北茨城市(きたいばらきし)は、関東の北部、茨城県の北東部にある市です。詩人、童謡、民謡作詞家、野口雨情(のぐちうじょう)の出身地であり、思想家、文人の岡倉天心(おかくらてんしん)が愛でた五浦海岸(いつうらかいがん、いづらかいがん)を抱えるなど、美的な景勝地が多いです。
1.「まるみつ」とは?
茨城県随一の水揚げ量を誇る平潟港(ひらかたこう)にある「まるみつ」は、アンコウを中心とした磯料理専門店です。客が来る日に揚がった素材しか使わないことに、かたくななこだわりを見せています。
2.「まるみつ」の魅力ポイント
1.海藻露天風呂
大胆にも海藻を入れたお風呂です。その昔、漁師も入ったと言われる郷土風呂を再現した形になります。血圧調整、冷え性に効く他、肌の保水力を高め美容に最適で抜群の保温力があると言われています。とろりとした肌触りもたまらないです。この「海藻露天風呂」ですが、海藻との相性の関係上、温泉は使用しておりません。そして入浴は22時までですので、ご注意下さい。
2.平潟港(ひらかたこう)温泉
「1.海藻露天風呂」以外の、「まるみつ」にある温泉について紹介します。平潟港温泉の源泉は、地下約880mで掘り当てられました。泉温63.4℃の天然温泉は茨城県内でも珍しく、湯量も毎分323リットルと豊富です。神経痛、関節痛などに効能があると言われています。「まるみつ」には浴室が畳敷きのお風呂「和室風呂温泉」と高級温泉赤御影(あかみかげ)を使用した浴場「御影・十和田石風呂温泉」があります。
3.新鮮な素材へのこだわり
新鮮なまま魚をその日のうちにお出しするのが「まるみつ」のこだわりです。そのため、事前に出す素材が約束できません。同じグループの中であっても、出てくるお料理が違うかもしれません。料理の内容を指定できない代わり、「まるみつ」の料理人さんは調理方法についてはたっぷりと相談に乗ってくれます。こうしてほしいなどの要望がありましたら、気軽に相談しましょう。
4.秋・冬の特別料理
秋・冬の特別料理は、あんこうのドブ汁、あんこう生肝などあんこう関係のもの、地アワビ刺身があります。こちらの特別料理も漁場によっては提供できないこともあります。伊勢海老・アワビ類は時価により値段が変わることがあります。海鮮船盛りがありますが、その量は7~8人分になります。
3.実際に訪れた方の声
アンコウ鍋を求めて訪れました。 どぶ汁ではなくアンコウ鍋を選びましたが、思っていた以上に食べやすかったですね。 でも、他の魚料理も美味しかった。マコガレイの煮つけはきれいに仕上がり、味も抜群。 透き通ったアラ汁は丁寧な仕事の成せる業。刺身の盛り合わせも魚の種類が分かるように工夫され、 宿の方々の心遣いが伝わってきます。 フロントの方の対応もよく、外… 続きを読む»
昔の職場の同僚四人で利用しました。料理を堪能できる宿という評判を聞いていましたが、夕食の美味しさだけでなく、朝食も良かったです。立地が良いとは言えませんが、近くの平潟港の日の出も見る価値ありです。
4.休憩スポット
麻雀、囲碁、将棋の貸し出しがあり、部屋で仲間と楽しむことができます。料金は麻雀は4,000円、囲碁と将棋は無料です。ボードゲームばかりではなく、釣船「萬信丸」およびリール・サオ・オモリ・仕掛の「道具一式」(0293-46-1059)の貸し出しもしています。こちらはどちらも有料です。
5.合わせて読みたい参考ページ
- あんこう鍋(ウィキペディア)
- どぶ汁(ウィキぺディア)
- 北茨木市観光協会
6.地図と基本情報
■ 基本情報
- ・名称:魚の宿 まるみつ
- ・住所:〒319-1701 茨城県北茨城市平潟町235
- ・アクセス:
- 車の場合 北茨木IC約15分 いわき勿来(なこそ)IC約10分
- 電車の場合:勿来(なこそ) タクシーで5分
- ・電話番号:0293-46-0569
- ・料金:一泊\10000~\20000
- ・公式サイトURL:http://www.marumitsu-net.com/meal/
というわけで、あんこうの宿「まるみつ旅館」の紹介でした。これまで「あんこう鍋」の名前は知っていても、具体的にはどんな料理か知りませんでした。これからの季節、美味しそうです。
素材提供:トリップアドバイザー