を巡ることができます。野鳥のさえずりが聞こえる里山の中、ゆったりとした時間を過ごせる名スポットです。またあじさいだけでなく、春はつつじ、夏は沙羅、秋は紅葉など四季折々のうつろい、表情を変える矢田寺は、諸行無常かつ非日常的な空間を感じさせてくれます。矢田寺はお地蔵さんの種類も多く、右手の親指と人差し指を結ぶ他には見られない「矢田型地蔵」が立ち並んでいるのが特徴です。勝軍地蔵など珍しいスタイルのお地蔵さんなど多くの見どころが充実しています。
4.口コミ
5.「矢田寺」についての詳細
■ 基本情報
- ・名称:金剛山寺(矢田寺)
- ・住所:奈良県大和郡山市矢田町3549
- ・アクセス:近鉄郡山駅より奈良交通バス「矢田寺」下車
- ・営業時間:AM8:30~PM5:00(あじさい園は6月1日~7月10日の期間)
- ・電話番号:0743-53-1445
- ・料金:入山料は大人500円(小学生200円)本堂特別拝観は別途500円
- ・オススメの時期:6月1日~7月10日
- ・公式サイトURL:http://www.yatadera.or.jp/index.html