ノルウェーのローロスという場所をご存知ですか? 木造建築が美しいと街全体が世界遺産になっています。この町で2月に行われるのがローロスの市というマーケット。
誰も行ったことのない場所に行きたい人におすすめです。
1.ローロスは世界遺産の街なのです
http://blog.livedoor.jp/moimoijuu/archives/2011-08-16.html
ノルウェー中部にあるローロスは小さな町ですが、17世紀半ばから20世紀にかけて、ヨーロッパ随一の銅鉱山として栄えました。ルネッサンス様式の真四角な格子状の市街地は、2度の大火や再建を乗り越えて現在に引き継がれています。1980年にユネスコの世界遺産に登録されたローロスの街はまるで中世の時間に取り残された気分がします。現在も建物の外壁の色を変えることを禁じられているそうですよ。
■ 基本情報
- ・名称:レーロース(ローロス)の鉱山街とその周辺
- ・住所:ノルウェー王国、ローロス
- ・アクセス:トロンハイム空港から車で約1時間
オスロ(約4時間半所要)、トロンハイム(約2時間所要)から鉄道でのアクセスも可能 - ・ウィキペディアURL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9
2.ローロスの市(レーロースマルトナン)に行ってみよう
http://rorosmartnan.no/rorosmartnan/
ローロスでは毎年冬に伝統的なマーケットが開催されます。250もの出展者が集い、伝統的な職人の技、グルメ、文化など様々なで店が並びます。2月の最終火曜日に始まり、5日間続きます。2016年は2月16日~20日まで開催予定です。
交通アクセスはよくないローロスですが、この市に毎年約7万人以上の人が訪れるそうです。コンサートやダンスなども行われ、人々は連日イベントを楽しむようです。
■ 基本情報
- ・名称:レーロースマルトナン
- ・開催日:2016年は2月16日~20日
- ・公式サイトURL:http://rorosmartnan.no
3.お土産はこれに決まり?!
http://blog.livedoor.jp/moimoijuu/tag/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%82%B9
真冬には氷点下40℃以下にもなるローロスでは、防寒対策は絶対必需。そんな地で生まれたローロスツイードは、ノルウェーの大地で育まれた白い羊の毛だけを使って作られたツイードは防寒・保湿性は抜群。毛玉も付きにくく、一生ものとして使えます。日本でも購入できますが、やっぱり現地で買いたい。本社横のショップにはたくさんの商品が並んでいます。おすすめはブランケット。カラフルでかわいい柄のものがたくさんあります。ちょっとお値段も張りますが、やっぱり買って帰りたいですね。前日までの予約で工場見学(平日 8:00~15:30)もできるそうですよ。
■ 基本情報
- ・名称:Roros Tweed社(ローロスツイード社)
- ・住所:Tollef Bredalsvei 8 NO-7374 Røros Norway
- ・公式サイトURL:http://www.rorostweed.com/
4.メルヘンの世界に出てきそうな教会にも寄ってみたい
1784年に建てられた街のシンボル、ローロス教会は数年前に修復されました。白壁の教会は、なんだかおとぎの世界への入り口のよう。ローロスに行ったら必ず行ってみてくださいね。中に入ると、淡い水色と白を基調としたバロック様式の豪華な祭壇があります。ごてごて感は全くなく、やっぱりメルヘンな感じ。伝統的なものから最近のデザインまでうまく取り入れてあり、とても居心地がよさそうです。
■ 基本情報
- ・名称:ローロス教会
- ・公式サイトURL:http://rorosmartnan.no
5.ごはんはやっぱり・・・!
ローロスでのごはんは北欧スタイルで。自然豊かな土地なので、ご飯は期待できそう。ハムやサラミなどの加工食品や、ベリー類などはぜひおすすめです。でもやっぱり食べておきたいのはトナカイや鹿を使った料理。北欧では当たり前のものですが、日本ではなかなか食べられないので、ぜひチャレンジを!
いかがですか? ノルウェーのローロスは2月のマーケットをはじめ、とても魅力的な街だということがお伝えできたらうれしいです。極寒の地なので、しっかり防寒をした上で訪れてくださいね。