グアムは日本人のみならず東南アジアからも多くの方が訪れる海外旅行で人気の場所といえます!時差も少なく飛行機に乗っている時間が少ないのが魅力ですね。以前は芸能人の正月旅行と言えば、毎回名前が上がるぐらい観光地でしたが今では普通にお子様連れのご家族も多く気軽に行ける場所になったようです。移動時間が少ない分現地で思いっきり遊べちゃうのが嬉しいようです。南国の楽しいだけの島に感じますが実は古代チャモロ時代に始まり、スペインに統治され、その後アメリカ領になるという波乱の歴史を持っています。今日はそんなリゾート地の魅力をどーんと一気にお伝えします!
グアムとは?
http://holiday.knt.co.jp/a/101/
太平洋に浮かぶマリアナ諸島にあるグアム。マリアナ所と最大の島で、年間を通して高温多湿のため常夏、年間を通して海水浴が楽しめます。主な収入はヨーロッパやアメリカ、日本などからの観光客に頼る観光の島です。のんびりとした素朴な雰囲気と、ショッピングや高級リゾートの華やかな雰囲気も併せ持つグアムは不思議な魅力を持った島なんです。
日本とグアムの時差は、わずか1時間で、日本より1時間進んでいます。日本6都市(札幌/仙台/成田/名古屋/大阪/福岡)より定期直行便が運航されていて、そのフライト時間も約3時間半なので、わりと気楽に行ける海外として人気があります♪
グアムの魅力
http://takechann.at.webry.info/200611/article_6.html
グアムの魅力はやはり美しい南国ならではの海!そして日本からの観光客も多く、少々英語に自信がなくても快適に旅行を楽しめることです。同じ有名リゾート地のハワイとは違い、のんびりした素朴さも大きな魅力。アクティブに楽しむことものんびりリラックスする癒しの旅も実現してしまうのです。しかもメインのビーチは湾になっていることもあり、小さな子でも安心して遊べるのが高ポイント!日本語が通じることも多いから子供連れには何かと安心なのです。
グアムは、典型的な海洋性亜熱帯気候なので、年間を通じて温度変化が少ないのが特徴です。年平均気温は、約26℃で、季節は、大きく分けると、乾季(11~5月)と雨季(6~10月)がありますが、日本の梅雨のようにじめじめと雨が降り続くということはなく、一年中泳げる常夏の島ですよ♪
グアムの歴史
http://guammemory.seesaa.net/article/97473110.html
グアムの先住民は「チャモロ人」と呼ばれる人々。正確な記録は未だありませんが1500年ほど前の考古学資料に記述があるそうです。その後1521年になって世界一周の航海をしたマゼランがグアムを発見、さらにその後1565年、スペイン国王が領有権を宣言し、333年にも及ぶスペイン統治時代に入ります。1898年になると米西戦争によってグアムはアメリカ領となります。さらにその後1941年に太平洋戦争時代に日本軍がグアムを占領し、日本の統治が31ヶ月間続きました。そして現在、アメリカ軍の太平洋戦略上の重要な軍事基地として活用されています。
古代のチャモロ人は、漁師としても職人としても優れていて、独特の住居やカヌーを造り、複雑な織物や手の込んだ陶器の製作なども行っていたとされています。素晴らしい歴史と共に、今でも息づく文化が残っています。
グアムにいったらできること
GINZA COUTURE NAOCO.
マリンスポーツを楽しむ
グアムはマリンスポーツのメッカ。大海原を眼下に爽快に海風を感じるパラセイリング、皆でにぎやかにスリルを味わいたいならバナナボート、ダイビングはちょっと怖いけど海には潜ってみたい!という人は気軽に海中散歩ができるシーウォーカーがオススメ。もちろんダイビングの本場なので素晴らしいダイビングスポットがたくさんあります。初めての人もグアムでライセンス取得に挑戦するのもいい思い出になるかもしれませんね。
もちろん、体験ダイビングもあるので、初めてという方でも気軽に参加できますよ!ライセンスを取得するにも、最短2日間で取得できるので、美しい常夏グアムの海で、楽しみながらライセンス取得を目指すのもいいですね!
http://www.mlo-guam.com/contents/news/post-18.php
シュノーケリングを楽しむ
ダイビングより気軽にできるシュノーケリングは年齢を問わず楽しめて人気です。グアムは海洋保護区に指定されている区域もあり、美しいサンゴや海ガメに会えるツアーも人気。色とりどりの南国の魚に魅了されること間違いナシ。人懐っこい小さな海の生き物達にすっかり心を癒されそう。運がよければイルカが近くまで泳いできてくれるかもしれませんよ。
数多くのオプショナルツアーなどでも、シュノーケリングは人気です。ディズニー&ピクサーの大人気アニメ「ファインディング・ニモ」でもおなじみのクマノミなど、色鮮やかなお魚たちがたくさん寄ってくるので、小さなお子様たちも大満足ですよ♪
グアムのグルメを楽しむ
ハンバーガーに和食、ベトナム料理にブラジル料理。グアムのグルメはバリエーション豊富。何日滞在しても飽きません!さらにスイーツのショップも豊富にあるから毎日の食事とデザートで何を食べるか迷ってしまいそう。ショッピングのついでにフードコートで色んなものを食べ歩いても楽しいし、南国ならではの色とりどりのフルーツも楽しみたい!アメリカ領だけあってボリュームも満点です。
グアムに伝わる伝統料理「チャモロ料理」をいただけるレストランなどもありますよ!チャモロ版のお赤飯といった感じの「レッドライス」や、「ドライビーフ」、ほのかにココナツの甘さが広がる「トルティーヤ」など、ぜひご賞味くださいね♪
聖堂や史跡をめぐる
グアムの文化や歴史を知る上ではずせないのが史跡。グアムにはチャモロ族の集落や、スペイン総督の屋敷、グアム唯一のカトリック大聖堂など、知っておくべきグアムの史跡がたくさんあります。太平洋戦争時の日本と米軍の激戦地や、防空壕の跡など激しい戦闘があった地を訪れると、地元の人たちの笑顔にはたくさんの思いがあるのだと実感できます。
グアムの美しい大自然と合わせて、たくさんの見どころがあります。中でも、公園や人里離れたジャングルのなかにあるチャモロ伝統の草葺き小屋の支柱として使われたラッテストーンは、チャモロ文化を代表する遺跡です。ぜひ訪れてみてくださいね。
ショッピングを楽しむ
グアムでのお買い物はとっても楽しいんです。ショッピングモールやアウトレットなどのお買い物スポットはたくさんあるし、高級ブランドも免税価格で本当にお得。お土産には民芸品などの小物も可愛いものがたくさん!7月~8月は夏物のバーゲン時期と重なりさらにお得にお買い物ができちゃいます。カゴのバックや夏物の洋服などここで一気にまとめ買いしちゃうのも楽しそう!
中でも、タモン地区には、Tギャラリア グアム by DFS、ザ・プラザ、タモンサンズプラザなどの数カ所の複合ショッピング施設が集まっていて、その中には無数のショップが入っています。他の地区でも、大型のショッピングモールがあるので、チェックしてみてくださいね♪
永遠の愛を誓う
憧れのリゾートウェディング(リゾ婚)にもグアムはぴったり。チャペルもウエディングプランもたくさんあるから自分好みの思い出深い挙式が実現します。さらにフライト時間が短いグアムならゲストの負担も少なく、費用もグンと抑えられるから嬉しいですよね。エメラルド色に輝く海をバックに永遠の愛を誓うなんてロマンチックすぎる!
グアムには、教会もたくさんあるので、その環境や挙式スタイルなど、自分たちの好みに合わせて選べるのも魅力ですよ♪海を望むロマンチックな教会や自然に囲まれた開放的で素敵な教会などバリエーションも豊富なので、選ぶ時点から楽しいウェディングになりますね!
http://guam.tabilabo.jp/modules/hotel/detail/index/id/16
グアムの伝統文化を楽しむ
グアムの伝統文化と言えばもちろんチャモロ文化。やしの葉を使った伝統工芸品やココナツの殻で作る民芸品など南国らしく可愛らしい小物もたくさんあります。タムニングにある「チャモロヴィレッジ」ではそんなチャモロの伝統文化に触れてみましょう。毎週水曜日の「チャモロヴィレッジナイトマーケット」では、民芸品や伝統工芸、チャモロ料理の屋台などが立ち並び、チャモロ文化を存分に楽しむことができます。
16世紀にスペインの植民地時代の名残である赤いレンガの屋根に白い壁が印象的な建物が並ぶ「チャモロヴィレッジ」では、チャモロ料理のお店やお土産物屋さんなど普段から営業されています。その中でも、有名まナイトマーケットでは、人々で賑わう熱気とともにチャモロ文化を楽しめますよ♪
おすすめ観光スポット
タモンビーチ
タモン湾に位置する大きな三つのビーチを総称してタモンビーチと呼びます。タモンビーチは全長3km。ガンビーチ、イパオビーチ、マタパンビーチなどがあり、タモンビーチ全域が海洋保護区(貴重な海の生き物を保護)になっているそう。大切に海の資源が保護されたビーチはもちろん透明度が高く本当に美しい!ビーチのアクティビティも豊富で、湾になったビーチは波も穏やか。小さなお子さんでも安心して遊べますね♪
恋人岬
恋人岬はタモンにある123mもの断崖絶壁。タモン湾はもちろんイパオ岬やオロテ岬までも見渡すことができます。海の上に張り出した展望台からは壮大で美しい風景が。高所が苦手な人はちょっと覚悟が必要なくらいスリルがあります。恋人岬はある伝説がその名前の由来になっています。昔あるチャモロ人の美しい娘がスペイン総督と意に沿わない結婚をさせられそうになりました。チャモロ人の青年とすでに恋仲だった娘は婚礼に日に青年のもとに逃げ、この岬からお互いの長い髪を硬く結んで身を投げたそう。悲しいお話ですね。
ハガニア大聖堂
1669年に初めて建てられたカトリックの大聖堂です。スペイン広場に隣接しており、現在では1958年に建て替えられていますが、白亜の美しい聖堂で公式の行事が行われるので、多くの信者が祈りを捧げにやってきます。聖堂内は光が満ちて明るい雰囲気。厳かな中にもやさしい明るさを感じることができます。正面には祭壇とステンドグラスが。熱心に祈りを捧げている人がいるので、見学の際はマナーを守り静かに見学したいですね。
おすすめホテル
http://jp.outriggerguamresort.com/Gallery.aspx
アウトリガー・グアム・リゾート
タモンの中心部、タモン湾に面したオーシャンフロントのホテル。ベランダからは開放感が一杯の景色が楽しめ、グルメ、レストラン、ショッピングなどのお楽しみも充実しています。人気はプールと20mものウオータースライダー。お子様も大喜びの迫力アトラクションです。大人はプールサイドのバーでゆっくり一休み。映画のワンシーンのようなリラックスした時間が楽しめます。中心街に近くて全室オーシャンビューなんて、グアムの魅力全部味わえちゃいますね♪
パシフィック・アイランド・クラブグアム
緑が一杯の広大な敷地に建つパシフィックアイランド・クラブグアム(PIC)。このホテルの特長はグアムでも最大級のウォーターパークが併設で、しかも滞在中は無料で利用できること。大人も童心に帰って十分楽しめます。またタモン中心部に位置しているのでショッピングなどで街中に出るにも便利。レストランやバー、スパも充実しているから大人から子供まで大いに楽しめ、ファミリーに人気のホテルです。
http://blogs.yahoo.co.jp/chris0112cars/8681783.html
ハイアットリージェンシーグアム
タモン湾の真白なビーチに立つ、グアムの最高級リゾートホテル、ハイアットリージェンシーグアム。中心街へも徒歩で行くことができます。もちろん全室オーシャンビューだからグアムの美しい景色も思う存分堪能できますね。ホテル内でも5つのレストランがあり、ビーチはすぐ目の前。スライダープールや子供用プールもあり、のんびり上質な時間を過ごせそう。プールサイドバーでゆっくり楽しむも良し、子供に帰ってプールではしゃぐも良し、グアムへの短期滞在もホテル内だけで楽しめそうですね。
おすすめ名産グルメ
http://blog.livedoor.jp/turkey_777-kuisinboo/archives/3722299.html
チャモロ料理
チャモロ料理はグアムチャモロ人に伝わる伝統料理で、スペインやアメリカや東南アジアなどを融合し、グアムで現地の料理と言えばこのチャモロ料理になります。もちろん日本のエッセンスも入り、調味料に醤油などを使ったりするので、私達日本人にもとっても親しみやすい味なんです♪ココナッツや唐辛子などをスパイスとして使用し、甘い、しょっぱい、すっぱいなどどれかが強く出ていることが多いので、色んな味をバランスよく食べると飽きが来ず、いつもよりたくさん食べてしまいそうですよね。
ホットディゲティドック
タモンのメイン通りにあるホットドック&ハンバーガーのお店です。ザ・プラザショッピングセンターの1階にあり、街中散策の間の食事としてとっても便利。ホットドック&ハンバーガーはボリューミーでまさにアメリカン!しっかり歯ごたえのあるパティにふわふわのバンズを店の外のベンチで景色や道行く人を眺めながら食べると気持ちいい!開放感たっぷりのランチを味わってみてはいかが?
http://s.webry.info/sp/dillydally.at.webry.info/201502/article_5.html
アピギギ
アピギギはチャモロのローカルフードです。ココナッツやココナッツミルク、タピオカなどを混ぜたものをバナナの葉に包んでこんがり焼いたお菓子で、むっちりしてほんのり甘いやさしい味わいのおやつ。チャモロの人たちはアピギギが大好きなんです。アピギギは、マーケットや屋台などで手ごろなファーストフードとして売られています。ほんのり甘い味付けで日本の食べ物に例えると「すあま」のような味わいなのですが、グアムでは主食として食べられることもあるそうですよ。
イベント
http://www.gvb.com/place/2611
ディスカバリーデイ
時は1521年、大航海時代。グアム島はポルトガル人探検家マゼランが発見しました。ディスカバリーデイはグアム島発見を記念する祝日。マゼランが上陸したといわれるウマタック湾岸で上陸の様子を再現したイベントが行われます。この日はグアムの人々も休日となり、屋台やコンサート、ゲームなどにぎやかなお祭りが開催されます。マゼランが上陸したのは3月6日ですが、このイベントは毎年3月第1月曜日に開催され、ウタマック村は大勢の人々で賑わいます。
http://www.panoramio.com/photo/31738745
リベレーションデイ
リベレーションデイはグアム解放記念日です。1944年、およそ2年半に及ぶ日本の統治からアメリカ領へと戻ったことを記念する祝日で、毎年7月21日はグアムの人々にとっては終戦記念日ともいえる大切な日です。この日は1.6kmにわたりパレードが催され、各方面団体の趣向を凝らした山車が続きます。沿道にはこのパレードを見物するため多くの人が日よけとイスを持って集まり、1万人もの人を動員するグアムの一大イベントになっています。
http://blogs.yahoo.co.jp/jngjx464/6565328.html
グアム・ミクロネシア・アイランドフェア
グアムを訪れた旅行者も一緒になって楽しめるお祭りと言えばグアム・ミクロネシア・アイランドフェア。ミクロネシアの島々(グアム・北マリアナ連邦・ミクロネシア連邦・パラオ共和国・マーシャル諸島)の文化を披露しあう、グアム政府主催のお祭りです。ミクロネシア独特の情緒を存分に体感でき、各島々の文化はもちろん、民芸品、郷土料理、民族舞踊など華やかな雰囲気の中楽しいひと時を過ごせます。毎年5月~6月の3日間、イパオビーチパークにて開催です。
グアムへのアクセス
http://xn--m9j7b9a2f1ctp.seesaa.net/
大阪・東京からグアムへ
・関西国際空港~グアム直行便で約3時間35分・成田国際空港~グアム直行便で約3時間45分
グアム旅行ガイドはいかがだったでしょうか?今すぐにでも行きたくなりますね。年間を通して海水浴が楽しめる高級リゾートの華やかな雰囲気がイメージでありますが、歴史がわかるにつれ、人を引き付ける不思議な魅力を持った島なんだと改めて痛感しました。マリンスポーツ・ショッピング・ウエディングにしても日本語が通じる分安心して訪れることが多いですが、時には文化や歴史を知る上ではずせないのが史跡巡りをしながら改めて魅力を再認識してみてください。
素材提供:トリップアドバイザー