電車で観光！平渓線で行けるおすすめ観光スポットまとめ

台鉄平渓線は、商店街内や自然の中を走るローカル色溢れる12.9kmの路線です。昔の炭鉱跡が多くあるこの路線には、素朴な観光スポットがたくさんあります。乗っているだけでも楽しい平渓線ですが、途中下車して周囲をぶらっと観光してみませんか？

十分大瀑布

十分大瀑布は、半円形のカーテンのような美しい形状から「台湾のナイアガラ」とも呼ばれている台湾最大の滝です。滝のそばまでかなり近づいてみることができ、滝の水しぶきをあげながら、自然の迫力を体感することができます。なお、2014年8月～年末までは、安全確認、保全のため見学が中止されています。

台湾煤礦博物館

台湾煤礦博物館は、かつては台湾の主要産業だった炭鉱を支えた炭鉱鉄道の博物館です。廃坑となった炭鉱の跡に作られており、建物の中では炭鉱、トロッコにまつわる資料、写真などの展示を見ることができます。鉱山跡を博物館として開放しているというメリットとして、電気トロッコ電車に乗ることができる点があります。また、4～5月にはトロッコでホタルを見に行くツアーもあり、こちらもお勧めです。

十分老街と天燈

商店街の中を平渓線が通る十分の商店街は、古くからの台湾の趣きを残す歩いているだけでも楽しいエリアです。十分で降りたら体験しておきたいのが、「天燈」あげです。願い事の種類により色が異なり、高く飛ばすことができれば願いごとが叶うと言われています。旧正月の時期には、この天燈をあげるイベントがあり、街が賑わいます。

侯硐　猫村

侯硐駅の裏手は、猫のパラダイス、侯硐猫村です。駅を降りるとあちこちに猫のイラストやオブジェがあるだけでなく、街中の標識や看板もかわいいデザインのものばかりです。猫たちと触れ合う時には、フラッシュ撮影をしない、大声で騒がないなどマナーを守って、楽しい時間を過ごすようにしましょう。

菁桐駅

菁桐駅は、日本統治時代の1929年に建てられ、現存している日本式木造駅4駅の１つです。国家三級古跡に指定されていますが、平渓線の現役の駅として毎日多くの乗客に利用されています。菁桐駅周辺も、老街があり、願い事を書いた竹筒を下げる「許願筒」や、鉄道故事館などのスポットがありますので、是非散策をしてみてください。