揚げてないのに「フライ」！行田名物「フライ」って何？

小説「のぼうの城」の舞台にもなった忍城がある行田市。行田を中心とした北埼玉地区のB級グルメといえば、「フライ」。フライといえば揚げ物のイメージがありますが、行田のフライは揚げません。

１、行田市とは？

行田は、東京都内から1時間ほど、夏の暑さで必ず話題に熊谷と隣接した位置にあります。市内には、さきたま古墳、古代蓮、忍城など時代を超えた史跡、遺構があり、蔵造りの建物が並ぶ街並みなど、歴史ファンにも密かに注目を浴びている街です。

２、フライってどんなもの？

「フライ」は、古くから北埼玉地区は小麦の産地として知られており、地元の人の手軽に食べられるオヤツです。小麦粉を水で溶いたものを鉄板で薄く焼きながら、ネギ、肉、卵などの具を入れ、好みでソースや醤油たれをつけて食べます。お好み焼きのような見た目ですが、クレープのようにやわらかい食感が特徴です。店によっては、焼きそばと合わせて出すセットもあります。

３、行田でフライが美味しい店は？

行田には多くの「フライ」が美味しい店があります。もう一つの名物グルメ「ゼリーフライ」と合わせたマップが行田市内で入手することができます。 マップは、市役所の観光案内のページでダウンロードすることができます。

行田市役所 「フライ」　http://www.city.gyoda.lg.jp/15/04/12/gurume/furai/furai.html

ここでは、行田とその近辺で好評なお店をいくつか紹介します。この他にもたくさんのお店がありますので、マップなどで調べていろいろいってみてくださいね。

古沢商店

古沢商店は、行田のフライ焼き発祥のお店で、地元の人もお勧めするお店です。メニューもソース味、醤油味で300円、400円、500円と、焼きそばも同様に3種類のみというシンプルなものです。

かねつき堂

かねつき堂も人気店のひとつで、地元の人、観光客共に多くの人が訪れています。こちらのフライは円いタイプで、上に海苔やタレを後からかけます。もう1つの地元グルメ「ゼリーフライ」やかき氷なども注文できます。

フライ・焼そばの店 山下

こちらは、行田市内から離れた近隣の鴻巣のお店ですが、本当にフライ、焼きそばとところてんだけのお店です。がっつりと食べられることで、人気があるお店です。