砂糖王の業績を讃えた公園！サイパンにある「砂糖王公園」について

戦前は「彩帆公園（さいぱんこうえん）」の名前で知られていたのが、「砂糖王公園」になります。今回は、そんなサイパンを代表する公園「砂糖王公園」の魅力についてご紹介します。

１．砂糖王公園とは？

サイパンで初めに作られた近代公園が、「砂糖王公園」になります。日本がサイパンを統治していた時代に造られた公園、彩帆公園を前身としています。戦後、いつの日か「砂糖王公園」の名前で親しまれるようになりました。

２．砂糖王公園の魅力

砂糖王の偉業に触れられる

福島県出身の実業家であり南洋興発初代社長、松江春次の偉業を称えて作られた銅像になります。松江氏は、製糖業の発展だけではなく、島内の娯楽施設の整備などサイパン島の発展に携わった人物でもあります。戦時中も戦火をくぐりぬけ、現在も残されている貴重な銅像です。

当時の機関車が残されている

戦前、砂糖を製造していた当時に使われていた「シュガートレイン」が公園内には保存されています。年期が入った機関車ですが、当時の様子に触れることができる貴重な遺跡です。

日本が占領していた当初は、島内をぐるりとシュガートレインのレールが敷かれていたといわれています。

３．その他の見どころ

サイパン神社

砂糖王公園には、「彩帆香取神社」が併設されています。日本人が統治していた様子を伺うことができます。神社の名前はもともと「彩帆神社」といわれていました。

日本の香取神社連合会などにより再建された神社が見られます。

緑あふれる公園

公園内には様々な緑が溢れています。ショッピングや観光で疲れた気持ちを癒すためにはピッタリの公園でもあります。

花が咲くシーズンには美しいアーチが描かれます。
南国気分を楽しめるオススメの公園になります。

４．こんな人にオススメ！

サイパンの戦前の姿に触れたい、という方にオススメな公園です。園内の奥には戦前に作られたお堂などもあり、サイパンを日本が統治していた様子に触れることができます。もちろん、サイパンの美しい自然に触れられるという点でも魅力的な公園になります。

５．訪問者の声

実際に行った人の口コミを集めてみました！

サイパンの砂糖王公園にあった木が圧巻だった…。 pic.twitter.com/2Nw6lcGJIq

— Noel S (@noel_reds) 2013, 4月 30

６．見られる場所