泉南市ってどんなところ？行ってみたくなる大阪府「泉南市」の基礎観光情報

June 21, 2017792 Views

トリップアドバイザー

大阪府南部に位置する「泉南市」。泉南といえば…そう！スーパー等で見かける泉南なす(水なす)のイメージが強い県ではないでしょうか？そんな泉南市はなす以外にもたくさんの魅力があふれる県です！
基本的な観光情報をまとめてみました☆

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１．「泉南市」とは？

大阪府南部に位置する泉南市。大阪都心部から40～50km圏内にあり、公共交通機関を利用すると大阪都心部から1時間以内、関西国際空港へは20分以内で行くことができます。
沖合の関西国際空港の一部も市域となることから、空港に関する産業活性化にも力を入れています。

気候は、瀬戸内式気候で、気温は年平均17℃程度と温暖な気候です。

２. 泉南市の魅力

泉南市の魅力は、泉州の海と山に接した豊かな自然に、熊野街道沿いに多数ある文化財などの歴史のある街並みと旧所名跡、海の幸山の幸どちらも楽しめるグルメ…などの魅力的な街です。
大都市近郊のベッドタウンとして、住みやすい街ともいわれています。

３．熊野街道沿いに多数ある文化財

泉南市内の熊野街道沿いには現在も多数の文化財が残っています。現地を訪れて歴史を感じてみてはいかがでしょうか。

厩戸王子跡（うまやどおうじあと）【府指定史跡】

厩戸王子には１２０１（建仁元）年１０月７日、後鳥羽上皇が参られ、信達宿の厩戸御所に宿泊されたことが記録に残っています。また、厩戸王子は、馬戸王子・馬留王子・筆王子とも呼ばれていたようです。

http://www.city.sennan.osaka.jp/syougaigakusyu/kumano/index.html

海会寺跡（かいえじあと）【国指定史跡】

白鳳時代（約１３５０年前）に建てられた古代寺院で、奈良県法隆寺と同じ建物配置をとっていたことが発掘調査で判明しました。また当時、海会寺で使われていた軒丸瓦は、大和・百済大寺、摂津・四天王寺と同じ笵型（木製の型）でつくられていました。このことから、海会寺は当時の政治の中心と強い結びつきがあったことが考えられます。

http://www.city.sennan.osaka.jp/syougaigakusyu/kumano/index.html

本陣（ほんじん）

本陣は江戸時代、街道の宿場に置かれた大名・公家・幕府役人など貴人の宿泊所です。その起源は１３６３（正平１８・貞治２）年、室町幕府２代将軍足利義詮が上洛の時、その旅宿を本陣と称して宿札を掲げたのに始まると考えられています。おもに街道の山越え・渡し・分岐点に設けられ、特に参勤交代の往復にその機能を発揮しました。

http://www.city.sennan.osaka.jp/syougaigakusyu/kumano/index.html

街道沿いの町並み

熊野街道沿いの信達大苗代、市場、牧野地区の家並みは、現在も「信達宿」として栄えた当時の面影を強く残しています。これらの地区に特徴的な建物は、図のように大きな妻入り建物が、妻を街道に向けて建ち並び、そのひとつひとつに「角屋（カドヤ）」と言われる、一段低い屋根を持つ建物が付属するものです。街道に沿って歩くと、低い直線的な屋根と、ひときわ高い三角屋根が、一定のリズムをもって立ちならんでいるように見えます。この特徴ある建物が建ち並ぶ町並みは、もとは泉州一帯にみられる農家特有の間取りをもとに、発達したものとされています。しかし、これまでに知られる例としては、泉佐野・阪南の両市にごくわずか認められるのみで、この地区に集中しているほかには、ほとんど例を見ないものなのです。いわば「泉南信達宿」に独特な建築様式ともいえるでしょう。

http://www.city.sennan.osaka.jp/syougaigakusyu/kumano/index.html

岡中鎮守社（おかなかちんじゅしゃ）のクスとマキ【府指定天然記念物】

岡中鎮守社のクスは、樹齢５００年とも８００年とも言われています。樹幹の周囲目通しは８．２ｍ、根元１２ｍ、樹高３０ｍで、地上３ｍの所で幹が三本に分かれています。枝が覆う面積は３００平方メートル以上あります。
また、マキは一般に成長が遅く、直径１ｍ近い規模は、府内では傑出したもので、同社のクスよりも更に古木であろうと言われています。

http://www.city.sennan.osaka.jp/syougaigakusyu/kumano/index.html

４．名産グルメ

押し寿司

泉南市民が愛してやまない郷土料理が押し寿司です。五穀豊穣を感謝するお祭りなどではご馳走として振舞われるています。木枠は大きいもので２升もあり、しっかりとした味付けでとてもおいしい郷土料理です。

泉たこ

泉州地域のブランドだこ「泉たこ」。府内産農林水産物・大阪特産加工食品のブランドである「大阪産（もん）」に登録されており、間違いないおいしさ！
大阪湾はたこの餌となるエビなどが豊富なので、泉たこはジューシーでぷりっぷりな食感。たこ焼き、たこ飯、たこの天ぷらなどで食べられています。

水なす

やっぱり泉南の名物と聞いて外せないのが水なす！水なすとは皮が非常に柔らかく水分を多くふくんだ茄子のことを言います。なんと江戸時代の初期から栽培されています。
水なすの名前の由来は農作業の合間に茄子からでる水分で喉の渇きを潤したといわれていることからなんだとか。皮が繊細なので傷がつきやすく輸送が困難だったため、昔は泉州地域のみでしか流通していませんでした。浅漬けはお土産にも喜ばれますよ。

５．泉南市へのアクセス

■ 基本情報

・アクセス：

☆JR関西空港駅からJR日根野駅まで14分。日根野駅でJR阪和線和歌山行に乗り換えて新家駅まで5分。和泉砂川駅まで8分
☆南海関西空港駅から南海泉佐野駅まで9分。南海本線和歌山方面行に乗り換えて岡田浦駅まで6分。樽井駅まで8分

[大阪市内方面から]
☆梅田・大阪から南海電鉄難波駅経由、南海本線岡田浦駅・樽井駅まで約1時間
☆梅田・大阪からJR天王寺駅経由JR阪和線新家駅・和泉砂川駅まで約1時間10分

[和歌山方面から]
☆南海本線和歌山市駅から南海本線樽井駅・岡田浦駅まで約30分
☆JR和歌山駅からJR阪和線和泉砂川駅・新家駅まで約28分

・公式サイトURL： http://www.city.sennan.osaka.jp

なすだけでなく、数多くの自然や歴史を感じられる泉南市。一人旅から家族旅行まで誰が行っても楽しめる事間違いなしの魅力的な都市ですね☆ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか？

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