雄大な自然に恵まれた長野県安曇野市の観光は、アウトドアの観光や体験が頭に浮かびますが、雨に降られたって観光できるところもたくさんあります。
今回は、雨でも観光できる安曇野市のスポットをご紹介いたします。
まずは、雨の日の観光スポットとして美術館を二つほどご紹介したいと思います。
ひとつめは「碌山(ろくざん)美術館」です。こちらは明治時代の彫刻家・荻原碌山(おぎわら ろくざん)の作品の数々を収蔵・展示している美術館です。碌山は長野県南安曇郡東穂高村の生まれで、海外留学中にロダンの”考える人”を観て彫刻家なることを決めたそうです。
碌山美術館は碌山の作品のみならず、高村幸太郎をはじめとする彼と所縁があった作家たちの作品も展示されています。力強いタッチの彫刻や優しく柔らかい質感を表現している彫刻、また関連する絵画など、つい時間が経つのを忘れてしまいそうになります。
美術館自体も木々で囲まれていて、その存在自体が美術であるかのような印象を受けます。
ホームページを見たら、私が訪れた頃より建物が増えていたので、展示品もより豊富になっているのではないかと思います。
ジャンセンの絵は線の柔らかさと独特の色遣いの暖かみのある絵が多いので、はじめて彼の絵に触れる方でも気に入る方も多いのではないでしょうか。展示室も美術館にありがちな殺風景なものではなく、作品の表情を充分に生かすような雰囲気づくりをしています。
また、お蕎麦や甘味を提供するカフェが併設されていますので、美術館見学と昼食を兼ねて訪れるのもいいですよね。
美術館のエリアでは、フランスのガラス工芸家・エミール・ガレのコレクションの逸品が常設で展示されています。彼の自然界をモチーフにした繊細な作品の数々は一見の価値があります。
ガラス細工の体験製作も行っているので、雨の日でも充分時間をつぶせるのではないでしょうか。
ただし、同館は上でご紹介した二つのの美術館と少し違うのは、こちらはガラス工芸品の販売に主力を置いている商業施設の性格が強いと思います。
ガレのコレクションを展示しているので、美術館であることは間違えないのですが、お土産物やプレゼント用のガラス工芸品を物色する、というイメージの方がぴったりくるかと思います。
それでも、体験製作は他の工房に比べるとバラエティーに富んでいて、日によっては結構混んでいますし、雨の日に時間をつぶすのには、良い施設だと思います。
基本的にそば打ち体験は前日午前中までの予約制なのですが、空きがあれば当日の連絡でも受付けていただけるようです。取り敢えず、朝、目が覚めて宿の窓を開けたら雨だった、などという場合はダメもとで連絡を入れてみてはいかがでしょうか。そば打ちなら結構な時間をつぶせますよね。
なお、こちらではそば打ちのみでなく”おやき作り”の体験もやっています。
もちろん、お蕎麦を食べるだけだってO.Kです。
社名が横文字なので、新しい酒蔵かと思いましたが、近年に社名を変更した江戸時代から続いている酒蔵だそうです。雨に降られてしまったら、そんな酒造工場の見学などはいかがでしょうか。
酒造工場を見学すると、製造工程でお酒のビンやカンが流れているのを見ているだけで、のどがなってくることと思います。見学を終えた後は、同社のお酒の試飲コーナーが待っているのも嬉しいです。
もちろん、気に入ったお酒があれば、購入したり送ってもらったりすることができます。
観光地での憎い雨、憂鬱な気分をお酒で吹き飛ばしてしまいましょう!
今回は、雨でも観光できる安曇野市のスポットをご紹介いたします。
1.碌山美術館
安曇野市といえば、なんでこんなにたくさん?と思うほどの美術館の宝庫です。まずは、雨の日の観光スポットとして美術館を二つほどご紹介したいと思います。
ひとつめは「碌山(ろくざん)美術館」です。こちらは明治時代の彫刻家・荻原碌山(おぎわら ろくざん)の作品の数々を収蔵・展示している美術館です。碌山は長野県南安曇郡東穂高村の生まれで、海外留学中にロダンの”考える人”を観て彫刻家なることを決めたそうです。
碌山美術館は碌山の作品のみならず、高村幸太郎をはじめとする彼と所縁があった作家たちの作品も展示されています。力強いタッチの彫刻や優しく柔らかい質感を表現している彫刻、また関連する絵画など、つい時間が経つのを忘れてしまいそうになります。
美術館自体も木々で囲まれていて、その存在自体が美術であるかのような印象を受けます。
ホームページを見たら、私が訪れた頃より建物が増えていたので、展示品もより豊富になっているのではないかと思います。
■ 基本情報
- ・名称 : 碌山美術館
- ・住所 : 〒399-8303長野県安曇野市穂高5095-1
- ・アクセス: JR大糸線 穂高駅から徒歩約7分
- ・営業時間: 9:00~17:10(3~10月)
- 9:00~16:10(11~2月)
- *入館は閉館時間の30分前まで
- ・定休日 : 月曜日、祝祭日の翌日、12月21~31日
- *5~10月は無休
- ・電話番号: 0263-82-2094
- ・料金 : 大人 700円、高校生 300円、小・中学生 150円
- ・所要時間: 60分
- ・オススメの時期: 通年
- ・公式サイトURL: http://www.rokuzan.jp/index.html
2.安曇野ジャンセン専門美術館
二つめの美術館は「安曇野ジャンセン専門美術館」です。ジャンセン(ジャン・ジャンセン)はフランスで創作活動を行っていたアルメニア人の画家です。当美術館は1993年にオープンしていますが、彼の作品を大量に収蔵・展示している美術館は他にはありません。ジャンセンの絵は線の柔らかさと独特の色遣いの暖かみのある絵が多いので、はじめて彼の絵に触れる方でも気に入る方も多いのではないでしょうか。展示室も美術館にありがちな殺風景なものではなく、作品の表情を充分に生かすような雰囲気づくりをしています。
また、お蕎麦や甘味を提供するカフェが併設されていますので、美術館見学と昼食を兼ねて訪れるのもいいですよね。
■ 基本情報
- ・名称 : 安曇野ジャンセン専門美術館
- ・住所 : 〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明4018-6
- ・アクセス: JR大糸線 穂高駅から車で約7分
- ・営業時間: 9:00~17:00(4~11月)、10:00~16:00(12~3月)
- ・定休日 : 火曜日(祝祭日、GW期間、8月を除く)、年末
- ・電話番号: 0263-83-6584
- ・料金 : 大人 850円 、 小・中学生 500円
- ・所要時間: 40分
- ・公式サイトURL: http://www.musee-de-jansem.jp/
3.安曇野アートヒルズミュージアム
「安曇野アートヒルズミュージアム」は主にガラス工芸品の展示や販売を行っている施設です。美術館のエリアでは、フランスのガラス工芸家・エミール・ガレのコレクションの逸品が常設で展示されています。彼の自然界をモチーフにした繊細な作品の数々は一見の価値があります。
ガラス細工の体験製作も行っているので、雨の日でも充分時間をつぶせるのではないでしょうか。
ただし、同館は上でご紹介した二つのの美術館と少し違うのは、こちらはガラス工芸品の販売に主力を置いている商業施設の性格が強いと思います。
ガレのコレクションを展示しているので、美術館であることは間違えないのですが、お土産物やプレゼント用のガラス工芸品を物色する、というイメージの方がぴったりくるかと思います。
それでも、体験製作は他の工房に比べるとバラエティーに富んでいて、日によっては結構混んでいますし、雨の日に時間をつぶすのには、良い施設だと思います。
■ 基本情報
- ・名称 : 安曇野アートヒルズミュージアム
- ・住所 : 〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明8161-1
- ・アクセス: JR大糸線 穂高駅から車で約12分
- ・営業時間: 9:00~18:00(4~10月)、9:00~17:00(11月)、
- 9:00~16:00(12~2月)、9:00~17:00(3月)
- ・定休日 : 夏季 無休、冬季
- ・電話番号: 0263-83-5100
- ・料金 : 小学生以上 800円(美術館のみ)
- ・所要時間: 40分~
- ・公式サイトURL: http://www.arthills-museum.jp/
5.こねこねハウス
「こねこねハウス」って、いったい何なのでしょうか。どうやら”こねこね”は、そば粉などの生地をこねる”こねこね”の様です。「こねこねハウス」はお蕎麦屋さんなのですが、ただ、お蕎麦をいただくだけではなくて、そば打ちの体験ができるお蕎麦屋さんなんです。基本的にそば打ち体験は前日午前中までの予約制なのですが、空きがあれば当日の連絡でも受付けていただけるようです。取り敢えず、朝、目が覚めて宿の窓を開けたら雨だった、などという場合はダメもとで連絡を入れてみてはいかがでしょうか。そば打ちなら結構な時間をつぶせますよね。
なお、こちらではそば打ちのみでなく”おやき作り”の体験もやっています。
もちろん、お蕎麦を食べるだけだってO.Kです。
■ 基本情報
- ・名称 : こねこねハウス
- ・住所 : 〒399-8303 長野県安曇野市穂高3029-1
- ・アクセス: JR大糸線 穂高駅から車で約15分
- ・営業時間: そば打ち体験 10:00~14:00、食事 11:00~15:00
- ・定休日 : 木曜日(GW・8月は営業)、1月1~1月3日
- ・電話番号: 0263-82-0431
- ・料金 : そば打ち(1打3~4人前) 3800円
- おやき作り(1セット12個) 3150円
- ・公式サイトURL: http://www.vif-hotaka.jp/?mode=f7
5.EH酒造
「EH酒造」は穂高の豊かで上質な水と、信州産の上質な米を使って酒造りを続けている酒造会社です。社名が横文字なので、新しい酒蔵かと思いましたが、近年に社名を変更した江戸時代から続いている酒蔵だそうです。雨に降られてしまったら、そんな酒造工場の見学などはいかがでしょうか。
酒造工場を見学すると、製造工程でお酒のビンやカンが流れているのを見ているだけで、のどがなってくることと思います。見学を終えた後は、同社のお酒の試飲コーナーが待っているのも嬉しいです。
もちろん、気に入ったお酒があれば、購入したり送ってもらったりすることができます。
観光地での憎い雨、憂鬱な気分をお酒で吹き飛ばしてしまいましょう!
■ 基本情報
- ・名称 : EH酒造株式会社
- ・住所 : 〒399-8204 長野県安曇野市豊科高家1090-1
- ・アクセス: JR大糸線 梓橋駅から徒歩約10分
- ・営業時間: 9:00~17:00
- ・定休日 : 不定休
- ・電話番号: 0263-72-3011
- ・料金 : 無料
- ・所要時間: 約30分
- ・公式サイトURL: http://www.eh-shuzo.com/