古きよき下町の風景を残す、谷中・根津・千駄木エリア。
昔ながらの商店が、70軒ほど軒を連ねる「谷中ぎんざ」が有名です。活気ある商店街を歩くだけでも楽しいですが、路地を入れば個性あるすてきなお店がいっぱいあるんですよ。
今回は、朝から晩までおさんぽついでに楽しめる、谷根千グルメを4つご紹介します。
一つずつていねいに握る、こだわりのおにぎりランチ
おにぎり2個、おかず、小鉢がセットになった「ランチセット」(700円、11~15時限定)
東京メトロ千駄木駅すぐにある「おにぎりカフェ 利さく」。 もっともおいしい状態で食べてもらいたいと、どのおにぎりも、すべて注文を受けてから握っています。
朝は8時から営業しているので、早い時間からおでかけしたい人には「朝のセット」(500 円、8時~11時限定)もおすすめ。好きなおにぎり2種類とお味噌汁がいただけます。
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猫に会える街・谷根千では、スイーツも猫がモチーフ
「ねんねこ家」の軒先
谷中、根津、千駄木周辺には、猫に出会えるスポットがいっぱい。
たとえば、飼い猫がいる自宅を開放した家カフェ「ねんねこ家」。猫をモチーフにしたデザートや料理が人気です。ほかにも、猫の良介くんがフロアマネージャーを担当する「コーヒー乱歩°」など、一般的な“猫カフェ”とはちょっと違った“猫がいるお店”があります。
「ねんねこ家」の猫の手白玉(850円・飲み物付)
猫をモチーフにした雑貨を扱うお店も多く、中でも注目は、招き猫の専門店「谷中堂」。
名物の黄色い招き猫は、手作りのため一つひとつ表情が違うんです。
谷根千エリアを訪れたら、ぜひお気に入りを探してみてくださいね。
招き猫の専門店「谷中堂」の誕生月の守り猫(各1944円)
食べ歩きにちょうどいい、谷根千の「たい焼き」
街の雰囲気にぴったりとあった「たい焼き」のお店が多い谷根千エリア。
中でも「根津のたい焼き」は行列ができる人気店。薄くパリッと焼いた皮と、しっぽの先までぎっしり詰まったあんが自慢だそう。
対象的に「桃林堂」の小鯛焼は、カステラのようにしっとりした皮に、丹波大納言のつぶあんがたっぷりとつまっています。
お店ごとに違った魅力があるので、食べ比べをしてみるのも楽しいかも。
左から、「桃林堂」の小鯛焼(1個249円)、「根津のたい焼き」(140円)
しめくくりには、ここでしか飲めない「谷中ビール」を
谷根千からほど近い住宅街にある「上野桜木あたり」。
昭和レトロな雰囲気漂うこの建物は、パン屋さんやアパレルショップ、食料品店などが集まる複合施設です。
下町さんぽのしめには、この中にある「谷中ビアホール」でしか味わえない「谷中ビール(S)」(600円)をぜひ。
すっきりとして飲みやすいピルスナーにいぶした麦芽を加え、谷中に残る古民家の木目のような濃い茶色のビールに仕上げています。
おつまみは土鍋を使った「蒸し野菜盛り合わせ」と「土鍋スモーク盛り合わせ」(各600円)
「上野桜木あたり」の記事へ
今回は、下町の風情が漂う谷根千エリアをご紹介しました。
すてきなお店を訪れるのはもちろん、神社やお寺もいっぱいあって何度も訪れたくなってしまいます。
今の時期は、湯島天神で梅まつりが開催されていて、夜にはライトアップも楽しめます。(3月8日まで)
次のお休みは、谷根千に遊びに行ってみませんか?
ことりっぷ 東京
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「ことりっぷ 東京」では、東京スカイツリー(R)とその周辺の散策をはじめ、銀座や六本木といった人気タウンの街歩きなど、東京観光に役立つおでかけ情報を紹介しています。 http://co-trip.jp/book/detail?id=14®ionId=3
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