Konstantin Leonov | GONE.
江戸時代に国際貿易港として栄えた長崎からは、多くの異国文化が日本に取りこまれました。海外由来の日本の民俗や歴史を紐解くと、多くが長崎から江戸へと広まっています。長崎市海外歴史民俗資料館に残る多種多彩な資料から、異国と日本文化がミックスされた、摩訶不思議な長崎をもっと知ってみませんか? この地域のおすすめ記事
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1.長崎市海外歴史民俗資料館とは?
長崎はキリシタンが多く、今でも多くの教会があります。大村・佐賀両藩の支配下にあったキリシタンの歴史・文化などが貴重な資源が豊富に残されています。長崎刺繍は、中国の刺繍技法を取り入れたものであることや長崎発祥の卓袱料理など、古代から近代に至るまで色んなものがここに集結しています。長崎をもっと知って身近に感じられる、そんな場所なのです。2.長崎市海外歴史民俗資料館の見どころ
マリア観音像
隠れキリシタンが聖母マリアを偶像化し,ひそかに崇拝した観音像。表向きは納戸神と呼び、キリシタン信仰を隠す為に用いていました。五島列島や平戸諸島で主に使われていたもので、長崎市海外歴史民俗資料館で保存されています。この他にもキリシタンと長崎に関係する資料が非常に豊富です。オラショ
キリシタンが唱えた祈祷文で、周りに聞かれるとキリシタンとして弾圧される為に普段は隠し持っていたようです。非常に貴重なもので、当時のキリシタンの苦悩を感じさせます。外海町の民具や農具
殆どが手作り、農業改良に努力したド・ロ神父の軌跡などが多く展示されています、当時の人達の暮らしぶりが手に取るように感じられます。昔の農家内部や鍛冶屋を復元展示
長崎の農家は、私たちの知る農家の風景とはまた違ったもの。機織り、わら草履、むしろ編みなど家内作業の用具なども復元されているので当時の人達の暮らしぶりをご覧下さい。宮田古墳群の資料
石枕は非常に出土例が少ないものです。約1500年前の黒崎地区墳墓から出土された土器、石器、骨角器をはじめとして弥生時代の箱式石棺が復元展示されています。3.長崎市海外歴史民俗資料館を訪れた人の声
http://www.jalan.net/kankou/spt_42315cc3290031414/kuchikomi/0000217085/?afCd=&ro…
4.長崎市海外歴史民俗資料館の詳細
基本情報
- ・名称:長崎市海外歴史民俗資料館
- ・住所:長崎市西出津町2800番地
- ・アクセス:長崎駅前バス停から長崎バス「板の浦連絡・桜の里ターミナル」行き・桜の里ターミナルバス停下車。長崎駅前バス停から、さいかい交通「板の浦行き」行き・出津文化村前バス停で下車。車:長崎駅前から約50分
- ・営業時間:9時~午後15時
- ・定休日:12月29日~1月3日
- ・電話番号:0959-25-1188
- ・料金:一般 300円、小・中・高校生 100円/団体(10名以上) 一般 240円、小・中・高校生 60円
- ・公式サイURL:http://www.city.nagasaki.lg.jp/kanko/820000/828000/p000837.html