MIKI Yoshihito
「大野池」は北海道大学の構内にある、かつての湿地を手をかけて再生して整備された憩いの場です。広大なキャンパス内にはポプラやイチョウ並木もあり、特に紅葉の季節には圧巻の風景を創り出します。札幌市内の中心部にありながら豊かな自然を感じられ、学生さんだけではなく市民にも親しまれるこのスポットは、旅行客の方々にもぜひ訪れていただきたいおすすめの観光地ともいえるでしょう。食堂や博物館、ミュージアムショップなどもありますので、散策をしてみるととても楽しめます。ここではその魅力をご紹介いたします。
1.北海道大学の大野池とは?
北海道大学、行かれたことありますか?「日本にもこれだけ自然豊かな素晴らしい環境の大学キャンパスがあるんだ。」と思わずにはいられないniceなキャンパスです。学生さんにはちょっと申し訳ありませんがここは立派な観光スポットの一つですね。さて、その北大キャンパスの中で水音のする憩いの場所があります。「大野池」です。ネーミングはその昔は泥臭い湿地だった池を時間をかけて今の姿に再生されることにご尽力された工学部の大野先生のお名前と冠したものとか・・・。2.北海道大学の大野池の魅力
豊かな緑に囲まれ、水面には睡蓮の花が咲き、水鳥たちが羽を休める・・・大野池はそんな街中のオアシスです。四季を通して季節の移ろいを楽しめる大野池ですが、大野池が一際カラフルに染め上げられるのはやはり秋の紅葉シーズンです。水辺のモミジの葉が黄と赤の間で見事なグラデーションを水面に映し出す姿はただただ感動!の一言です。新緑もよし、睡蓮もよし、紅葉もまたよし!の大野池に是非足を運ばれてみてください。3.見どころ・お勧めスポット
北海道大学のキャンパスは見どころ満載。旅人にとっては札幌で外すことのできないホットスポットです。お勧めポイントを3つご紹介しますね。
1.ポプラ並木
北大といえばポプラ並木。ここはやはり押さえておきたいビジュアルポイントです。1903年(明治36年)に北大の前身であった旧札幌農学校内に実習用に植えたのが始まりと言われています。樹齢約100年にもおよぶポプラの木々が伸びやかに大空へ並び立つ姿とその並木道の空気感は一見一感の価値ありです。2.イチョウ並木・北13条門
北大中央通りを北へ進み、大野池を過ぎた右手の方向にイチョウ並木が姿を現します。東西400m弱の並木道に約70本ほどの大イチョウの木が森閑と並ぶ姿は圧巻です。特に秋、イチョウの葉が黄葉する時期にここを訪れられたらもう最高。大野池周辺の紅葉と合わせて季節の移ろいを堪能できます。3.中央食堂
ここらでちょっとお腹の気持ちを静めたいと思われる向きには北大中央食堂をお勧めします。北大生が推薦する「牛トロ丼」「スープカレー丼」などなど・・・。”旨くて”、”安くて”、”ボリューミー”な学食を食べて気持ちもすっかり学生気分に・・・、なんてね。5.「北海道大学の大野池」についての基本情報
■ 基本情報
- ・名称: 北海道大学の大野池
- ・住所: 北海道大学(札幌市北区北8条西5丁目)のキャンパス敷地内
- ・アクセス: 北海道大学正門までJR札幌駅より徒歩7分
- ・電話番号: 011-716-2111
- ・オススメの時期: 四季折々
- ・公式サイトURL: http://www.eng.hokudai.ac.jp/landscape/?p=5
北海道大学の地図(この下にキャンパスマップ)
北海道大学キャンパスマップ
http://www.hokudai.ac.jp/introduction/campus/campusmap/guidemap.pdf大野池の見どころをご紹介してきましたがいかがでしたか。その魅力を少しでも感じていただけたでしょうか。「大学」と聞くと、地元でない方には入りづらい印象を持たれるかもしれませんが、ここは市民の方にも愛される憩いのスポットですので安心して立ち寄ってみてください。札幌市内の観光の合間に水辺のベンチでひと息つけば、草花や鴨たちの創るのどかな雰囲気に癒やされること間違いなしですよ。北海道でも有数の紅葉が見られる穴場でもありますので、シーズンにお越しの際にはカメラを持って散策してみてはいかがでしょうか。