皆さんは廃墟スポットに興味はありますか?様々な理由から放置されたままとなっている建物、そこにはなぜか人を引きつける不思議な魅力がいっぱいあるんです!その人気ぶりはツアーや、写真集の出版などに見られる通り、今やブームになっていると言っても過言ではないかもしれません。今回は日本国内の各地にある寂れた場所や今は使われていない施設などを北は北海道、南は沖縄まで全部で32カ所をまとめましたので、ご覧下さい♪
1.ブラックマンション
http://blog.livedoor.jp/mistral_mt/archives/30119693.html
茨城県笠間市にある、こちら。1990年の12月27日に建築申請されるも、建築途中で放棄されてしまった3階建てのマンションで、心霊スポットとしても有名です。外観が黒く見えるところから”ブラックマンション”と呼ばれています。 コンクリート打ちっぱなしで、電気ガス水道などは、無し。隣接して、廃工場も建てられています。
要塞のようなマンションの周囲には雑草や木々が生い茂っており、写真で見ているだけでもおどろおどろしい雰囲気が感じられます。心霊スポットとして知られているものの、怪奇現象の目撃情報などはほとんどないそうです。なんでも解体しようとすると何かとトラブルが起きて中止されてしまうのだとか。
- ■ 基本情報
- ・名称: ブラックマンション
- ・住所: 茨城県笠間市下郷
- ・アクセス: 岩間駅徒歩10分
2.ロシア村
http://blog.livedoor.jp/tutujianna/archives/4387848.html
ロシアとの文化交流を目的に建設された、県内初のテーマパークのロシア村。1993年9月1日開園。開園当初は、大きな話題になりましたが、客数は伸びず、2003年12月には休業状態になり、2004年4月に閉園の運びとなりました。 閉村後も、建物や遊具は放置され続け、現在もそのままに。2009年9月22日、村内のホテルが全焼する火災が発生しました。
こちらも心霊スポットとして知られており、心霊番組でも取り上げられことがあります。異国情緒漂う雰囲気が恐怖心をより一層掻き立てます。ガラスなどが割れており、足元がかなり悪くなっているので夜には行かないほうがいいでしょう。
■ 基本情報
- ・名称: ロシア村
- ・住所: 新潟県北蒲原郡笹神村
3.軍艦島(端島)
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軍艦島とは端島という長崎県にある島の俗称です。面積は約6.3ヘクタール、周囲1.2キロメートルほどの小さな島で、2/3が埋立地になっています。かつては炭鉱が採掘され、東京をはるかにしのぐ、人口密度だったこともありました。 cyber0515
島内には、貯水槽・高層アパート・端島小中学校・共同浴場など、かつて人々が生活していた様子を見ることができます。(見学は軍艦島上陸ツアーに参加するのが必須条件です)また、人気コミックアニメ、「進撃の巨人」の実写版のロケ地になったことで、さらに注目されているスポットにもなっています。 2015年には世界遺産に登録された名スポットです。報道関係者以外立ち入り禁止となっていましたが、2009年以降は料金を支払えば誰でも行けるようになりました。炭坑の歴史と間近で感じることができますよ。
■ 基本情報
- ・名称: 軍艦島(端島)
- ・住所:〒851-1315 長崎県長崎市
- ・料金: (ツアー料金)大人3000円~4000円程
- ・公式サイトURL:軍艦島上陸クルーズ http://www.gunkanjima-cruise.jp/
- やまさ海運 http://www.gunkan-jima.net/
4.奈良ドリームランド
http://yaju-deka.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-2cc6.html
1961年に開業した、奈良ドリームランド。ディズニーランドを模して作られ、かつては、日本のディズニーランドとも呼ばれていましたが、惜しくも2006年8月31日に閉園となりました。最盛期の年間入場者数はのべ160万人を数えたが、閉園時にはのべ40万人にまで減少しており、東京ディズニーランドやUSJの開園が、入場者数の減少の原因の1つになりました。 跡地利用については2014年現在まだ決まっていません。施設・遊具も撤去されず、廃墟化されそのまま残っています。
ちなみに2015年に奈良市が公売を実施し、大阪市の不動産会社が落札したそうです。再開発はまだ決まっていません。一部の廃墟マニアからは「寂しい…」との声もあがっていますが、跡地に何が出来るか楽しみですね。
- ・名称: 奈良ドリームランド
- ・住所: 〒630-8108 奈良県奈良市 法蓮佐保山2丁目1−1
- ※現在は入園禁止。警備員常駐で巡回警備しています。
5.鳥島気象観測所跡地
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%A5%E5%B3%B6_%28%E5%85%AB%E4%B8%88%E6%94%AF%…
八丈島の南約300km、小笠原諸島聟島列島の北約370kmにある鳥島は、島全体が、国の天然記念物(天然保護区域)に指定されています。 現在は無人島ですが、明治時代から戦前にかけては人が住んでいた時期もありました。島の西側には1965年の火山活動による群発地震によって閉鎖された、気象庁鳥島気象観測所の建物が残っています。ここでは18年間職員が駐在していました。また、地球上のアホウドリのうちの大部分が鳥島で繁殖しています。
江戸時代には島の平坦地は全てアホウドリで埋め尽くされていたというほど多かったそうですが、実業家・玉置半右衛門の乱獲によって1000万羽からたった50羽に激減してしまったと言われています。以後、乱獲の禁止や保護プロジェクトによって現在まで回復しました。一番最近では2002年に噴火したそうです。
■ 基本情報
- ・名称: 鳥島気象観測所跡地
- ・住所: 東京都鳥島
- ・アクセス: 八丈島から船のチャータもしくは、ヘリコプターのみ
- ※許可を受けた者のみ入島できます
6.池島団地
http://blog.livedoor.jp/skybs/archives/52561275.html
長崎県長崎市にある、鉱山住宅跡で、100棟ほどの団地廃墟になっているこちら。池島鉱山は、九州最後の鉱山で、最盛期には住民登録だけで8千人、従業員は2万5千人に達しましたが、2001年11月29日に閉山しています。(現在、炭鉱は外国人の研修用施設として稼動しており、10棟程の団地には人が住んでいます。) 池島千人風呂と呼ばれる、共同浴場や団地の居室など、廃墟化しているものの、比較的新しいため、老朽化はそこまで進んでいません。
長崎の廃墟島といえば軍艦島が真っ先に思い出されますが、こちらの池島は軍艦島のように規制がなく、自由に動き回ることができることから「軍艦島より面白い」と最近もっぱら評判なんですよ。事前に予約しておけば炭坑内の見学もできちゃいます。
■ 基本情報
- ・名称: 池島団地
- ・住所: 長崎県長崎市池島町
7.日窒
http://sokuup.net/?mode=permalink&no=14666
埼玉県奥秩父の山中にある、日窒は正式名称を秩父鉱山と言い、1600年頃に発見されてから長い間鉱山として採掘されていた、大規模な鉱山施設群です。 現在でも石灰石の採掘が行われていますが、かつて鉱山夫やその家族たちが暮していたアパートや、小倉沢小学校や、鉱山関係者の住居跡などは、すでに人影はありません。村全体が廃墟化しているため、時が止まっている村として、廃墟ファン達が多く訪れる有名スポットになっています。
埼玉県の心霊スポットとしても名高い日窒鉱山ですが、家屋の内部にはまだ家財道具などがのこされており、まさにゴーストタウンといった雰囲気です。鉱山街が自然へと還りつつある様は興味深いですね。機会があれば立ち寄ってみて。
■ 基本情報
- ・名称: 日窒
- ・住所: 埼玉県秩父市中津川
8.松尾鉱山
http://blogs.yahoo.co.jp/bkehj800/1166363.html
標高800~900メートルの高原にある、松尾鉱山は、19世紀末から1969年まで岩手県岩手郡松尾村(現在の八幡平市)に存在した鉱山でした。最盛期の1960年には1万3594人に達し、戦後は労働者の確保のため、福利厚生施設も建てられました。 当時の日本の最先端技術を駆使して、近代的な都市が形成されたため、雲上の楽園とも呼ばれていました。現在は、木造の建物が焼却されたため、鉄筋コンクリートの建物のみ残っています。
硫黄製錬によって発生する有害な煙によって、鉱山跡地と製錬所跡から草木が消え荒地となってしまいました。さらに廃坑からは鉱毒水が絶えず流出しており、現在も24時間体制で中和施設が稼働しています。処理費用はなんと年間5億円にもなるそうです。
■ 基本情報
- ・名称: 松尾鉱山
- ・住所: 岩手県八幡平市
9.横浜旧根岸競馬場
http://blog.livedoor.jp/cs3400/archives/1547915.html
JR京浜東北根岸線根岸駅から徒歩20分程度のところにあり、根岸森林公園の中に位置している、横浜旧根岸競馬場。現在残っているのは、一頭観覧席のみで、昭和5年(1930年)、アメリカ人建築家J・H・モーガンにより作られました。二等観覧席は、一等観覧席に隣接していましたが、昭和63年に解体されています。 一頭観覧席周辺は、堀に囲まれていて内部の様子を見ることはできませんが、歴史を記した案内板が設けられてるので、当時の様子を偲ぶことができます。
横浜旧根岸競馬場は国内初の洋式競馬場として幕末期に建設されました。全国各地の競馬場のモデルにもなっています。廃墟といえば禍々しい雰囲気がするイメージですが、こちらの建物はどことなく古代遺跡にような美しさを残しています。
■ 基本情報
- ・名称: 横浜旧根岸競馬場
- ・住所: 中区根岸台
- ・アクセス: JR根岸駅・桜木町駅・横浜駅より市営バス「旭台」下車
10.グリュック王国
http://www5.tok2.com/home2/goq63/doto/doto6.htm
北海道帯広市にあり、現在は廃墟と化している、グリュック王国。1989年、中世のドイツをモチーフにしたテーマパークとして作られました。開園当時は、人で賑わっていたこちらも、2003年頃から人気は下火になり、2007年ついに閉園せざるを得なくなりました。 園内の遊具は、電源は撤去されているものの、遊具は当時のままになっています。※入り口には進入禁止の立札が建てられ、侵入者は通報されてしまいますので、外観からの見学にしましょう。
ドイツの伝統的な木組みの家やルネサンス様式の建物、ドイツの名城・ビュッケブルグ城が忠実に再現されているなど、かなり本格的なテーマパークだったと言われています。不法侵入になりますので、決して中に入らないでください。
■ 基本情報
- ・名称: グリュック王国
- ・住所: 北海道帯広市幸福町東6線
11.摩耶観光ホテル
http://gem-bedizened11.rssing.com/chan-6780130/all_p1.html
昭和4年、摩耶山にケーブルが開通した際の、誘致施設の一つとして建設された、摩耶観光ホテルは、軍艦のように見えることから”山の上軍艦ホテル”とも呼ばれており、ダンスホールでのダンスやビアガーデン、岩風呂などが楽しめる、リゾートホテルとして建築されました。 過去2回、廃墟になるも再利用されてきましたが、平成7年、阪神淡路大震災でひびが入ったことが決定打になり現在は、立ち入り禁止になっていて、再利用の目途もたっていません。
廃墟マニアの間でも有名なスポットで「ヤマカン」の愛称で親しまれています。映画やMVの撮影現場に使用されているほか、「fate/stay night」 というアニメの舞台にもなったことからアニメファンの間でも話題になったのだそう。
■ 基本情報
- ・名称: 摩耶観光ホテル
- ・住所: 兵庫県神戸市灘区 摩耶山中腹
12.伊万里川南造船所
http://www.atotok.com/news/press/20120603020634.html
伊万里港の西側に位置する、伊万里川南造船所は、もともとは、中東から船で輸入した原材料を加工するガラス工場として建てられましたが、日中戦争のあおりで、長崎から移転した川南工業株式会社浦之崎造船所となり、太平洋戦争時には戦時標準船を大量建造した軍需工場となりました。 2012年に始まった解体工事は終わり、今後は緑地公園として整備される予定です。(公園整備は当初の予定通りに進んでいない様子)
木々が生い茂りとても神秘的な雰囲気が漂います。一部では「貴重な戦争遺産」として保存を願う声もあったそうですが、景観や治安を不安視する住民の声に応えることになり、整備されることになったのだそうです。
■ 基本情報
- ・名称: 伊万里川南造船所
- ・住所: 佐賀県伊万里市山代町立岩79
13.平沼駅跡
現在のものと異なり、平沼橋下の踏切わきにあった初代平沼駅。国鉄の駅で、1945年5月29日の米軍による横浜大空襲で焼けてしまいましたが、水色ペンキ塗りの木造建築の平沼駅は、とてもモダンな建物だったそう。両側のホームには意匠をこらした鉄筋が配置され、屋根を形作っていました。現在は鉄筋も撤去されてしまっています。
戦争の惨禍を構成に伝えるため鉄骨屋根の後などが残されていましたが、いつしか老朽化が進み、いつ崩れるかもわからない危険な状態になってしまったため、撤去を余儀なくされたのだそう。毎年5月には慰霊祭が行われています。
■ 基本情報
- ・名称: 平沼駅跡
- ・住所: 神奈川県横浜市西区平沼
14.竜山鉱山
http://hhheellhammer666.blogspot.jp/2012/10/1_14.html
竜山鉱山の歴史は古く、1950年頃から、胴の産出が始まりました。1961年に閉山し、現在では廃墟となっています。 生い茂る緑の中には、以前鉱山で働く人達が生活をしていた社宅跡や選鉱場、ホッパー跡などをみることができますが、閉山し50年以上もたっている上に、木造建物のため、老朽化が激しく進んでいるため要注意です。
こちらの鉱山は岡山県中央部の山奥に位置しています。鉱山の閉山・廃墟になってから半世紀以上も経過しているにもかかわらず、ここまで大部分が現存しているのはすごいと廃墟マニアの間でも人気なのだそうです。
■ 基本情報
- ・名称: 竜山鉱山
- ・住所: 岡山県久米郡久米南町中籾
15.奥多摩湖ロープウェイ
http://kodokunikki.minibird.jp/tabi/120716okutama.html
昭和36年10月に、日本ケーブル株式会社が施設した観光用ロープウェイで、奥多摩湖の川野とその対岸600m余りを結んでいました。開業当時は多くの観光客で賑わいましたが、数年後に湖上横断の橋梁が敷設され、自動車やバスで湖上を横断できるようになってからは、乗客が激減し、1975年3月に運航休止届が出されました。 その後、ロープウェイ施設は取り壊されること無く放置され、現在まで廃墟となっています。
こちらも廃墟マニアの間で非常に有名なスポットで、数々の廃墟写真集にも登場しています。老朽化による危険性から撤去の話も持ち上がりましたが、所有者が消息不明なため法令上の問題により撤去できないのだそう。
■ 基本情報
- ・名称: 奥多摩湖ロープウェイ
- ・住所: 東京都西多摩郡奥多摩町留浦
16.魚雷調整工場跡
http://blogs.yahoo.co.jp/kin_sugiyama/8974198.html
1918年、長崎県佐世保市に作られた魚雷調整工場跡。製造された人間魚雷の試射施設で、日本海軍の軍事遺産。悲しい歴史が詰まっている場所です。 魚雷監視所付近には、海の上に浮かんでいるように見える、魚雷試験場塔や魚雷監視所などが残されていて、合わせて見学できます。
ほかにも工場の隣には魚雷の浮力など調整が行われたと思われる池や魚雷の運搬に使われたと思われるレール跡など、風化はしているものの生々しく残されています。現在は穴場の釣りスポットとしても人気なのだそう。
■ 基本情報
- ・名称: 魚雷調整工場跡
- ・住所: 長崎県佐世保市
- ・アクセス: 徳山港からのフェリーで10分程
- ・料金: 徳山港からのフェリー料金 610円
17.勿忘草色の手術室
http://www.haikyo.org/ja/wasurenagusairo-no-shujutsu-shitsu/
廃墟マニアのHaikyo氏が名付けた”勿忘草色の手術室” 彼曰く、日本のもっとも退屈で滅びかけている街のど真ん中にあるそうで、場所は公開されていません。 廃墟マニアの間でもほとんど知られていないという廃墟スポットです。存在は知っているものの場所がわからないのだそう。医療器具や医薬品などが残されています。 興味が有る方は自力で探し出すしかなさそうですね。
廃墟
■ 基本情報
- ・名称: 勿忘草色の手術室
- ・住所: 非公開
18.夢のボウリング場
http://www.haikyo.org/ja/yume-no-bouringu-ba/
神奈川県某所にある、”夢のボウリング場” 青々とした山の中にあり、ドーム型のコンクリート造りで、外観は一見ボウリング場とは分かりません。 料金表や、ボウリングボール、受付など、営業していた時のまま残されている様子ですが、だいぶ朽ち果てています。廃墟年齢は不明。機械室の全てがアスベストで覆われています。
思わず「こんな山中になんでボーリング場?」と疑問に感じてしまうようなスポットです。廃墟マニアいわく、廃墟となるボーリング場は非常に珍しいのだそう。皆さん御存知の通り、アスベストは非常に危険ですので注意してください。
■ 基本情報
- ・名称: 夢のボウリング場
- ・住所: 神奈川県某所
19.世界平和観音
http://blog.goo.ne.jp/cherubimcaad10khs/e/8056f8e0e3416542289d1a91328e42fb
兵庫県淡路島釜口にあり、海岸沿いを進んでいくと、突如として現れる高さ100mの世界平和観音。平和観音寺内にある観音で、建造当時世界最大の像として話題となるも2006年2月26日に閉館。現在は、廃墟となっています。 世界平和観音は、大阪西区を中心に、不動産経営で財を成した奥内豊吉が、私財を投じ出身地である淡路島に1977年に建立したものです。
ちなみに、観音様の首部分に展望台が設置されており、その姿が首にギプスをはめたような姿に見えることから「 むち打ち観音」なんて愛称がつけられているんですよ。2014年に通過した台風により外壁の一部が崩れ落ちるなど危険な状態となっています。
■ 基本情報
- ・名称: 世界平和大観音
- ・住所: 〒656-2334兵庫県淡路市釜口2006−1
- ・アクセス:淡路インターチェンジから南へ約11km。約15分。
20.山本園大谷グランドセンター
http://www.haikyo.org/ja/yamamoto-en-ooya-gurandosenta/
栃木県宇都宮市大谷にある、山本園大谷グランドセンター。昭和30年代に開業するも、昭和末期に廃業に追い込まれたヘルスセンターです。 2階建ての建物は、丘の上にあり、コンクリート作りの建物は緑と岩に浸食されています。内部は、当時の備品が撤去されずそのまま残っているため、ヘルスメーターやレジスター、部屋コンなどが散乱しています。
「栃木のヤマカン」とも謳われる廃墟スポットです。お化け屋敷のようなおどろおどろしい雰囲気が漂います。先先述しましたが、建物と隣にそびえる岩壁と融合してしまっており、とても不思議な景観になっています。
■ 基本情報
- ・名称: 山本園大谷グランドセンター
- ・住所: 栃木県宇都宮市大谷町1236
21.玄岳
http://hhheellhammer666.blogspot.jp/2012/12/1_27.html
玄岳ドライブイン跡は、静岡県田方郡函南町の伊豆スカイライン沿いにある、有名な廃墟です。静岡県熱海市にあった、熱海サボテン公園と、玄岳の山頂付近を結んでいた、ロープウェイ乗り場でした。 1967年に開業の、コンクリート造りで特徴的な円形の建物で、海側からは、眼下に熱海港と熱海市街を見渡すことができます。ドライブイン廃業後には一時期「地球環境&エネルギー資料館」として利用されていたこともありましたが、1970年12月以来、廃墟になっています。
■ 基本情報
- ・名称: 玄岳
- ・住所: 静岡県田方郡函南町畑
22.ドライブインスカイレスト ニュー室戸
http://blog.livedoor.jp/kazumahakase-jikkenshitsu/archives/21601125.html
高知県室戸岬にあり、結婚式場、宴会場、ドライブイン、展望台などの複合施設だった、ドライブインスカイレスト ニュー室戸。眺望のいい場所に建てられたていて、180度ぐるりと水平線を眺望することができます。 特徴的な建物で建物内には、らせん階段や宴会場などが、当時の様子を物語っていますが、どれも相当、風化が進んでいます。
■ 基本情報
- ・名称: ドライブインスカイレスト ニュー室戸
- ・住所: 高知県室戸市室戸岬町6892
23.初見邸:自由の家香名館跡地
http://www.haikyo.org/ja/youkan-h-tei/
初見邸は、明治から大正時代に活躍した、裕福な政治家、初見八郎氏とフランス人教授H氏の所有する洋館で、1928年に建てられました。当時は自由民権運動の活動拠点にも、なっていたそうです。 建物内には、広々としていて、どっしりとした煉瓦造りの暖炉や、絵画とソファーが置かれた部屋、外国製のキッチンなどがありましたが、2013年5月に解体されています。
■ 基本情報
- ・名称: 初見邸:自由の家香名館跡地
- ・住所: 茨城県古河市東山田
24.十仁病院
http://blog.goo.ne.jp/ryuw-1/e/bfb4f0df8136e1c3471859144dbe12a4
新橋駅銀座口から交差点を渡った所にあった、十仁病院。76年の実績がある老舗の美容整形外科で現在は、銀座8丁目に移転しています。 当時の建物は、昭和13年建築。コンクリート造りで、看板や窓の庇の赤色がポイントになった、レトロな雰囲気が洒落たビルでした。現在、建物は全て解体されて跡地は、延べ床9000平米の賃貸ビルが建設されています。
■ 基本情報
- ・名称: 十仁病院
- ・住所: 東京都港区新橋1丁目
25.神岡鉱山
http://blog.livedoor.jp/kaeru_n/archives/65807903.html
岐阜県飛騨市にあった、亜鉛・鉛等を採掘していた、神岡鉱山。鉱山最繁期の、1950年代後半~1960年代前半は町民が2万7,000人以上にふくれあがりましたが、廃液から、神通川下流にイタイイタイ病が発生。2001年には採掘が中止になりました。 住居や鉱山跡、トロッコが走っていたらしい工場も、廃墟になっている、大規模な廃墟です。中には巨大な機械などもそのまま放置されています。
■ 基本情報
- ・名称: 神岡鉱山
- ・住所: 岐阜県飛騨市(旧吉城郡神岡町)
26.志免鉱業所竪坑櫓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%97%E5%85%8D%E9%89%B1%E6%A5%AD%E6%89%80%E7%AB…
福岡で、最も有名な廃墟と言っても過言ではない、志免鉱業所竪坑櫓。高さ47.65メートル、長辺15メートル、短辺12.25メートルの巨大な建築物で、旧日本海軍や日本国有鉄道によって運営された「国営炭鉱」志免鉱業所の採炭夫を昇降させ、石炭を搬出するための施設です。 1943年に完成、1964年まで使用されていました。当時の価格で200万円もの予算をかけて作られた高級品で、現在国の重要文化財に指定されています。
■ 基本情報
- ・名称: 志免鉱業所竪坑櫓
- ・住所: 福岡県糟屋郡志免町大字志免495番地3
- ・アクセス: 西鉄バス「東公園台2丁目」
27.矢納水力発電所
http://www.haikyo.org/ja/yanou-suiryoku-hatsuden-sho/
1911年に着工、1914年に完成し、運転を開始しました。1966年に下久保ダムが建設されるまで、運転していた矢納水力発電所。煉瓦造りのモダンな建物で、戦前からの歴史が感じられる建物で、土木学会の近代土木遺産に選定されている、埼玉県としては最も古い水力発電所だそう。 2階建ての建物で、1階は機材などは取り払われており、中はがらんどうです。窓枠が取り払われおり、晴れた日には、柔らかな日差しが差し込んでいます。
■ 基本情報
- ・名称: 矢納水力発電所
- ・住所: 埼玉県児玉郡神川町矢納
28.湖の変電所
http://www.haikyo.org/ja/mizumi-no-hendensho/
湖畔に建つ古い変電所で、ボートでアクセスできる廃墟です。発見者が、場所は明かしておらず、所在地は不明です。 変電所内は、緑色の湖の水が流れ込んでいる場所もあります。
■ 基本情報
- ・名称: 湖の変電所
- ・住所: 所在地不明
29.化女沼レジャーランド
http://blog.livedoor.jp/tomato_of_underground/archives/52648175.html
宮城県古川市(現・大崎市)に建築された遊園地で、最繁期には年間20万人ほどの来園者がいる、人気遊園地でした。 元運営者の、化女沼を一大観光地にという夢を受け継いでくれる人が現れるまで撤去しない方針により、
廃墟になってはいるももの、定期的に掃除がされ、維持管理されています。無許可での侵入は禁止ですが、許可を取ったイベントや撮影が行われています。
■ 基本情報
- ・名称: 化女沼レジャーランド
- ・住所: 宮城県古川市小野字遠沢10-39
29.犬島精錬所跡
http://blog.i-leader.jp/article/35055938.html
ベネッセアートサイト直島
■ 基本情報
- ・名称: 犬島製錬所跡
- ・住所: 岡山県岡山市東区犬島327-4
- ・アクセス: 宝伝港からフェリーで10分
- ・料金: 2060円(犬島洗練所美術館、鑑賞料金)
- ・公式サイトURL: http://www.benesse-artsite.jp/seirensho/(犬島製錬所美術館)
30.白沢峠の廃ダッジ
http://www.haikyo.org/ja/shirasawa-dodge/
山梨県山梨市と甲州市との境にある倉掛山北に位置する白沢峠にある、こちらのスポットには、米国製の、ダッヂWC54というアメリカ陸軍汎用車が放置されています。 廃墟ファンの間では、天空その姿は”天空の城ラピュタ”のようだと言われているそうで、花の咲く時期には、トラックの天井に伸びた桜は満開になり、廃墟マニアの目をさらに楽しませています。
■ 基本情報
- ・名称: 白沢峠の廃ダッジ
- ・住所: 山梨県山梨市三富上釜口
32.中城高原ホテル
http://blog.livedoor.jp/torsh/archives/42556389.html
沖縄県中頭郡中城村の中城城跡公園内に開業する予定でしたが、1970年、建設業者の倒産により、建設中止になり放置されたホテルです。 ウォータースライダー付き遊泳プールやお土産品店、レストランも建設される予定になっていて、心霊スポットや、サバゲースポットとしても人気。アーティストのプロモーションビデオにも使われることがありましたが、現在は老朽化のため取り壊しが決定しています。
■ 基本情報
- ・名称: 中城高原ホテル
- ・住所: 沖縄県中頭郡荻道568
廃墟スポットを32カ所紹介しましたが、いかがでしたか?中には最初は興味がなかったけれど読むに従って、だんだんと北海道や沖縄に行ってでも見に行きたいという方もいらっしゃるかもしれませんね。写真を見ているだけでも、どんどん引き込まれてしまいそうな独特な雰囲気を醸し出しており、ここはどういうところだったんだろう?なんで廃れてしまったんだろう?と想像力をかき立ててしまいますね。もしかすると、いろんな人を惹きつける秘密はここなのかもしれませんね。不思議な魅力が詰まったところばかりですので、ぜひ訪れてみてはいかがですか?今回紹介した場所は、静かにあなたを待っていますよ……。