川崎と聞くと、東京湾岸の埋め立て地に重工業地域が広がる風景を思い浮かべる人が多いかもしれません。「川崎駅」のあるのは確かにその辺です。が、「川崎市」は多摩川に沿って横浜市と東京都の境目に細長く横たわるように位置しており、多くが多摩丘陵の新興住宅地やのどかな田園風景の見られる場所です。
シネコンやショッピングセンター、大型家電店などのビルが建ちならぶ大きな繁華街は、川崎、武蔵小杉などのターミナル駅周辺だけです。それ以外の地域は、ミュージアムや動物園、公園など、家族連れでお出かけするのに丁度いい、ほどほどにユルく、ほどほどに盛り上がるスポットがたくさんあるエリアです。小さなお孫ちゃんとまだまだ元気なおじいちゃんおばあちゃんが楽しめるアクティブな所から、高齢のおじいちゃんおばあちゃんと大きなお孫さんがゆったり楽しむのに丁度いい所まで、選りすぐりのスポットをご紹介します。
小さな子どもたちが大好きなドラえもんの原作者、漫画家の藤子・F・不二雄さんの作品世界が広がるテーマパークです。お孫ちゃんサービスのための場所のように思われそうですが、藤子F先生の漫画家としての足跡をたどる数々の展示や歴代作品にまつわる展示群は、正に、おじいちゃんおばあちゃん、お父さんお母さん世代の人たちが歩んできた子ども時代のヒストリーがいっぱい詰まっています。昔の作品もたっぷり揃った単行本ライブラリーはいくらでも読みふけって構いません。
ドラえもんしか知らない子どもたちよりも、昭和を知るおじいちゃんおばあちゃんのほうが懐かしさにハマってしまうかもしれません。
長きにわたって児童漫画一筋に第一線を歩いてきた藤子F先生の偉大さを改めて思い知るとともに、このミュージアムは、全ての世代の子どもたちが「子ども時代」の原点に還れるタイムマシンでもあるのです。
藤子F不二夫の生涯を垣間見れます。ドラえもんが中心になりがちですが、エスパーまみ、キテレツ、オバQ、パーマンなどの作品(原画やレプリカ)に触れることが出来る場所です。ショップでは限定商品が販売してあったり、著者の作品を見れるスペースもあったり、子供が遊べるエリアもあったりで、カップルのみならず、家族でも一日中楽しめます。また、登戸駅からは無料バスの送迎があり、遠方から訪れる場合でもOK!但し、当館、駐車場がない為、公共交通機関等によるアクセスのみとなる他、入場には事前予約(ローソン等による)が必要となりますので、ご注意ください。
1961年から2013年まで幸区で開館していましたが、東芝ブランド発祥の地川崎駅前に移設、2014年1月にリニューアルオープンしました。身の回りの生活がサイエンス・テクノロジーの発展により、過去・現在・未来、どう変化し、発展していくのかを見せてくれる、科学をテーマにした博物館です。実験見学や体験もできるコーナーもあり、科学と未来を大人にも子どもにも楽しくわかりやすく説明してくれます。小中学生のお孫さんと、まだまだ新しいテクノロジーに興味津々、知的好奇心いっぱいのボケしらずおじいちゃんおばあちゃん向けのスポットです。
駅から直結で、雨の日も安全。駅前シネコン兼ショッピングモールにも繋がっているので、科学館で遊んだ後も、歩かずすぐに休憩もでき、ちょっと体力が落ちてきた高齢者にも優しい施設です。
足腰丈夫で自然派・アウトドア派、というアクティブなおじいちゃんおばあちゃんなら、自然の中を散策しながら楽しめる野外博物館もおすすめです。多摩丘陵の自然が残る生田緑地エリアにある日本民家園は、江戸時代の東日本にあった古民家が25件移築された古民家テーマパークです。こちらは、小学生から社会人まで幅広い年齢のお孫さんも楽しめそうです。
緩いアップダウンのある園内をのんびりお散歩しながら、民家・水車小屋・船頭小屋、高倉、歌舞伎舞台・・・など様々な古民家を見て回るのも面白いです。所々で民具の製作・実演を見られたり、昔話の語りがあったりと、シーズンによりいろいろな催し物もやっているので飽きません。チャレンジャーなご家族なら、出口の西門の所にある伝統工芸館でハンカチの藍染め体験などもやらせてもらえます。
順路の真ん中辺の古民家の1階で営業しているお蕎麦屋さんの人気も高く、春秋の季節には、古民家カフェもオープンしています。
いつ行っても、楽しし場所です。藁ぶき屋根の民家の中をのぞき、昔の人々の暮らしが判ります。囲炉裏など、実際に間近でみれた子供は、喜んでいました。民家の作り方、その工夫など、勉強になることもたくさんあります。散策をゆっくりしてるだけで、充分になごみます。
お孫ちゃんの年齢が小学校低学年以下の若いおじいちゃんおばあちゃんだったら、ぜひオススメなのが、JR川崎駅西口からバスで行ける入場無料の動物園、「夢見ヶ丘動物公園」です。無料といってもバカにできません。シマウマやペンギン、フラミンゴなど、動物園ならではの定番の動物だけでなく、マダガスカル島のキツネザルなどの希少種も多く、全59種440の動物が飼育展示されています。古墳群の中にある動物園で、園内にも小さな古墳がいくつも点在しており、季節の花々も楽しめます。家族でお弁当持ってハイキングに行くにはうってつけの自然動物公園です。
場所はちょっと行きづらく、最寄りのバス停からも10分前後歩きます。(行き方はいろいろありますが私はいつも川崎からバスです。)駐車場もありますが、狭いので使ったことはありません。小さなお子さんがいる方は車のほうがいいかもしれませんね。坂の上にあるので。それでも無料だし、それなりに立派な動物がいますし、広場もあり、遊具もあるという素晴らしさ!春は広場でお弁当を食べている人がたくさんいます。
田園都市線の宮前平駅から徒歩でいける日帰り温泉施設です。源泉掛け流しの天然温泉岩風呂を始め、炭酸ガスを溶かし込んだ日本初の炭酸琥珀湯、スチーム塩サウナ(女性のみ)、6種類の岩盤浴、寝湯、ジェットバス・・・など、内湯も露天も多様なお風呂を楽しめます。マッサージやあかすりなどのエステメニューもいろいろ、半個室空間で和のおもてなしを楽しむお食事処も好評です。首都圏にいながら温泉リゾートに来た感覚で、一日ゆったりのんびりくつろげる施設です。子どもは小学生以上から入館可能ですが、小学生連れ親子より、もう少し大人向けのリラクゼーション処です。お孫さんがボーナスでおじいちゃんおばあちゃんを招待してあげるのもいいかもしれません。
とっても落ち着いた入浴施設。いつでも混んでいます。リクライニングシートにテレビがついている休息所は大人気です。平日午前は空いていても午後にはビッシリ。みなさん、いびきをかいて気持ちよさそうに休まれています。岩盤浴のあるフロアには純粋に横になるスペースもあります。カップルで仲良くスヤスヤとオネムなどもされていますね。また炭酸琥珀湯という炭酸水素が溶け込んだお風呂は血行促進に良いとされていて、この浴槽は人気があります。水泡が身体にじわーーーっとまとわりついて、湯自体はぬるめですがしっかりと汗をかいて爽快になります。アカスリ、ロウリュウ(フィンランドサウナのやり方)、岩盤浴日焼けマシーン、血圧計、超音波メガネ洗浄器、マッサージチェアなどいろいろな設備もありゆっくりとできます。私はもっぱら回数券で楽しんでいます。
素材提供:トリップアドバイザー
シネコンやショッピングセンター、大型家電店などのビルが建ちならぶ大きな繁華街は、川崎、武蔵小杉などのターミナル駅周辺だけです。それ以外の地域は、ミュージアムや動物園、公園など、家族連れでお出かけするのに丁度いい、ほどほどにユルく、ほどほどに盛り上がるスポットがたくさんあるエリアです。小さなお孫ちゃんとまだまだ元気なおじいちゃんおばあちゃんが楽しめるアクティブな所から、高齢のおじいちゃんおばあちゃんと大きなお孫さんがゆったり楽しむのに丁度いい所まで、選りすぐりのスポットをご紹介します。
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム
小さな子どもたちが大好きなドラえもんの原作者、漫画家の藤子・F・不二雄さんの作品世界が広がるテーマパークです。お孫ちゃんサービスのための場所のように思われそうですが、藤子F先生の漫画家としての足跡をたどる数々の展示や歴代作品にまつわる展示群は、正に、おじいちゃんおばあちゃん、お父さんお母さん世代の人たちが歩んできた子ども時代のヒストリーがいっぱい詰まっています。昔の作品もたっぷり揃った単行本ライブラリーはいくらでも読みふけって構いません。
ドラえもんしか知らない子どもたちよりも、昭和を知るおじいちゃんおばあちゃんのほうが懐かしさにハマってしまうかもしれません。
長きにわたって児童漫画一筋に第一線を歩いてきた藤子F先生の偉大さを改めて思い知るとともに、このミュージアムは、全ての世代の子どもたちが「子ども時代」の原点に還れるタイムマシンでもあるのです。
訪れた人の声
詳細情報
■ 基本情報
- ・名称: 川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム
- ・住所: 神奈川県川崎市多摩区長尾2-8-1
- ・アクセス: 小田急線・JR南武線「登戸」駅前から直通バスが楽しいです
- ・開館時間: 10:00~18:00
- ・定休日: 火曜日 ※ GWと夏休みは毎日開館
- ・電話番号: 0570-055-245
- ・予約制: 入館は全て事前申し込みによる予約制です
- 毎月30日に翌々月分のチケットを全国のローソンで発売開始
- ・入館料: 大人・大学生 1,000円、中学・高校生 700円、子ども(4歳以上) 500円
- ・滞在時間: 2時間ごとに入館。入替え制ではないので閉館時間まで好きなだけいられます
- ・公式サイトURL: http://fujiko-museum.com/pc.php
東芝未来科学館
1961年から2013年まで幸区で開館していましたが、東芝ブランド発祥の地川崎駅前に移設、2014年1月にリニューアルオープンしました。身の回りの生活がサイエンス・テクノロジーの発展により、過去・現在・未来、どう変化し、発展していくのかを見せてくれる、科学をテーマにした博物館です。実験見学や体験もできるコーナーもあり、科学と未来を大人にも子どもにも楽しくわかりやすく説明してくれます。小中学生のお孫さんと、まだまだ新しいテクノロジーに興味津々、知的好奇心いっぱいのボケしらずおじいちゃんおばあちゃん向けのスポットです。
駅から直結で、雨の日も安全。駅前シネコン兼ショッピングモールにも繋がっているので、科学館で遊んだ後も、歩かずすぐに休憩もでき、ちょっと体力が落ちてきた高齢者にも優しい施設です。
詳細情報
■ 基本情報
- ・名称: 東芝未来科学館
- ・住所: 神奈川県川崎市幸区堀川町72-34 スマートコミュニティセンター2F
- ・アクセス: JR京浜東北線ほか「川崎」駅西口から徒歩1分
- 京浜急行「京急川崎」駅から地下街と駅コンコースを通って徒歩7分
- ・開館時間: 10:00~18:00(土日祝は19:00まで)
- ・定休日: 月曜日(祝日は開館)
- ・電話番号: 044-549-2200
- ・入館料: 無料
- ・公式サイトURL: http://toshiba-mirai-kagakukan.jp/index_j.htm
川崎市立 日本民家園
足腰丈夫で自然派・アウトドア派、というアクティブなおじいちゃんおばあちゃんなら、自然の中を散策しながら楽しめる野外博物館もおすすめです。多摩丘陵の自然が残る生田緑地エリアにある日本民家園は、江戸時代の東日本にあった古民家が25件移築された古民家テーマパークです。こちらは、小学生から社会人まで幅広い年齢のお孫さんも楽しめそうです。
緩いアップダウンのある園内をのんびりお散歩しながら、民家・水車小屋・船頭小屋、高倉、歌舞伎舞台・・・など様々な古民家を見て回るのも面白いです。所々で民具の製作・実演を見られたり、昔話の語りがあったりと、シーズンによりいろいろな催し物もやっているので飽きません。チャレンジャーなご家族なら、出口の西門の所にある伝統工芸館でハンカチの藍染め体験などもやらせてもらえます。
順路の真ん中辺の古民家の1階で営業しているお蕎麦屋さんの人気も高く、春秋の季節には、古民家カフェもオープンしています。
訪れた人の声
http://www.jalan.net/kankou/spt_14135cc3290030915/kuchikomi/0000485296/?afCd=&ro…
詳細情報
■ 基本情報
- ・名称: 川崎市立日本民家園
- ・住所: 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-1
- ・アクセス: 小田急線「向ヶ丘遊園駅」南口から徒歩13分
- ・開園時間: 3~10月 9:30~17:00、11~2月 9:30~16:30
- ・定休日: 月曜日、祝日の翌日(土日の場合は開園)
- ・電話番号: 044-922-2181
- ・入園料: 一般 500円、高校大学生 300円、中学生以下 無料、65歳以上300円
- ※川崎市内在住の65歳以上の人は無料です。
- ※伝統工芸館は無料で入れます。
- ・公式サイトURL: http://www.nihonminkaen.jp/
夢見ヶ崎動物公園
お孫ちゃんの年齢が小学校低学年以下の若いおじいちゃんおばあちゃんだったら、ぜひオススメなのが、JR川崎駅西口からバスで行ける入場無料の動物園、「夢見ヶ丘動物公園」です。無料といってもバカにできません。シマウマやペンギン、フラミンゴなど、動物園ならではの定番の動物だけでなく、マダガスカル島のキツネザルなどの希少種も多く、全59種440の動物が飼育展示されています。古墳群の中にある動物園で、園内にも小さな古墳がいくつも点在しており、季節の花々も楽しめます。家族でお弁当持ってハイキングに行くにはうってつけの自然動物公園です。
訪れた人の声
http://www.jalan.net/kankou/spt_14132cc3310040501/kuchikomi/0000687950/?afCd=&ro…
詳細情報
■ 基本情報
- ・名称: 川崎市夢見ヶ崎動物公園
- ・住所: 神奈川県川崎市幸区南加瀬1-2-1
- ・アクセス:
- JR京浜東北線ほか「川崎」駅西口しあわせひろばから川崎市営バス
- 【川63系統】新城駅行き、井田営業所行き
- 【川64系統】蟹ヶ谷行き
- 【川66系統】井田病院行き
- 【川83系統】江川町行き
- いずれも「夢見ヶ崎動物公園前」下車
- ・開園時間: 9:00~16:00
- ・定休日: 年中無休
- ・電話番号: 044-588-4030
- ・入園料: 無料
- ・公式サイトURL: http://www.city.kawasaki.jp/shisetsu/category/30-26-0-0-0-0-0-0-0-0.html
宮前平源泉 湯けむりの庄
田園都市線の宮前平駅から徒歩でいける日帰り温泉施設です。源泉掛け流しの天然温泉岩風呂を始め、炭酸ガスを溶かし込んだ日本初の炭酸琥珀湯、スチーム塩サウナ(女性のみ)、6種類の岩盤浴、寝湯、ジェットバス・・・など、内湯も露天も多様なお風呂を楽しめます。マッサージやあかすりなどのエステメニューもいろいろ、半個室空間で和のおもてなしを楽しむお食事処も好評です。首都圏にいながら温泉リゾートに来た感覚で、一日ゆったりのんびりくつろげる施設です。子どもは小学生以上から入館可能ですが、小学生連れ親子より、もう少し大人向けのリラクゼーション処です。お孫さんがボーナスでおじいちゃんおばあちゃんを招待してあげるのもいいかもしれません。
訪れた人の声
詳細情報
■ 基本情報
- ・名称: 宮前平源泉 湯けむりの庄
- ・住所: 神奈川県川崎市宮前区宮前平2-13-3
- ・アクセス: 東急田園都市線「宮前平」駅から徒歩4分
- ・営業時間: 平日 10:00~24:00、土日祝 9:00~24:00(岩盤浴は23:30まで)
- ・定休日: 年中無休
- ・電話番号: 044-860-2641
- ・入館料:
- 大人> 平日 1,240円、土日祝 1,500円
- 子ども> 平日 720円、土日祝 820円
- ※ 小学生未満は入れません
- ※ 平日21:30以降は大人は割引料金 980円
- ※ 岩盤浴、エステ等は別料金
- ・公式サイトURL: http://yukemurinosato.com/miyamaedaira
素材提供:トリップアドバイザー