徳島ラーメンは、ご飯のおかずのように楽しむ徳島のご当地ラーメンですね。わざわざ味見するために徳島に立ち寄る人も多いようです。他のご当地ラーメンにはない特徴がたくさんありますよ。B級グルメ1位に輝いた実績もあります。そんな徳島ラーメンの魅力をご紹介しましょう。
徳島ラーメンはB級グルメ1位の実績あり。
http://community.travel.yahoo.co.jp/mymemo/nyanko_nyansuke_nyannyantua-/blog/130…
「徳島ラーメン」は、徳島県の東部エリアを中心にしたご当地ラーメンですね。この辺りでは、「中華そば」や「そば」と呼ばれることが多いようです。徳島にいて、「徳島ラーメン、1杯。」とは言わないでしょうね。ご当地グルメはそんなものですね。それだけ当たり前に身近なものでしょう。では、いつ頃から徳島ラーメンが全国に知られるようになったのでしょうか。それは、徳島市内にあるラーメン店「いのたに」さんが、1999年に新横浜ラーメン博物館に期間限定で出店してからと言われています。西日本では、それより前に存在が知れわたっていた記憶もあります。
2010年には、「ご当地最新B級グルメベスト50」で第1位となった実績があります。基本的には、豚骨ベースのスープのもの、鶏ガラ系のスープもあります。また、白系から始まったものが、黄系や茶系のものが登場するようになります。
徳島ラーメンを意識したお店では、それぞれに個性あるものを発信していますが、チャーシューではなく、「豚バラ肉」をタレで濃厚な味付けで煮込んだものをトッピングする傾向があります。また、生タマゴがトッピングされる。麺はストレートの中細麺が主流ですね。基本を守りながらの工夫ですね。
徳島ラーメンの有名な店舗。
いのたに 「中華そば いのたに」は桜・稲垣早希のロケで有名。
http://kimamanihiguhei.blog.fc2.com/blog-entry-347.html
「いのたに」さんは、先ほども述べましたが、徳島ラーメンを全国区へ押し上げた有名店です。有名店なのですが、地元から愛され続けてきたお店ですね。基本中の徳島ラーメンを守り続けてきたのが、画像からも伝わってきます。肉の旨味が効いたスープは、甘みがあって味わいの深い「徳島ラーメン」(地元では中華そば)が出されます。「桜の稲垣早希」の番組企画で訪れたのも、こちらのお店です。それが理由となって、「いのたに」さんを訪れるお客さんも多いようです。
■ 基本情報
- ・名称:いのたに
- ・住所:徳島県徳島市西大工町4-25
- ・アクセス:徳島駅から778m
- ・営業時間:[火~日]10:30~17:00(売切れ次第終了)
- ・定休日:月曜日(祝祭日の場合は翌日休み)
- ・電話番号:088-653-1482
- ・料金:[夜]~¥999[昼]~¥999
- ・参考サイトURL:http://tabelog.com/tokushima/A3601/A360101/36000011/
ふく利
http://blog.livedoor.jp/maxy25/archives/868462.html
「ふく利」さんも、人気のお店ですね。店内は広いスペースがあり、メニューも豊富です。焼き飯や台湾まぜそばなどもあります。こちらのお店でも徳島ラーメンを意識し、メニューには「徳島ラーメン」と書かれています。こちらのお店のものは、薄めに感じられる色合いの茶濁したスープになっています。基本のトッピングとなっていますが、肉は甘辛い味つけで脂の入りもあって旨いと評判です。スープを頂くと、動物系の重さはそこまで強くありません。甘辛い醬油味が効いた豚骨醤油ラーメンですね。
■ 基本情報
- ・名称:ふく利
- ・住所:徳島県徳島市吉野本町5-20-3
- ・アクセス:徳島駅から1,233m
- ・営業時間:平日18:00~翌1:00
- 金・土・祝前日18:00~翌2:00
- 日・祝日18:00~24:00
- ・定休日:水曜
- ・電話番号:088-626-4147
- ・料金:[夜]~¥999[昼]~¥999
- ・公式サイトURL:http://www.netwave.or.jp/~fukuri/index2.html
三八
http://navalin.at.webry.info/201402/article_6.html
「三八」さんは、ランチ時などには入店待ちの行列ができるほどの人気店ですね。券売機方式のオーダーになります。こちらのお店では、「支那そば」というメニュー名になっていますね。そのうえで、肉入りかどうかをチョイスすることになります。スープは、どちらかと言うと甘味があるものですね。麺も若干細麺に近いものが使われています。生卵は入っていません。肉は、やはりバラ肉で厚めのものが使われています。あっさり系のものと言えるのでしょう。
■ 基本情報
- ・名称:三八
- ・住所:徳島県徳島市北田宮2-467
- ・アクセス:佐古駅から927m
- ・営業時間:10:30~21:00(L.O.)
- ・定休日:火曜日(月1回月曜不定休)
- ・電話番号:088-633-8938
- ・料金:[夜]~¥999[昼]~¥999
- ・公式サイトURL:http://www.localplace.jp/t100079499/
ラーメン東大
http://blog.livedoor.jp/hisnow-ramen/archives/44830188.html
「ラーメン東大」さんは、この辺りでは珍しく午前4時まで営業されるお店です。支店がたくさんあり、どのお店も賑わっていますね。こちらのお店では、メニュー名は、徳島ラーメンになっています。地元の人もこの名でオーダーするということになります。徳島ラーメンのシンボルとも言える「生卵」ですが、こちらのお店ではサービス品になっていて、載せないお客さんもあるようです。配慮でしょうかね。豚骨、鳥ガラベースのスープは、豚骨臭が若干強めのようです。やや甘めの醤油味です。中細ストレート麺で、スープがほどよく絡んできます。
■ 基本情報
- ・名称:東大
- ・住所:徳島県徳島市大道1-36
- ・アクセス:JR高徳線「徳島」駅より徒歩15~20分
- ・営業時間:11:00~翌4:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:088-655-3775
- ・料金:[夜]~¥999[昼]~¥999
- ・公式サイトURL:http://www.ramen-todai.com
巽屋
http://photoino.exblog.jp/5911225
「巽屋」さんは、徳島市の住吉にあるラーメン屋ですが、店内のスペースが広いお店です。4人掛けのテーブルになりますが、40席以上あるでしょうね。地方のラーメン屋さんには必須の駐車場も完備されています。こちらのお店も、券売機方式のオーダーとなります。メニュー名は、「支那そば」です。徳島ラーメンは、白系や黄系、茶系(黒系)に分けられていますが、こちらのお店の一品は、いわゆる「黒系」と言えるのでしょう。麺は中細ストレートですね。トッピングは、ほど良く味付けられた豚バラスライス、もやし、ネギ、メンマです。肉と生卵はオーダー時に決めることになりますね。
■ 基本情報
- ・名称:巽屋
- ・住所:徳島県徳島市住吉5-68-1
- ・アクセス:徳島駅から2,325m
- ・営業時間:[月・火・木~日]10:30~20:15(L.O含)
- ・定休日:水曜(祝日の場合営業、翌日休み)
- ・電話番号:088-653-3839
- ・料金:[夜]~¥999[昼]~¥999
- ・参考サイトURL:http://tabelog.com/tokushima/A3601/A360101/36000036/
よあけ
http://yaji3kita3.doorblog.jp/archives/65715846.html
「よあけ」さんの店名は、屋台時代に夜明けまで営業してしていた頃の事をもとにして付けられたと言うことです。こちらのお店も券売機方式のオーダーになります。徳島ラーメンについては、メニュー名では「支那そば」となっています。この店の徳島ラーメン(支那そば)は、スープが薄茶系でさらっとしています。柔らかめに茹でた麺となっています。ネギ、もやし、メンマ、煮込まれた豚バラ肉スライスではなくチャーシューが載せられていますね。これらのトッピングもオーダー時にチョイスするシステムです。
■ 基本情報
- ・名称:よあけ
- ・住所:徳島県徳島市一番町3-10 駅ビル 1F
- ・アクセス:徳島駅から186m
- ・営業時間:[月・火・木~日]11:00~23:00(売切れ次第終了)
- ・定休日:無休
- ・電話番号:088-653-3369
- ・料金:[夜]~¥999[昼]~¥999
- ・公式サイトURL:http://yoake3.com/
岡本中華
http://blog.livedoor.jp/hisnow-ramen/archives/44869728.html
「岡本中華」さんは、徳島ラーメンの白系の元祖と言われているお店です。豚骨醤油のラーメンなのですが、スープは乳白色になっています。濃い口の醤油ではないのが分かります。麺はこの店独自の中太ストレート麺が使われます。メニュー名は中華そばとしてありますが、白系の徳島ラーメンですね。白系が徳島ラーメンの原型で、その後、黄系や茶系(黒系)へと分かれていきます。トッピングは、「玉子入り」や「肉入り」、「肉玉入り」とあり、お客さんが選んで決めますね。中華そばのみで勝負するお店です。
■ 基本情報
- ・名称:岡本中華
- ・住所:徳島県小松島市中田町字奥林60-1
- ・アクセス:徳島駅から徳島バス・小松島市営バス小松島方面で約20分
- ・営業時間:[月~水・金~日]11:00~20:00(売切れ次第終了)
- ・定休日:木曜日
- ・電話番号:08853-2-0653
- ・料金:[夜]~¥999[昼]~¥999
- ・公式サイトURL:http://www.okamoto1951.jp/
らーめんはるき
http://minkara.carview.co.jp/userid/881067/blog/33140346/
「らーめんはるき」さんは、お店の入り口付近の横の看板に、「和風とんこつ」と書いてあります。その通りで、出される「らーめん」は和風に仕上がっています。また、興味を惹くのが「白系」と「茶系」の両方がある点です。茶系は醤油味なんですが、白系は塩味のものとなります。スープはさらっとしていて、脂分も適度に浮かんでいます。やはり和風を意識したものだからでしょう。スープには甘味も含まれています。トッピングも、単なる「らーめん」は別にして、「肉入り」と「煮玉子入り」で選ぶことになります。
■ 基本情報
- ・名称:らーめんはるき
- ・住所:徳島県徳島県徳島市勝占町原23
- ・アクセス:地蔵橋駅から307m
- ・営業時間:11:00~20:00
- ・定休日:第2、第4水曜日
- ・電話番号:非公開
- ・料金:[夜]~¥999[昼]~¥999
- ・参考サイトURL:http://tabelog.com/tokushima/A3601/A360101/36004994/
春陽軒
http://blog.livedoor.jp/hisnow-ramen/archives/44870375.html
「春陽軒」さんは、徳島ラーメンを代表する有名店の一つですね。画像からも分かるように、徳島ラーメンの基本形が伝わってきます。お店の佇まいもいかにも徳島の中華そば屋さんといった雰囲気です。こちらのお店も券売機方式のオーダーとなります。メニューは、飲み物以外は「中華そば」と「ライス」のみです。「中華そば」となっていますが、純然たる徳島ラーメンが味わえます。肉と玉子が入っているのが徳島ラーメンと決め付けた場合は、「中華そば 肉玉入」をチョイスすることになります。
■ 基本情報
- ・名称:春陽軒
- ・住所:徳島県徳島市南田宮4-4
- ・アクセス:佐古駅から649m
- ・営業時間:[火~日]11:00~16:00(売切れ次第終了)
- ・定休日:月曜日(祝日の場合営業、翌日休み)
- ・電話番号:088-632-9818
- ・料金:[夜]~¥999[昼]~¥999
- ・参考サイトURL:http://tabelog.com/tokushima/A3601/A360101/36000675/
道麺
http://100ramen.jimdo.com/2015%E5%B9%B4/2015%E5%B9%B410%E6%9C%88/
「道麺」さんは、珍しく夜8時から翌朝4時まで営業されます。完全な夜型のお店です。こちらで出される徳島ラーメンは、「中華そば」の名で出されます。営業時間からして、飲みの〆として使われる場合が多いのでしょうね。店内は長いカウンターのみで15席ほどです。トッピングはチャーシュー、太モヤシ、メンマ、ネギとシンプルです。生卵は別オーダーとなっていますね。スープは、薄茶色。鶏と豚骨、野菜がベースになっています。サラッとしていて動物性のコクを感じさせます。コッテリとはせず、飲みの〆には良いのでしょう。
■ 基本情報
- ・名称:道麺
- ・住所:徳島県徳島市富田町2丁目40-2
- ・アクセス:阿波富田駅から737m
- ・営業時間:[月~日]20:00~翌4:00(お盆中は16:00~翌4:00)
- ・定休日:火曜
- ・電話番号:088-655-8837
- ・料金:[夜]~¥999[昼]~¥999
- ・参考サイトURL:http://tabelog.com/tokushima/A3601/A360101/36004502/
くにおか
http://i-life.blog.jp/archives/1022934511.html
「くにおか」さんは、徳島ラーメンを体験しようとするお客さんも多いようです。こちらのお店も、メニュー名は、「中華そば」となっています。スープは、徳島ラーメンの一つの特徴とも言える「濃い目」ですね。豚骨臭も適度にありますよ。ご飯との相性が抜群です。ランチ時には、店内はほぼ満席状態です。ラーメンの器が小さいと思われるかも知れませんが、これも徳島ラーメンの特徴の一つなんです。
■ 基本情報
- ・名称:くにおか
- ・住所:徳島県美馬市脇町大字脇町540-1
- ・アクセス:穴吹駅から2,186m
- ・営業時間:[月~水・金~土]11:00~売り切れ次第終了
- ・定休日:木曜 日曜
- ・電話番号:0883-53-9711
- ・料金:[夜]~¥999[昼]~¥999
- ・参考サイトURL:http://tabelog.com/tokushima/A3603/A360302/36000633/
名東軒
http://sramen.exblog.jp/5266975/
「名東軒」さんは、日本ハムの武田久投手のご実家としても有名ですが、美味しい徳島ラーメンが味わえるお店として人気があります。ランチ時には、常に満席状態になりますよ。こちらのメニュー名は、「支那そば」として出されています。肉と玉子の両方を楽しみたい時は、「肉玉入」をオーダーすることになります。その場合、「大」か「小」のどちらかを決めなけれなりませんね。ラーメン店で強調されるされるのが、「大」とか「マシマシ」になるのが通常です。「小」があるのは、ご飯と一緒に食べる徳島ラーメンの特徴だからです。
■ 基本情報
- ・名称:名東軒
- ・住所:徳島県徳島市名東町1-81-18
- ・アクセス:鮎喰駅から1,512m
- ・営業時間:[月・水~日]11:00~19:00
- ・定休日:火曜(祝日は不定休)
- ・電話番号:088-631-0698
- ・料金:[夜]~¥999[昼]~¥999
- ・参考サイトURL:http://tabelog.com/tokushima/A3601/A360101/36003036/
インスタントラーメンとしても有名。
徳島製粉が製造しています。
http://blog.livedoor.jp/spacefunk/archives/51867166.html
徳島ラーメンは、インスタントラーメンとしてもお馴染みですね。「金ちゃんラーメン」やそのものずばり「徳島ラーメン」も販売されています。「金ちゃんラーメン」の「金」は、徳島製粉が製造していた小麦粉「鳴門金鶴(なるときんつる)」の「金」に由来しています。徳島製粉では小麦粉はもとより、こうしたインスタントラーメンやカップ麺にも力を注いでいます。全国津々浦々とまではいきませんが、富山県、静岡県以西の西日本地区および新潟県の一部などとなっています。今日では、静岡県以外の東日本でも販売されるようになってきました。
関東など東日本の一部大手100円ショップでも、「金ちゃんヌードル」や「金ちゃん亭」なども販売されているようです。沖縄県では、日清食品のカップヌードルよりも先に進出したこともあり、金ちゃんヌードルがカップ麺の定番となっているほどです。
■ 基本情報
- ・名称:徳島製粉株式会社
- ・住所:徳島県徳島市南二軒屋町三丁目1番8号
- ・創業:1943年(昭和18年)1月
- ・公式サイトURL:http://www.kinchan.co.jp/
金ちゃんラーメンとしても有名。
http://krv.blog102.fc2.com/blog-entry-383.html
徳島ラーメンは、インスタントラーメンとしてもお馴染みですね。「金ちゃんラーメン」は徳島製粉のトップブランドです。「金ちゃんラーメン」の「金」は、徳島製粉が製造していた小麦粉「鳴門金鶴(なるときんつる)」の「金」に由来しているそうです。「金ちゃん」は人の名前ではなく、小麦粉の名前だったのですね。徳島製粉が即席麺をつくり始めたのは、様々な理由があるようです。小麦粉の売り上げが減少したからとも言われていますが、やはり徳島ラーメンが地元に根付いていたからでしょうね。徳島ラーメンそのもが人気だったからでしょう。
道の駅うずしおでも売られています。
http://webkanoshi2.seesaa.net/article/343865776.html
こちらの画像のものが、即席麺の「徳島らーめん」です。「金ちゃんラーメン」も有名ブランドとなってきましたが、「徳島らーめん」には小さな文字で「金ちゃん」と添え書きしてあります。これからも分かるように、「金ちゃん」ブランドが大きな存在になっていますね。徳島市に本社を置く徳島製粉では、徳島ラーメンのカップ麺を日本国内では静岡県以西の地域で発売していますが、「道の駅 うずしお」でも買い求めることができますよ。即席麺のインスタントラーメンも美味しいですよ。旅行先で見つけられたらお試しください。
こちらでは、「徳島丼」も楽しめます。「徳島丼」は、ラーメンのトッピングである豚バラなどの具材をご飯に載せて楽しみます。今でも語り継がれているのが、サザンの桑田佳祐さんです。実は、「徳島丼」を世に広めた火つけ人と言われています。すき焼き風の丼ものですね。
■ 基本情報
- ・名称:道の駅うずしお
- ・住所:兵庫県南あわじ市福良丙947-22
- ・アクセス:神戸淡路鳴門自動車道・淡路島南ICより5分程度
- ・電話番号:0799-52-1157
- ・公式サイトURL:http://eki.uzunokuni.com/index.html
いかがでしたでしょうか?徳島ラーメンの魅力が伝わりましたでしょうか。徳島を訪ねられた際にはお試しくださいね。最後までのおつきあい有難うございました。
素材提供:トリップアドバイザー