芝桜の季節におでかけしたい♪豊かな自然とレトロな町並が残る「ちちぶ」のおすすめスポット5選

埼玉県西部に位置する「ちちぶ」。
池袋駅から直通の特急レッドアロー号「ちちぶ」に乗って1時間20分。荘厳な神社仏閣にお参りしたり、自然にふれたり、趣ある古い建造物がたくさん残りタイムスリップ気分も楽しめます。
そんな「ちちぶ」の5つのおすすめスポットをご紹介します。

見渡す限りピンクの絶景！40万株の芝桜が咲く「羊山公園」

武甲山から連なる山稜の屋根に位置する羊山公園。県立武甲自然公園の西北部に当たる関東有数の花の名所です。
なかでも芝桜は有名で、約1万7600平方メートルの「芝桜の丘」に約40万株が植えられています。種類も9種類あり、色や形の違いも楽しみのひとつ。

羊山公園内にある「ふれあい牧場」の羊たち

敷地内にはほかにも、美術館や柵の中でひつじが放牧されている「ふれあい牧場」、市街を一望できる「見晴らしの丘」などもあります。

毎年4月上旬～GWの開花シーズンには多くの観光客が訪れ、期間中はイベントも行われますよ。

別世界のような美しい丘を訪れてみましょう。

金運がアップするかも♪日本の通貨発祥の地「和銅遺跡」

日本最古の通貨「和同開珎」の銅は、秩父の山から献上されたもの。産出地とされる秩父市黒谷には、今も露天掘の跡が残っており、近くには通貨をかたどった大きな記念碑が建っています。

道中には“銭神様”と呼ばれる「聖神社」もありますよ。
お参りの方法は、まず和同開珎のモニュメントの中央にある四角の穴に向かってお金を投げ入れ、穴を通ったお金を近くに流れる沢の水で落とさないようにきれいに洗います。洗ったお金をお賽銭にして聖神社でお参りすると、金運がアップされると言われているんですよ。

金運アップを祈願しに、ハイキングがてら訪れてみてはいかがですか。

山の中ののんびりカフェ「ジェラテリアHANA」

お好みのピザにコールスローサラダとドリンクが付いた「シンプルセット」（810円）

清流の風景と手作りジェラートが堪能できる「ジェラテリアHANA」。

定峰川を背にして建ち、テラス席からは清流を見下ろします。
人里離れた地にありますが、すがすがしい風景、ちちぶ産のミルクと果物を使ってオーナーが手作りするジェラートの味に魅せられ、多くの人が足を運びます。

ジェラートだけではなく、ピザやホットドックなどのフードメニューもありますよ。

同じ建物内にある「イニミニマニモ雑貨店」では北欧雑貨を中心にかわいい小物がいっぱい。ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。

〇ジェラテリアHANA／イニミニマニモ雑貨店

[所] 秩父市定峰514-1
[時間] 10：00～18：00（土・日曜のカフェは7：00～）
[休] 木曜

渓谷を楽しむ川くだりも人気、自然と一体になれる「長瀞」

荒川がゆるやかに流れる長瀞は、川遊びを楽しめるスポットとして知られています。
木造の和船に乗って荒川をくだる“川くだり”も人気のアクティビティ。船頭さんのガイドで盛り上がり、スリリングな急流スポットもあって変化も楽しめます。

夏には流しそうめんができ、宝登山ではロープウェイに乗って空中散歩もできますよ。
雄大な自然を全身で感じられる体験をしてみましょう。

「長瀞でそうめん流し体験」の記事はこちら

天然氷が口の中でふわっと溶ける「阿左美冷蔵」

1890年から続く天然氷の製造元。秩父山系の伏流水で作る天然氷を使ったかき氷は、氷そのもののすっきりした味、口の中でふわりと溶ける食感、自然な甘さのシロップが一体となり、行列も納得の味です。
真夏は2、3時間待ちになることもある人気のお店。あえて、シーズンをずらして訪れるのもおすすめです。

○阿左美冷蔵金崎本店

[所] 皆野町金崎27-1
[時間] 10：00～16：30（夏季は繰り上げ閉店あり）
[休] 木曜

自然のなかを走るローカル線「秩父鉄道」もおすすめ

埼玉県北部を東西に横断する秩父鉄道は、羽生駅を起点に熊谷駅を経由して、終点の三峰口駅まで71.7キロメートルを走ります。
木造の駅舎やホーム、表示板など、あちこちにノスタルジックな雰囲気が漂っています。

ローカル線に揺られて、車窓からの風景を眺めるのも旅の楽しみ方のひとつですね。

いかがでしたか？
春は羊山公園の芝桜、夏は川下りや天然氷を使ったかき氷、冬は秩父夜祭や迫力の氷柱鑑賞など、雄大な自然を生かした四季折々の楽しみが目白押しの「ちちぶ」へでかけてみませんか。

ことりっぷ　ちちぶ