東京の台所！1度は行きたい築地にある人気観光スポット「東京都中央卸売市場築地市場」とは

東京の台所、という表現でわかるように、ほぼ何でも揃う市場のひとつである東京都中央卸売市場築地市場。場所を表す場合は築地市場（つきじいちば）、セリを表す場合は築地市場（つきじしじょう）というのが正しいようです。魅力たっぷりの築地市場について、少しだけご案内します！

東京都中央卸売市場築地市場とは?

築地市場は、東京都中央卸売市場の中のひとつで、東京都中央卸売市場は全部で11か所あります。扱う品物によって市場がわかれており、築地は主に水産物と青果物を扱っています。特に水産物は国内最大の市場なので、水産物が「日本中から集まってくる」 場所。築地というと、飲食店を思い浮かべる人もいると思いますが、飲食店が多く並んでいるのは、主に築地場外市場（じょうがいいちば）商店街と呼ばれるエリアになります。場内市場（せり）と場外市場（小売り）は隣接しているので、総称して「築地市場」と思っている人も多いかもしれませんが、正式には別々なのです。時々ニュースになる「築地市場」は、競り（せり）のエリアのことを指すことが多いようです。
なお、平成28年11月には豊洲に新市場ができ、現在の築地市場の機能がそっくり豊洲に移って現在の築地市場は解体される予定になっています。今の場所での市場はそれまでの期間限定となってしまったので、行ってみたいと思っている人は早目に予定を立てたほうがよいかもしれませんね。

東京都中央卸売市場築地市場の魅力

市場の魅力といえばいろいろありますが、築地市場の場合は、市場内を見学できるというのもひとつの魅力です。通常、競りが行われるエリアは（衛生面などの理由から）立ち入り禁止のことが多く、関係者でないと入れないことが多いのですが、築地市場は、競りの時間でなければ自由に見学ができます。（見学は朝9時以降であれば特に問題はないようです）見学コースは特にないので、各自、足元や車の往来に気を付けながら「自由に」「散策できる」市場なのです。 
　マグロの卸売市場に限っては、セリ前の場内が見学できます。朝５時から先着順で受け付けますが、見学希望者本人が申し込みに行く必要があります（一人で複数の人の申し込みは受け付けていない）ので、興味がある人は早起きして出かけましょう！
小・中・高生の団体見学の場合は、事前に連絡することで案内をしてもらえるようですよ。

東京都中央卸売市場築地市場の見どころ

・国鉄東京市場駅の名残り
築地市場で競り落された生鮮品は、列車輸送が主でした。量が多いため個別の運搬は難しく、市場内に駅があって、鮮魚貨物列車が運行されていたほどです。しかし時代とともに運搬はトラックが主流となり、列車も駅も廃止されました。線路こそ残っていませんが、駅や線路の名残りだけでなく、踏切が残っている場所があります。

・新鮮なものを食べる・買う
築地場外市場商店街では、仲買人が買い付けた生鮮品を買うことができます。飲食店も多いので、お寿司や海鮮丼など、海の幸をおいしくいただける場所が多いのも特徴です。また、海産物（海藻・干物類）を扱う店だけでなく、喫茶やお惣菜などを扱うお店も多くあるので、実はお土産を買うのもオススメなんですよ。

・実は観光地
築地市場は、一般的な市場のように、「独立した場所」ではなく、繁華街や観光地に近い場所にあるので、市場「も」観光しよう、というスタイルでプランをたてられます。銀座の繁華街や、歌舞伎座が近くにあります。都立公園の浜離宮は隣り合わせ。勝鬨橋（かちどきばし）は隣接しているので、近くを観光する予定があれば、築地市場もぜひプランにいれてください！

東京都中央卸売市場築地市場の口コミ

私は、テリーさんの兄が経営する卵焼きが大好きでいつも買ってかえります。最近、その場でも、食べれるようにカットしてくれて、できたて、アツアツがたべられます。他にも海鮮丼のお店がオススメ。自分や家族の御褒美に、いかがですか？お肉屋さんで、その場で焼いてくれるステーキも食べました。最高に美味しかったです。
出典：http://www.jalan.net/kankou/spt_13102aj2200116193/kuchikomi/

場外市場の有名店の前にできた行列には大変驚きました。場外市場は移転しないとのこと。次回はもう少し早起きして訪ねようと思います。カモメが建物の中まで入ってくることにもびっくりしました。猫を見かけなかったことも不思議です。
出典：http://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1066444-d315477-Reviews-The_Tsukiji…

築地市場というだけあり、場外は市場で仕入れられた鮮度抜群の食材を売るお店がたくさんあります。特別お安い、という訳ではない印象ですが、旬のものがいち早く手に入ったり珍しい食材や雑貨が所狭しと売られています。あまりにも沢山ありすぎて、初めて行く人はどこをどう見たらいいのか目移りするかもしれません。食材店と並んで寿司屋や定食屋などが混在しており余計に迷いますが、最近は海外旅行客の観光スポットになっているので、（彼らは美味しくてリーズナブルな店を調べてきている様で、）外国人の方々が入っているお店に行くのもありだと思います。実際そうしましたら、とても美味しかったです。
出典：http://www.jalan.net/kankou/spt_13102aj2200116193/kuchikomi/page_2/?screenId=OUW…