競馬場だけじゃない！東京都府中市のおすすめ観光スポット５選

大化の改新後、武蔵国の国府が置かれたことから、府中と呼ばれるようになり、歴史的にも重要な場所となった府中市。国武将や幕末の志士ゆかりの神社やお寺なども沢山あります。
府中市のおすすめ観光スポットをご紹介します。

武蔵総社 大國魂神社

大國魂大神を祭る武蔵国の総社で、特に格式の高い「東京五社」の一つです。大國魂神社敷地全域は国史跡に指定されています。桜の時期には境内に一本ある枝垂桜の見物客も多数訪れます。さざれ石、都内第二位の大イチョウ、お酒の神様松尾神社、など見所も沢山あります。

鎮座１９００年以上の大変歴史が古い神社です。毎年５月３日～６日朝に行われている関東三大奇祭のひとつに数えられる「くらやみ祭」の時は、府中市が1年で最も賑やかです。くらやみ祭は東京都指定無形民俗文化財に指定されています。

馬場大門ケヤキ並木

武蔵総社大國魂神社に向かってまっすぐ伸びる馬場大門けやき並木です。もともとは大國魂神社の参道で、かつては最北端に鳥居もありました。徳川家康が関ケ原の戦いや大坂の陣の戦勝祈願成就のお礼として、
大國魂神社に馬場を寄進し、その両側にけやきの苗を補植したという説があります。

京王線府中駅や伊勢丹など府中市中心街です。立派なケヤキ並木が素晴らしいです。日曜日には歩行者天国があり、それとあわせてイベントもよく開催されてます。歩いていてとても気持ちがよくなる通りなんです。国の天然記念物にもしてされています。府中駅を降りたらぜひ歩いてみてくださいね。

府中市美術館

都立府中の森公園内の、花のプロムナード（桜並木）に隣接する「府中市美術館」。
1階は無料で利用できるスペースです。市民ギャラリー、教育普及関係の施設のほか、ミュージアムショップやカフェなどがあります。2階は落ち着いた展示空間で、江戸後期から現代にいたるコレクションを紹介する所蔵品展や、バリエーションに富んだ企画展が開催されています。

牛島憲之氏のご遺族から寄贈を受けた約１００点の作品の中から、様々なテーマで展示している牛島憲之記念館もあります。無料で利用できるスペースもあるので、散策の途中に気軽に立ち寄ることができますよ。

浅間山公園

ムサシノキスゲが自生する唯一の公園です。多摩の台地が古多摩川や他の河川で削られ、小高い丘として残ったもので、堂山（標高80ｍ）、中山、前山の３つの頂をもっています。特に浅間山公園だけに自生する珍しいユリ科の植物、ムサシノキスゲの見頃は5月中旬です。

すぐ近くに多磨霊園、府中の森公園、武蔵野公園、野川公園、武蔵野の森公園があり、散歩やピクニックにおすすめです。自然豊かな府中をお楽しみください。駐車場はありませんので、訪れる際はバスなどをご利用くださいね。

サントリー武蔵野ビール工場

松任谷由美の曲「中央フリーウェイ」でおなじみのビール工場です。府中市にサントリーのビール工場が誘致されたのは、地下水に恵まれていたからです。武蔵野ビール工場では、地下２００メートルから深層地下水を汲み上げ、モルツなどを製造しています。

見学コースがあり、スタッフが工場内をご案内、ビールの製造工程を解説してくれます。見学後は、新鮮なできたてビールを３杯まで試飲できるという嬉しいコース。 所要時間６０分、参加費無料です。2名から参加できるのでぜひ。