羽田空港の早朝便対策！乗り遅れない為の方法まとめ。

羽田空港からの出発が早朝、しかも始発電車よりも早くて困ったことはありませんか？格安チケットだと最終日程表がでギリギリになってくることがあり、その時になってから時間を知ってどうしようと思っている方も行く手段や方法はいろいろありますのでこれを読めば大丈夫です！

広々ベッドと大浴場も完備のカプセルホテルや、お酒も飲めるラウンジなどもありますし、リムジンバスやタクシーなど、それぞれの予算に合わせて利用してみて下さい！お金をかけたくない人、体力温存したい人、前日から楽しみたい人など必見ですよ。

対策その１　羽田空港内のカプセルホテルに泊まる

羽田空港内には、カプセルホテルがあります。「ファーストキャビン(ＦＩＲＳＴ　ＣＡＢＩＮ)羽田ターミナル１」ですね。第1ターミナルの1階（到着階）で、郵便局とインフォメーションセンター（案内所）とのあいだにあります。
大浴場やWiFiもある、設備が充実したカプセルホテルです。デザインもモダンでオシャレですね。ただし、国内線ターミナル内にあるので、国際線ターミナルに行く時はターミナル間シャトルでの移動が必要です。
ファーストクラスはこんなにひろびろしています。
宿泊エリアはゲートで施錠され、女性専用キャビン（59室）もあります。10時～19時は、時間単位でも利用可能。国内便からの乗り継ぎで、中途半端に時間があまるときにも使えますね。あくまでも簡易宿泊所ですので、部屋はカーテンで仕切られているだけで鍵はかかりません。貴重品の管理には注意しましょう。

宿泊者の感想

実際に、ファーストキャビンに泊ったひとの感想をご紹介します。

基本情報

対策その2　カフェや待合エリアで、がんばる

コスパ重視のひとなら、「空港内のパブリックエリアで待つ」選択肢もあります。羽田空港は24時間オープンですから、前夜おそくから空港に入りひたすら翌朝を待つ。なにしろ空港にいるんですから、集合が早朝の４時台だろうがへっちゃらです。方法としては、次のふたつですね。

１．店内で、徹夜する

24時間オープンのカフェやレストランで待つ方法です。若くて体力に自信があるなら、空港内の居酒屋やレストランで徹夜することも可能でしょう。せっかく安いチケットを買えたのです。むだにお金を使う必要はありません。くつろげそうなお店を紹介します。

カフェ　カーディナル

気軽に使えるカフェです。スーツケースの持ち込みができるので、徹夜組もたくさんきています。安心ですね。

BEER CLUB Verre Tokyo

全面ガラス張りのビアバー。免税品のテイスティングもできますよ。かなり楽しめます。喫煙席があるのもスモーカーにはいいですね。

CAFE ＆ DINER Pista

到着ロビー階唯一の、２階にあるカフェです。スーツケースを持ち込むには、店内はやや狭いのですが、深夜はそれほど混みあわないので心配いりません。

ご紹介したほかにも、お店はたくさんあります。
※くわしくは、羽田空港国際線ターミナル　レストラン一覧をご参照ください。http://www.haneda-airport.jp/inter/premises/tenant/r000000_000000.html

2.ソファでがんばる

徹底してお金を使いたくなければ、羽田空港内のソファで一晩がんばることも可能です。空港で夜明かしなんてと思うかもしれませんが、わりとメジャーな方法です。夜遅くに羽田空港に行けば、それらしき人が大勢いますよ。

空港到着を22時頃にして、カフェに入るなり空港内を散策するなりして、じっくりと時間をつぶしましょう。同じく一晩を空港で明かす人と知り合いになることも。ただし治安のいい日本でも、スーツケースを横において爆睡なんていうのはおすすめできません。個人責任ですので、ご注意を。
ベストポジションは2階到着ロビー及び3階出国ロビーのソファです。が、５階の展望台前ソファも悪くありません。羽田空港は２４時間稼働しているので、深夜のこんなランウェイがみられます。冬の展望台は、かなり寒くなるので重装備でどうぞ。

対策その3　優雅にホテル利用「東横イン羽田空港1・2」

海外旅行に行く前から、体力を使いたくないという方。お金に余裕があるなら、ホテル利用が一番ですね。空港ホテルはコスパも大事ですが、空港までの行き方やホテルからシャトルバスが出ているかが大事です。空港までかかる時間を確認しながら、ホテル選びをしましょう。

便利さとコスパをとるなら、空港に近いビジネスホテルがおススメ。「東横イン羽田空港1・2」は、ビジネス客がメインのシンプルなホテル。ゴージャスさはありませんが使いやすく、ロビー（下の写真）・部屋ともにWi-Fiが使えます。宿泊も早割でかなり安くなり、女性にはアメニティセットもあります。

４時台出発のシャトルバスがあります

早朝は、ホテルからの無料シャトルバスが出発しています。いちばん早いのは、4：15分発。１時間に１本のバスなので、予約してくださいね。空港までの所要時間は約20分です。朝食は6:00～9:30で、間に合わないお客さんにはおにぎりや菓子パンのサービスもあるんですよ。

対策その4　早朝リムジンバスを使う

早朝バスを利用するのは、ストレートな方法です。羽田空港へのリムジンバスは、出発場所が多いのがメリットです。都内なら東京駅、渋谷マークシティ、二子玉川駅から出ていますし、遠方なら甲府駅や水戸駅、木更津駅や御殿場駅からも出発しています。
遠方から羽田空港に向かう場合、バスなら乗り換え不要というのが大きなメリットです。そうでなくても大きな荷物を引きずっているので、あまりうろうろしたくありません。リムジンバスなら、トランクにスーツケースを入れて、あとは車内で寝ていれば羽田空港に到着です。ラクチンですね。

５時台から１０分おきに出発しています

早朝便は、空港到着が朝5:30前後からあります。出発時間が間に合うなら、バスが一番楽な方法でしょう。詳しくは↓の基本情報　羽田空港アクセスガイドからチェックを。横浜駅発なら、早朝５時台でも10分間隔で運行しています。車内はこんなふうです。

詳細は、京急の空港リムジンバス　羽田空港アクセスガイドをご参考に。
http://www.haneda-access.com/bus/index.html

対策その5　お台場の大江戸温泉に泊まる

意外な穴場が「大江戸温泉物語」。そう、あの温泉テーマパークです。早朝6:30の便なら、空港に4:30到着が希望。そこで前日から大江戸温泉物語に泊り、羽田空港へのシャトルバスに乗れるプランがあるのです。その名も「羽田空港　早朝便フライト前泊プラン」。どんぴしゃり、まんま使えるプランです。

利用時間は11:00～翌朝の3:50まで。3:50に出発したシャトルバスは、4:20に羽田空港に到着します。これで料金は大人１人￥2800。この料金には入浴料のほか、シャトルバス代も含まれていますので、かなりお値打ちです。予約制ですが、当日でもバスに空きがあれば利用可能です。

大江戸温泉物語には、羽田空港利用者のため（？）に、大きなコインロッカーもあります。こちらは有料(200〜400円)ですが、スーツケースでもバックパックでもちゃんとおさまります。時間まで浴衣に着替えて、のんびり施設内で遊んでいればいいんです。

温泉、サウナ、岩塩風呂、エステに居酒屋や仮眠室まであり、ただもうだらだら過ごしていれば、時間になっちゃいます。出発前にお金を使いたくなるのが玉にキズですが、そこはそれ、自制心でこらえてください（笑）。

対策その6　京浜急行の空港リムジンバスを利用する

品川・横浜・大宮・船橋・渋谷・二子玉川・六本木など主要エリアやホテルから羽田空港まで電車など交通手段のない時間のフライトに合わせてリムジンバスがでています。
羽田空港にはだいたい4時半くらいに到着しますので、さほど待機時間も少なく搭乗できます。

リムジンバスがでていない方面にお住いの方は残念ながら他の手段で行くしかありません。運賃も品川から1060円とホテルに泊まるよりはるかに安いですね。また、PasmoやSuicaなど交通系ICカードで運賃の支払いが可能です。

スーツケースを持った状態で運賃支払うのにガチャガチャ現金をださなくていいのはとても便利で助かります。

品川方面から

品川から羽田空港まで近いので1時間ほどで羽田空港まで行けちゃいます。
3時～3時半くらいのバスに乗って4時半くらいに羽田空港に到着するので、時間が中途半端という方はホテルに宿泊して少し睡眠をとることをオススメします。

二子玉川・渋谷・六本木方面からほど

渋谷方面は1時間半ほどかかるのでやや遠いですが、少し睡眠をとることもできます。
でもいくら日本とはいえ貴重品の管理は自己責任です。睡眠中に財布がなくなったとなってはフライト前に大アクシデントです。

横浜方面から

桜木町駅からですと1時間かからない横浜方面からのリムジンバス。あっという間に羽田空港についてしまいます。
※千葉、船橋、大宮方面からの早朝便はありません。

対策その7　定額タクシーを利用する

金銭的に余裕がある場合は定額のタクシーを利用してもいいですね。所要時間やルート、距離に関係なく固定料金の定額タクシー。千代田区6800円～とシティホテルに泊まるより高くなってしまうかもしれませんが、ご家族で行かれる場合や自宅から出発したい方にはいいかもしれません。

またリムジンバスと違い、待つ必要がありません。早朝便に間に合うようにいくとなると3時すぎにタクシーに乗るので、深夜に待つのはツライですよね。冬など寒い時期はなおさらです。

ただし、利用場所によっては定額タクシーより通常タクシー料金のほうが安くなることもあるので注意しましょう。料金シュミレーションがある場合は一度やってみたほうがいいでしょう。

ＫＭタクシー

大田区・江東区・品川区・中央区・港区・目黒区はエリア対象外です。定額運賃の他に高速料金など実際にかかったものは別途料金がかかります。webからでも予約可能です。

日本交通株式会社

アプリから予約可能です。電話で予約するのがめんどくさいという方やご自身の都合のいいタイミングで予約手続きしたいという方にはアプリ予約をオススメします。
クレジットカードやSuica、Pasmoなどの交通系ICカードでのお支払いも可能です。

ＭＫタクシー　

車内で無料のwifiが使えるのでフライト前に仕事のメール送受信をすることも可能です。移動時間を有効に使うことができます。1000円加算すればレクサス・ゼロクラウン・フーガ・ヴェルファイア・アルファード・BMW ActiveHybrid 7Lなどのハイグレード車にアップグレードが可能です。

また全車禁煙です。お子様がいる場合やたばこの匂いが気になる方にはオススメですね。敬老割引(70歳以上）や遠距離割引(9000円を超える場合）もあります。

対策その8　漫画喫茶＆インターネットカフェを利用する

暇つぶしには十分な漫画喫茶やインターネットカフェ。しかし、残念ながら空港内にはそれらの施設はありません。羽田空港外で探すことになりますが羽田空港近隣にはありません。

羽田空港までアクセスしやすい近隣の駅周辺でということになります。おすすめは蒲田です。電車で10分ほどで行けるのでオススメです。また移動するのがめんどくさいという方はこの手段は却下してほかの手段で羽田空港まで行きましょう。また蒲田は繁華街なのでほかにも時間をつぶせる手段があるかもしれませんね。

蒲田のインターネットカフェ

蒲田から羽田空港まで電車で10分。電車がある時間帯のフライトなら蒲田のネットカフェで時間つぶして電車で羽田空港に移動するという手段もあります。かなりお安くすみます。

蒲田には漫画喫茶やインターネットカフェが多数あるので満席で席がない、ということはありません。またドリンクなどもあるので意外と快適にすごせると思います。インターネットカフェであれば出発前に情報収集も可能ですね。

対策その9　自家用車で行き、長期パーキングを利用する

空港近隣には旅行者向けの長期の駐車場がたくさんあります。自家用車で行き、サービスエリアに入り車内やサービスエリアの中で時間つぶしをして、時間になったら羽田空港近隣の駐車場に車を預けて空港に向かいます。

ほとんどのパーキングは空港まで無料送迎してくれます。料金も意外と安く済みます。3泊４日で3000円くらいからあります。webから予約すると安くなることがあります。

料金はホテルと同じくらいですが、自家用車で行けば車で自宅に帰ることができます。またご家族でいくのであればホテルに泊まるより断然お安くすみます。小さなお子様がいたり、大量の荷物を持って電車で帰るのがツライ方は自家用車で行かれることをオススメします。いくつかおすすめのパーキングをご紹介します。

オーケーパーキング

東京方面から大井南インター、横浜方面から湾岸環八インターおりたらすぐの場所にあります。パーキングまでの行き方はＨＰにとても親切に掲載されています。サイト上で料金シュミレーションできるので申込前にシュミレーションしてみるといいでしょう。車種やオプションなどにもよると思いますが最安と思われます。

つばさパーキング

サイト上で空き状況を確認することができます。空港から近く、サイトに詳しい行き方も掲載されています。ペット同伴もＯＫです。web申込をするとだいぶ安くなります。ただし、大型車および海外メーカー車は申込み不可です。

アットパーキング

管理賠償責任保険加入なので万が一の場合も安心です。空港から近いのでアクセスも便利です。料金は最安にかなり近いです。車種により料金も変わってくるかもしれませんのでいろいろ吟味してからお申込みください。最終便まで対応してくれるので助かりますね。

対策その10　知人に車で送ってもらう

なんて親切なお友達なんでしょう。深夜に車で空港まで送ってもらえたらそれ相応のお礼をしましょう。駐車料金もバス代もかからないですが、もしかしたら意外と高くついてしまうかもしれません。お友達にお引越しを手伝ってもらった時と同じ感じですね。

羽田空港には第一旅客ターミナルと第二旅客ターミナルがあり、使用する航空会社によって異なりますのでお友達に送ってもらう際にはよく確認して空港まで送ってもらってください。

間違えると電車と違い、移動がめんどくさい上に早朝で眠い中送ってもらってるのでそういうケアレスミスは厳禁です。

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羽田空港の早朝便までの過ごし方は参考になりましたか？お仕事帰りにそのまま行く方や、ゆっくり体を休めたい場合はカプセルホテルのファーストキャビンや近くの宿をとってしっかり休んでから行くのがおすすめですが、お友達や気兼ねない人となら施設内のラウンジやお台場の温泉テーマパークでワイワイ朝を迎えるのも楽しいかも知れません。近くにお住まいの方で長旅の前は自宅で寝たいという方はチェックイン時間を確認してリムジンバスやタクシーなどを利用してみてください。くれぐれも便に乗り遅れないように注意して楽しい旅行になりますように。

素材提供：トリップアドバイザー