brianburk9
18世紀後半”世界の工場”と呼ばれた頃から、世界中が憧れたロンドン。衣食住を満たすショッピングの基本中の基本は何と言ってもデパートです。コナン=ドイルもシャーロックホームズの人物像を描くため、デパートで品定めをしたそうな♪ロンドンのデパートが今熱い!!1 ハロッズ
私のオススメ度:★★★★★
HerryLawford
何て眩しいのでしょう!地下1階から2階まで世界中すべてのブランドが揃うナイツブリッジ地区プロンプトロードに現れた巨大な建築物!広大な敷地に東京ドーム約2個分の売り場面積を誇る、チャールズ・チャップリンやビビアン・リーも愛したイギリス最大の高級デパート”ハロッズ”の登場です♪!“ハロッズ”の創業者チャールズ・ヘンリー・ハロッズが、1824年起業した時からお店のモットーは”Omnia Omnibus Ubique あらゆる商品を あらゆる人々へ あらゆる場所へ”!品揃えは世界1と言っても過言ではありません。
“ハロッズ”は、元オーナーのエジプト大富豪モハメド・アルファイドの息子ドディ・アルファイドとダイアナ王妃のパリの自動車事故が起きるまで、英王室御用達(1910年~2000年)でした。チャールズ皇太子は馬具や旅行用品にロイヤルワラント(英王室紋章)を使わせていましたね♪
■ 基本情報
- ・名称:ハロッズ
- ・住所:87–135 Brompton Road, Knightsbridge, London SW1X 7XL
- ・アクセス:地下鉄ナイツブリッジ駅出口を左、ブロンプトン・ロードを約1分直進
- ・営業時間:(月‐土) 10:00-20:00 (日) 11:30‐18:00
- ・定休日:12/24、12/25、イースターホリデー
- ・電話番号:+44 20 7730 1234
- ・公式サイトURL:http://www.harrods.com/
2 セルフリッジ
私のオススメ度:★★★★★
ell brown
「これはいったい何なの?宇宙船?」サファイアブルーの壁面をアルミの円盤で覆った、全英第2位”セルフリッジス”のバーミンガム店です!ヒューチャー・システムが設計した現代のサグラダ・ファミリア。陽の光を浴びて七色に変化する様は壮観です♪生物多様性の確保、絶滅危惧種の保護に努めることで起業の社会的責任を果たしている”セルフリッジ”。6月6日の世界海洋デーにはサメの保護を訴え、世界中にシャークパークの建設を推進しています。美容のために使われるスクワランはサメの肝油の副産物、「不使用キャンペーン」を張って消費者の環境保護意識を高めています!
箱の中から商品を取り出して説明して買わせます!…かつての英国的なやり方ではショッピングは楽しめません。お客は商品を手に取って確かめたいもの。ウィンドウショッピングや試着を可能にした米国式小売り法を始めた”セルフリッジ”。創業者をモチーフにしたイギリスITV制作による「ミスター・セルフリッジ」が面白い♪
■ 基本情報
- ・名称:セルフリッジ
- ・住所:400 Oxford Street London W1A 1AB
- ・アクセス:地下鉄オックスフォードサーカス駅で下車、オックスフォード・ストリートを西へ徒歩約7分
- ・営業時間:(月-土)9:30-21:00 (日)12:00-18:00
- ・定休日:なし
- ・電話番号:0800 123 400
- ・公式サイトURL:http://www.selfridges.com/JP/en/
3 ハムレイズ
私のオススメ度:★★★★★
トリップアドバイザー
世界で最も古く、毎年500万人も訪れるデパート。1760年ウィリアム・ハムレイが経営していたおもちゃ店「ノアの箱舟」が、現在の”ハムレイズ”の前身です。ノアの子孫たちが後世に伝えたロンドン本店は、世界中の子どもたちを虜にするおもちゃの聖地です♪「ねー、おもちゃ買って!」とねだられても、絶対にここに行ってはいけません!全英1位、50,000種類の品揃え”ハムレイズ”に一歩足を踏み入れたなら、おもちゃの国で迷子になってしまうこと間違いなし♪それとも1階から5階まで溢れたおもちゃの国、プリンス・プリンセスになりますか(笑)?♪
外国製のおもちゃもたくさんありますが、オススメはイギリスオリジナルのおもちゃ。日本未発売のレゴブロックやテディーベアはぜひ手に取って確かめたいですね♪でも、イギリス古来の木のおもちゃ、ジョージラックパズルもおすすめですよ!
■ 基本情報
- ・名称:ハムレイズ
- ・住所:188-196 Regent Street, London W1B 5BT, United Kingdom
- ・アクセス:地下鉄オックスフォードサーカス駅から徒歩5分
- ・営業時間:(月~金)10:00~21:00 (土)9:30~21:00 (日)12:00~18:00
- ・定休日:なし
- ・電話番号:+44-871-7041977
- ・公式サイトURL:http://www.hamleys.com/
4 リバティー
私のオススメ度:★★★★★
日本の室町時代から江戸初期の頃、イングランドで大流行したチューダー様式!柱が外に飛び出して見えるハーフ・ティンバーや扁平尖塔アーチが特徴的、1924年に建てられたイギリス第2種指定建造物です。中は吹き抜けメルヘンの世界。ハリーポッターの質感漂うモダンな雰囲気たっぷりの素敵なデパートです♪モダンデザインの父ウィリアム・モリスをご存知でしょうか?リバティー・プリントとして有名な花柄のデザイン画はモリスの作品!。リバティーでデザインを堪能した後は、中世を舞台にした文庫本『世界のかなたの森』を手に取って、モリスのロマンティシズムに触れてみませんか♪
5階の家具・美術工芸品売り場までは、デコルテが施されたエレベーターか螺旋階段で行きましょう♪♪アール・ヌーボーを象徴する景色が楽しめます。自然を意識したテーブルやチェア、美術工芸品の数々に思わず目を奪われてしまいます♪
■ 基本情報
- ・名称:リバティー
- ・住所:210-220 Regent Street, Soho, London W1B 5AH
- ・アクセス: 地下鉄オックスフォード・サーカス駅下車。オックスフォード・ストリート出口を出てすぐ左折、徒歩約1分
- ・営業時間:(月-土)10:00-21:00 (日)12:00-18:00
- ・定休日:なし
- ・電話番号:0207 734 1234
- ・公式サイトURL:http://www.liberty.co.uk/
5 フェニック
私のオススメ度:★★★★☆
1882年ジョン・ジェームズ・フェニックが創業してから現在に至るまでフェニック家が所有する老舗のデパートです!”フェニック”はイギリスで初めて店舗の敷居を取り払った、大空間での売り場をブレントクロスショッピングセンターで公開しました!ブランドいっぱいで、女性向けのトレンドを発信する超有名店。ニューカッスル店はブラケット通りやノーザンバード通り、主要なショッピング街、エルドン広場、モニュメント地下鉄駅などとも繋がっていてロケーションは最高です!
毎年クリスマスにはライバル店のリバティーに匹敵するウィンドウディスプレイが有名です。本物そっくりのセットの中で可動式のフィギュアが、童話や子供向けのストーリーを演じます。おっと音楽も侮れませんよ!ビジネスパーソンも思わず足を止めて時間がたつのを忘れてしまいます!しまった、遅刻だあ♪♪
■ 基本情報
- ・名称:フェニック
- ・住所:63 New Bond Street, London W1A 3BS
- ・アクセス:地下鉄オックスフォード・サーカス駅から、リージェント・ストリートの西側の歩道を南下、ハノーバー・ストリートを直進徒歩8分
- ・営業時間:(月-土)10:00-18:30 (日)12:00-18:00
- ・定休日:クリスマスなど特定日
- ・電話番号:020 7629 9161
- ・公式サイトURL:https://www.fenwick.co.uk/
6 ハーヴィーニコルズ
私のオススメ度:★★★★☆
高級デパートが立ち並ぶロンドンのナイツブリッジ。ここまで来たら絶対”ハーヴィーニコルズ”です!オシャレな若者を対象にした渋谷109のイメージ。最上階にある食品フロアを除いて、全階ファッションとメイク、フレグランスのお店ばかりです♪バーバリーの財務担当ステーシー・カートライトが”ハーヴィーニコルズ”の現在のCEO!セルフリッジの猛追にやや後塵を拝している感がありましたが、カートライトが来たからには「安心してください!」♪海外出店急加速です!!
“ハーヴィーニコルズ”は時としてお客様にこんな呼びかけをすることがあります。「ショッピングバッグを大量に持ち歩くと血流が疎外され指や腕がしびれたり、痛みをもたらすことがございます。当店でお配りするリストバンドをお使いください。手首とリストバンドの間にバッグをお掛けください!」面白です♪♪
■ 基本情報
- ・名称:ハーヴィーニコルズ
- ・住所:109-125 Knightsbridge, London, SW1X 7RJ
- ・アクセス:地下鉄ナイツブリッジ駅出口を出てすぐ
- ・営業時間:(月‐土)10:00-20:00 (日)11:30-18:00
- ・定休日:12/24、12/25、イースターホリデー
- ・電話番号:020 7235 5000
- ・公式サイトURL:http://www.harveynichols.com/
7 ロイヤルエクスチェンジロンドン
私のオススメ度:★★★★☆
世界最古のイングランド銀行と証券取引所、ロイズ・ビルに囲まれた”旧王立取引所”です!1567年にトーマス・グレシャムによって設立された時には、あの”エリザベス1世”が立ち会ったことで知られています!2001年まで国際金融先物取引所でしたが、現在は超高級ショッピング街に大変身♪吹き抜けのグランドフロア、日本でもコンラン・ショップで知られるテレンス・コンラン経営の”CONRAN GRAND CAFE & BAR”で紅茶はいかがですか?コンランは1983年にエリザベス女王から騎士に叙勲され、Sirの称号で呼ばれていますね♪♪
ラグビーは紳士のスポーツ。2015年10月ワールドカップイングランド代表を招いて、ファンとの集いも開催した”ロイヤルエクスチェンジロンドン”! 日本の南アフリカ戦の勝利に「時代の到来だ!」と答えたナショナルチーム。でも最後は”Traditionally, the English always come out fighting,’英国魂は負けません♪
■ 基本情報
- ・名称:ロイヤルエクスチェンジロンドン
- ・住所:Royal Exchange Bank London EC3V 3LR
- ・アクセス:地下鉄バンク駅下車。ロイヤルエクス・チェンジ(Royal Exchange)出口
- ・営業時間:(月-金)8:00-23:00(店舗により異なる)
- ・公式サイトURL:http://www.theroyalexchange.co.uk/
ショッピングは老若男女を問わず楽しいもの。でも、ロンドンのデパートは一味違います。歴史と伝統に胡坐をかかず、常に消費者目線で世界のリテールをリードしてきた自負あり!産業革命で世界をあっと言わせたイングランド。リテール革命はもうすぐそこかもしれません(笑)♪♪♪